HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Rくん、余裕の発表会エントリー

2020年11月09日 | レッスン日記(幼児)
Rくん(年長):

♪ピンポ~ン とチャイムが鳴ってドアをあけたら、Rくんがくっちゃくちゃの顔をして、口も思いっきりとんがらして、ひょっとこのお面みたいな顔で入ってきました。

「うわ~、ヘンな顔ー!」

「あははー」

初めてピアノに来た時のオドオドした顔とは大違い!

こんな「おふざけ」ができるようになった。(笑)

発表会で弾くのは「スヌーピーのハッピーダンス」の合奏、それと「ビッグベンのかね」「ハッピーバースデー」のソロ演奏です。

どの曲もアッサリ上手に弾けて、楽譜もナシで大丈夫になっています。

「発表会の曲はもう余裕になったね。いつもの本を出して、そっちもまた進めていこうよ」

先生が言って、「うたえる!ひける!ピアノ曲集1」を出し、目次を見ます。

「ここまではマルがついてるから、弾けてるんだよね。」

「うん」

「じゃ、次は『むすんでひらいて』だね。知ってるよね?」

「しってるよ。むーすーんで、ひーらーいーて・・・」

「よしっ、それじゃ前にやったみたいに、右手で弾く音符は右手で、左手で弾く音符は左手で、リズムをたたくよ」

こうして、右手、左手入り混じったリズムを膝の上でたたき、スリル満点です。

そして、ピアノで弾いてみたら、ちゃんとなめらかに弾けて花マルをつけてもらいました。

「次の曲は・・・『おしょうがつ』だね。知ってる?」

古き良き「文部省唱歌」だからどうかな、と思いましたが、Rくんは「知ってる!もういーくつねると、おしょうがつ~」と、もう歌いだしています。

先生も急いで伴奏をつけ、二人で2番まで歌いました。

「弾けるかな?弾いてみて」と言ったら、Rくんは音符をしっかり見ながら、リズムも正しく左右の手もきちんと使い分け、見事に初見の「おしょうがつ」をなめらかに弾いたので、びっくり。

いつの間にか、こんなにピアノが上達していたのです。

「すごい。じょうずだねー」と先生が感心したら、Rくんは

「これを発表会に弾いてもいいよ?」と言うのです。

なんと、「発表会出ないよ宣言」を撤回するかどうかと、ずっと”泳がせていた”Rくんが、宣言撤回どころか 今や自ら発表会演奏曲をオファーしてくるまでに。

ヒョットコ顔での登場といい、わずか半年足らずで「ハニカミ王子」から見事な脱皮を果たしたRくんでした!

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