HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Sちゃん、お気に入りは「チューリップ」と「おじさんがとおる」

2020年11月18日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年少):

「チューリップ」の歌がお気に入りで、毎回かならずチューリップを弾いてからピアノが始まります。

そして、その「チューリップ」が、毎回、少しずつバージョンアップしています。

一番初めのころは、「ならんだ、ならんだ、赤、白、黄色」の部分だけが弾けて、冒頭の「さいた、さいた、チューリップの花が」の所も「赤、白、黄色」のメロディーで弾いていて、「どの花見ても、きれいだな」の所は、いろんな鍵盤をたたくだけでした。

それが、だんだん「きれいだな」の所にもちゃんとした音で弾ける部分が出てきて... それから「どのはなみても」の所の高低が自然になってきて...

そして今日は、「さいた、さいた、チューリップの花が」のメロディーが正しく弾けて、その上今まで弾いていなかった「どのはなみても、きれいだな」も全部、1本の指で弾いていました。

大好きな「チューリップ」の歌が全部弾けて、Sちゃんはとてもうれしそうでした。

レッスンの方では、「ド」と「レ」の鍵盤と音符を使って「はしのうえで」という歌を弾き始めています。

テキストではなく、先生が楽譜と絵を描いたもので、

 はしのうえで おどろよ、おどろよ、

 はしのうえで わになっておどろ

という前半部分の、「はしの、うえで」というメロディーをドドド、レレレ、と弾く課題です。

後半は 橋の上をいろんな人が通っていく、というシチュエーションなので、先生が 女の子や、男の子や、大人の人や、子犬や、子猫や、いろんな登場人物を描いておいたんですが、Sちゃんはなぜかそのページを歌うのがお気に入りです。

絵をひとつひとつ指さしながら、

おんなのこーが通る、

おとこのこーが通る、

おーじさんが通る、

おーばさんが通る、

こーいぬが通る、

こーねこが通る~

と、全部の人物を歌ってから、最後にとびっきりの大きな声と笑顔で

はしのうえで、おどろよ、おどろよ、

はしのうえで、わになっておどろ! と歌うのです。

歌を覚えたら、次は音符を読み、ピアノで弾く、という流れになっていくのですが、Sちゃん、まだまだ歌を楽しむことでいっぱいのようです(笑)

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イタリア協奏曲、ページとばされるか?!

2020年11月17日 | レッスン日記(大人)

K子さん(大人):

「さあ、『イタリア協奏曲』はどうなるかな?生き延びるか、それとも『ページ削除』か?!」

レッスン開始、K子さんが譜面台に楽譜を広げたと同時にヒバリ先生の第一声。

これには訳があります。

K子さんは、先週、他のページに比べ 大幅に完成が遅れていたページを、「来週、ここが出来てなかったら、この1枚削除!」と宣告されていたのです。

それは、全7ページある「イタリア協奏曲」の中の5ページ目と6ページ目でした。

ちょうど表・裏となる2ページなので、ページの紙は1枚です。

「どうする...? もう、今弾けてないとさすがに無理な段階だから。この、前の部分まで弾き終わったら、2ページ飛ばして、最後のページにつなげる?それなら、なんとかまとめられる」

ヒバリ先生は、苦肉の「救済案」を提案しました。

仮にも「本番」、仮にも「発表会」です。

明らかに弾けていない2ページを、つっかえつっかえノロノロ弾くより、すっぱりあきらめて、出来ている部分をきっちり弾いたほうがいいですから。

そうしたら、K子さんは言ったのです。「きれいな所だから、弾きたい!がんばって練習して!」と。

「よしっ、それじゃあ、猶予(ゆうよ)は来週まで1週間。1週間がんばって練習してみて。もし来週、できてなかったら、その時はこの1枚、削除!」

ということになっていたのです。

そして今日が、その「決戦」の日なのです。

どうかな。

K子さん、弾きました!

後半で、一番練習期間が短かった5ページ、6ページ。

ちょっとやそっと見ただけでは弾きこなせない、細かい16分音符連続のパッセージを、がんばって練習してきました。

まだ完璧とは言えませんが、とりあえず、発表会3週間前の状態としてはセーフの範囲に滑り込んだかな、というくらいには追い付いてきました。

「がんばったねえ」

1週間でここまで追い付いたなんて。

到底ムリだと思ってました。

よしっ、弾こう。

決めました。

今の出来は、他の部分100パーセントに対して65パーセントくらいです。

本番までの期間、よーく練習して、曲全体が同じテンポで、きちんと弾けるまでにしましょう。

がんばって!

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しってる曲からはじめる たのしいピアノレッスン(1)5音の音域

2020年11月16日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

ヒバリ教室では、「うたえる!ひける!ピアノ曲集1」の次くらいに使っています。

内容は大きく3つのチャプターに分かれています。

パート1 中央ドに両手の親指を置き、両手を左右対象に使ってメロディーを弾くスタイル。

パート2 右手=中央ド〜ソ、左手=1オクターブ下のド〜ソに置き、右手のメロディーに左手ド、ソの2音で伴奏をつけるスタイルに。

パート3 右手の音域がシ〜ラ と、元指の上、下それぞれ1音だけ広がる。左手音域はほぼパート2と同じで、伴奏が少しだけピアニスティックになります。

「知っている曲が弾ける」というのは、子どもたちにとってとても嬉しいことです。

童謡や子どもの歌が「簡単に弾ける」とうたわれている楽譜は他にもたくさんありますが、歌うのは簡単でもピアノで弾くと、メロディーの音域が広くて、指を変えたり広げたりが必要で、初心者には弾きづらい曲がけっこうあるのです。

その点この本では、ほぼ元指(もとゆび:5本の指をドレミファソ、と固定した指のこと)か、それに上下1音だけ加えた音域で弾ける曲を選んで編纂(へんさん)されていて、ピアノ学習者にとって無理なく、ゆるやかにバージョンアップしていくことができます。

4、5歳〜小学校低学年くらいのお子さんにどうぞ。

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Rくん、左手『小学生バージョン』にスライド

2020年11月16日 | レッスン日記(幼児)

Rくん(年長)

「さあ、まずは発表会の曲だね!」と、「ビッグベンのかね」、そして「ハッピーバースデー」を弾いてみました。

もう上手に弾けてる。これなら大丈夫だね。

今度、Kちゃん・Mちゃんと一緒にやってみようね。

もう発表会の曲が仕上がったので、ぼつぼつ元のテキストもやり始めることに。

たのしいピアノ・レッスン」の本を開き、「ここまでやったよね」と、目次の、合格した曲のタイトルに丸をつけていきます。

「『ぺんぎんさん』が弾きたいよ」とRくん。

「ぺんぎんさん」は前に弾いたのですが、お気に入りなのです。

「いいよ、じゃ弾いてみよう」

楽譜を見ながら弾いてみたら、前に弾いた時よりずっと上手に弾けてる!

右手も左手も、スラスラと動いています。

「すごいね。いつの間にこんなに上手くなったの?」

「知らない〜」

Rくんは照れながらも嬉しそうです。

「ぺんぎんさん」に花マルが付け足され、さあ、次の曲にいこうね。

「ペンギンさん」の次は

あら、次からは左手を置く位置が変わります。

今までは、両手とも中央ドに1の指(親指)を置き、左右対象に動かしてメロディーを弾いていたのですが、次からは、左手が1オクターブ下のドに5の指(小指)を置き、右手と並行のド、レ、ミ、ファ、ソ、のポジションになります。

しかも左手は、伴奏をするのです。

「左手がお引越しするんだよ。ここに動いて、左手でもドレミファソ、の場所」

Rくん、早速やってみてる。

「ちょっと難しいけど、Rくん、できるねえ。コレね、実は『小学生バージョン』なんだ。今までは『保育園バージョン』だったんだけどね」と、先生はRくんのプライドをくすぐります。

「ぼく、まだ小学生じゃないよ」

「そうよ。それなのに小学生バージョンやるんだから、すごいよね」

Rくん、嬉しさと誇らしさでいっぱいの顔。いきなり新しいポジションに手を置き、弾く気満々です。

ここぞとばかり先生はたたみかける。

「ねえ、見て。次の曲、『うれしい楽しいクリスマス』だよ。ちょうど、もうすぐクリスマスじゃん。弾いてごらんよ」

「そうだね!」

先生に乗せられ、Rくんは、知らない曲だけど、真剣に楽譜を見て「うれしい楽しいクリスマス」を弾いてしまいました!伴奏もつけて。

続いて、またまた知らない曲の「河はよんでいる」も!

ピアノを初めて8ヶ月。Rくん、ここへきて、急にいろんなことがメキメキ上手になってびっくりです。

音符の読み方、指の動かし方、右手と左手の兼ね合い。

来年の春には小学校に上がるRくん、一気に成長したことを感じました。

これから、どんどん上達する予感です。

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お姉さんと一緒に発表会の練習したよ♪

2020年11月15日 | レッスン日記(幼児)

Oちゃん(年長)とTちゃん(小1)は いとこ同士。

月に2回、下北沢のおばあちゃんちで集合して、ヒバリ教室に来ています。

今日は今月最初のレッスン。来月やる発表会の準備がいっぱいです。

まずは、一人1個ずつ使うスズを首にかける、毛糸の長さを決めます。

スズを通した白い毛糸を首にかけて、先生に長さを計ってもらうんですが、毛糸は白い羊みたいにフワフワです。

「キャー、くすぐった〜い」と首を縮めて笑いながら、首の後ろで毛糸を結んでもらいます。

今日は、ちょうどRちゃん(小4)が練習を終わったところで、先生から「Rちゃんだよ」と紹介され、OちゃんTちゃんは恥ずかしそうにしています。

「今からオープニングの練習するんだけど、Rちゃんも一緒に入ってくれない?」

先生がRちゃんに言いました。

「うん、いいよ」

Rちゃんも入って、3人でオープニングの練習が始まりました。

生徒たちが順々に登場して行く流れなので、

「初めは出てないんだから、隠れてて!」と言われ、OちゃんTちゃんはキャッキャと興奮しながら廊下を走っていきます。

「先生〜、2人ともトイレの向こうまで行っちゃったよ?」と4年生のRちゃんが笑っているので廊下を見たら、ほんとだ。2人の影も形もない。

「はいはい、じゃ前奏がかかったら、スズをシャンシャン鳴らしててね。出番になったら合図するから歩いて来て。Rちゃんはすぐ出ていくけど、OちゃんTちゃんはついていかないでね。2人はもっと後だからね」

「はぁーい」

こんな風にしてにぎやかにオープニングが終わり、次にOちゃんとTちゃんが弾く「おふねにのって」を練習しました。Rちゃんは打楽器のギロで参加してくれます。

その他の伴奏は先生が代役して、いい感じにできました。

「すごいじょうずになったねー。お家でたくさん、練習したの?」

先生に褒められて、OちゃんもTちゃんも、「練習してきた!」と元気に答えました。

これなら、発表会でうまく出来るね。

最後はフィナーレの練習です。

OちゃんとTちゃんは打楽器、Rちゃんはリコーダー、それぞれの楽器でフィナーレの曲に合わせます。

今日のレッスン、OちゃんTちゃんは、4年生のRちゃんに入ってもらって上手にでき、RちゃんもOちゃん・Tちゃんを見て「かわいい(^^)」と楽しそうでした。

年齢の違う仲間と接することで、下の子はお姉さんを見習い、上の子は下の子に分かるようにリードしたり、自分は年上だという自覚や自負を持ったりして、お互いにとても良い影響があります。

きょうだいが少ない現代、こうしてレッスンの中で違う年齢同士での交流ができるのも良い経験だと思います。

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子どもに練習させるには -その6.上手な所だけに目を向ける-

2020年11月15日 | 音楽のツボ

さっきの記事の続きです。

子どもがピアノの練習を嫌がらず、なんなら喜んで練習するための裏ワザ、その2。

それは「ダメな所をけなすのではなく、できた所だけ褒める」という「逆転の発想」です。

とかく大人の人は、子どもにあれこれ注意したくなってしまう傾向があります。

ピアノを練習しているときに「今の音、間違ってるよ」「つっかえてばっかりね」「もっとたくさん練習しなさい」など、ケチばかりつけられては、子どもじゃなくてもイヤになって「文句ばっかり言われるからもう弾かない」あるいは「お母さんの見てるところでは弾かない」となってしまいます。

たどたどしいピアノに、叱咤激励(しったげきれい)したりアドバイスしたりしたくなるお気持ちはわかりますが、効果はないので言わないほうがいいです。

代わりに、できた所にだけ目を向けて「褒める」。これは効果があります。

まず、「自分からピアノに向かった」ことで、1ポイント。「自分からピアノ練習するなんて感心!」と褒める。

たどたどしく弾いてるピアノ、例えば4小節弾いたうち3小節下手でも、最後の1小節の半分でも間違えずに弾けるところがあれば、「ここがきれいだね!」と褒める。

探せば、褒める所は案外見つかるものです。

褒められると嬉しいので、子どもはもっと弾くようになり、その結果、下手だった部分まで上手になってしまったりします。

間違いや出来ないところに目を向けて、それを指摘し直させるというのが普通の認識ですが、そこを逆に「上手な所を見つけ、そこだけ褒める」という方式にするのです。

間違いを直したりアドバイスしたりは教室でしますので、ご家庭では、どうぞ「褒め役」に徹してみてください。

きっと良い効果があると思います。

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子どもに練習させるには -その5.魔法の裏ワザ-

2020年11月15日 | 音楽のツボ

過去記事の「子どもに練習させるには」というところにアクセスをいくつかいただいていまして、みなさんお悩みなのかなー、と感じています。

そのことについて私が書いた意見やアイデアなの日記が下記です。(一度に書ききれず、4回の連載になってしまってます)

子どもに練習させるには -その1「練習しなさい」と言わないで-

子どもに練習させるには -その2.「指示待ち」の子にならないように-

子どもに練習させるには -その3.楽しく練習する工夫-

子どもに練習させるには -その4.子どもの価値観、大人の価値観-

上記の記事は3年前のものですが、今読み返してみて、書き落としていた事がいくつかありましたので、それを追記したいと思います。

実は、子どもにピアノを弾かせる魔法みたいな方法があります。

それは「ママが自分で弾くこと」です。

上手に弾く必要はありません。

ただピアノに向かって、1本指や探り弾きで童謡や聞き知ったメロディーなどをポロンポロンやってると、不思議なことにさっきまでピアノに目もくれずゴロゴロしていた子どもが寄ってきて、横から手を出してきたり、チャチャを入れたり、そのうち「貸して!」とピアノを横取りして弾き始めます。

人のやってることは、なんか面白そうなのでやりたくなってしまうものです。

子どもの、この習性を利用するのです。

事実、大人の生徒さんでお子さんのいる方たちの「なかなか練習時間が確保できない」理由の一つに「練習始めると、子どもが寄ってきてピアノを取られてしまう」というのがあるくらいです。

試しにやってみてください。

お子さんはピアノをひくようになる、ついでにママもピアノを楽しめる、と一石二鳥ですよ。

「子どもに練習させるには、大人が練習する」という逆転の発想ですが、次の記事でもう一つ、逆転の発想をお伝えします。

子どもに練習させるには-その6.上手な所だけに目を向ける-

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理想的な指のフォームは、関節が全部出てること。

2020年11月12日 | 音符・楽譜・テクニック

Kさん(大人・男性)

いつも、音階やアルペジオなどを軽く弾いて指慣らしをしてから、曲のレッスンに入りますが、その「エクササイズ」時間を使って、打鍵の仕方や指の形などの訓練を取り入れています。

ピアノを弾くとき、指の形は 第1、第2、第3の「全部の関節が出ている」のが良いフォームです。

けれど、初心者の人や小さいお子さんなどで、「関節が逆に入ってしまう」ケースがけっこうあります。

多いのは第1関節(一番指先の関節)が反ってしまう形、それと親指の付け根の関節がペコンと引っ込んでしまう、俗に言う「まむし指」です。

Kさんは、親指の関節はしっかりしていてとても良いのですが、気をつけていないと第1関節が折れてしまいがちです。

これを直す方法を、いくつかご紹介しますね。

1.  片方の手で「ゲンコツ」を作り、もう片方の手(矯正したい手)を、そのゲンコツを握るように、そっとかぶせます。

すると、ほら、かぶせている手は、全部の関節が出て、まあるいフォームのきれいな形ができていますね。

そうしたら、ゲンコツの手を、そーっと下に抜きます。矯正されてきれいな形を作った手はそのまま、形状記憶を保ちます。

手を変えて、同じようにまあるい形を作りましょう。

こうして、思いついた時に「ゲンコツを握る」ことで、手にフォームを覚えさせていきます。

 

2. 壁に向かって「指立て伏せ」の体制を取り、すこーし重みをかけてみます。この時、関節が折れないように。

すべての関節が出た、まーるいフォームの手を保ちながら、負荷を強めていきます。

上記のような方法で、根気よく理想の手を目指します。

手や指のフォームは一朝一夕には直りませんが、時間が空いたとき…たとえば 電車の待ち時間、湯船に浸かりながら、など暇があれば、地道に訓練を繰り返しましょう。

塵(ちり)も積もれば山となる。

石の上にも3年。

理想の音色が理想の手から紡がれる。

理想の音色を目指してがんばりましょう。

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三人そろって「スヌーピーのハッピーダンス」練習

2020年11月11日 | レッスン日記(幼児)

保育園の仲良し同士、Kちゃん(6歳)・Mちゃん(6歳)・Rくん(6歳)。

三人とも、今年からヒバリ教室でピアノを始めました。

Kちゃんが冬、Rくんが春、そしてMちゃんが夏の初めからです。

そして秋が過ぎ、もうすぐ冬。三人そろって、12月のクリスマス発表会にデビューします!

三人が一番楽しみにしているのは、そろって合奏する「スヌーピーのハッピーダンス」。

今日は、Kちゃん・Mちゃんのレッスン時間に、Rくんも来てもらって、三人いっしょに練習することになりました。

三人がみんな揃って弾くのは今日が初めてです。

きっと、みんな大はしゃぎだろうな・・・と思ってたら、♪ピンポ~ン とチャイムが。

来た来た、来ましたよ。三人そろって。

もう、外でキャッキャとはしゃいでいる声が、部屋の中まで聞こえています。

引率してきてくださったMちゃんママ、ご苦労様です (^^;

教室には、三人が使うキーボードが、3台並べてあります。

「うわー、いっぱいある!」

「どれで弾くの?」

「私はどれ?」

と大騒ぎ。

「Kちゃんはこの楽器。Mちゃんはこれね。Rくんは、この楽器の右側。左の方でCちゃん(小3)が伴奏するから」

「Rくんは二人で弾くの?」

「そう。ほんとは1人1台ずつなんだけど(コロナだから)、RくんとCちゃんはきょうだいだから、ま、いいかなってことで」

一人ずつ、担当する楽器を知らせて、弾き始めの鍵盤位置を教えて、

「弾く所に目印のシール貼っとく? はい、Mちゃん、スヌーピー色の犬のシール」

「あ~、カワイイ。私もスヌーピー色がいい」

「もっとあるかな、犬のシール」

やっとスタンバイができ、さあ、どんな音で弾こうかな。キーボードはいろんな音が出るからね。

トランペット、バイオリン、ジャズオルガン、なんでもできるよ?

あれこれ音を出してみたのですが、意外にも全員、オーソドックスな「ピアノの音」がいい、というチョイスでした。

音色が決まって、先生がエレクトーンで伴奏の音を出して、さあ、弾くよ!

♪ ドレミ、ミレド、レードー、 ドレミ、ミ~

うん、なかなかいいです。最後のポーズも決まった!

次は、メロディーベルを持ち、スズを首から下げて、オープニング「ウィンター・ワンダーランド」の練習です。

「みんな、順番に出てくるから、初めはいないんだよ。いなくなってて!」

「わぁ~い」

全員、廊下を玄関近くまで走って「いなくなり」、エレクトーンから流れ始めたイントロの間、「ク、ク、ク・・・」と笑いをこらえながら待機。

「はいっ、出てきて!」の合図で、シャンシャンスズを振りながら登場。先生の合図に従ってメロディーベルを鳴らし、最後はみんなで、ジャーンと鳴らしておしまいです。

グループ演奏の練習が済んで、いよいよ一人ずつのソロの練習。

それぞれ、自分の曲は大分弾けるようになってきましたが、発表会では三人が入れ替わり立ち替わり、メドレースタイルで弾くことになるので、順番通りにうまく登場する練習も。

大はしゃぎのうちに合同練習は終わりました。

初めての発表会ですが、三人のテンションはぴったり合っているので、本番も楽しい合奏ができることは間違いありません。

本番に向けて、ますます盛り上がっていくKちゃん、Rくん、Mちゃんです。

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ゴーゴーピアノ 1

2020年11月11日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

とても小さい生徒のための「楽譜の本」です。

小さい生徒たちも「自分の本」を持ち、「楽譜を見てピアノがひける」ということに大きな喜びと達成感を感じることができます。

3歳ぐらいから使えて、この1冊、全25曲通してド、レ、ミ、の3つの音しか使いません。

巻末にド、レ、ミ、と4分音符、2分音符、4分休符の「おんぷカード」があって、切り取って使えるので便利です。

全音符だけを用いて、五線と音符の位置関係をおぼえていくスタイルで、弾こうと思えば、一度にたくさんの曲が弾けてマルがもらえます。

ひとつの歌に対して、リズム譜と五線の音符と2種類が書かれていますが、生徒の年齢や理解度に応じて指導すればよく、必ずしも全部この通りにやらなくてもいいと私は思います。

かわいい、けれど大仰でないイラストがついているのも、小さい人にはうれしいことですね。

色を塗ったり、イメージをふくらませたりしながら、楽しんで曲を弾けます。

「ゴーゴーピアノ1」に続いて、同じシリーズの「2」と「3」もあります。

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Sちゃん「ド」と「レ」の音符を弾いてます

2020年11月11日 | レッスン日記(幼児)

Sちゃん(年少)

玄関を開けたら、入ってきたSちゃんのおでこのまん中に、大きなシップが貼ってありました。

びっくりして「どうしたの?」と聞いたら、幼稚園でぶつけたんです、とお母さんが教えてくれました。

そのせいかどうか、先週よりちょっと元気がないかな、と思ったので、玄関の手すりにたくさん並べてかけてあるスズを見せました。

「ほら、スズがいっぱいあるよ。Sちゃんのもあるんだよ」

クリスマス発表会のため、生徒一人一人の名前を書いたスズを玄関に並べてあるのです。

Sちゃんは、残念なことに発表会の日が幼稚園の行事とかぶっているとのことで、今年は発表会に出られないんですが、Sちゃんのスズもちゃんと並んでいます。

ピンクのスズを手に持って、Sちゃんはレッスン室に入りました。

そのままリズム打ちのレッスンにはいり、Sちゃんはスズで先生のカスタネットのリズムを真似しました。

音を真似るだけじゃなく、今日は動きも入れてみました。

「タン、タン、ターアン」というリズムに合わせて、手を大きく虹のように弧を描いて動かしたり、

「タン!タン!」と言いながら、手を上!下!と動かしたり。

Sちゃんも上手に真似して、楽しそうに笑っています。

よしっ、元気出たかな。

今日は、ピアノで「はしのうえで」という歌を習いました。

「ド」と「レ」、2つの音を 読んだり弾いたりする練習です。

先生のピアノと歌に合わせてSちゃんも元気に歌い、「ドドド!」「レレレ!」とピアノも弾きました。

「この前あげた『ゴーゴーピアノ』も弾いてみよう。本を持ってきて」と、先週あげた「ゴーゴーピアノ」の楽譜を開いたら、アイスクリームのさし絵のついたページを見て「この歌ひく!」とSちゃんが言いました。

ドとレの音を弾く練習曲なので、ちょうどいい。

「いいよ。これ弾いてみよう」

一つ一つ音符を見ながら、ド、レ、ド、ド、と弾いていき、最後まで弾くことができました。

「次はこれ!」

Sちゃんが開いたのはチューリップの絵のついたページ。

「チューリップだね!でも、これミまであるよ。大丈夫?」

「いいの。これがいい」

Sちゃんはどうしても大好きなチューリップの歌を弾きたいんだよね。

ミの音も、先生に手伝ってもらって読みながら、「チューリップ」の歌を弾きました。

「ゴーゴーピアノ」の本では、この1冊を通してド、レ、ミ、の3つの音を読んで、弾けるようにレッスンしていきます。

必ずしも最初から順を追って習わなくてもいいので、たくさんの歌を弾いていきましょう。

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片手で弾ける!Disney(ディズニー)メロディーズ・ベスト

2020年11月10日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

Mちゃん・Lちゃん・Cちゃんたち「美女と野獣」合奏チームのみんなが使っている楽譜集「片手で弾ける!Disneyメロディーズ・ベスト」をご紹介します。

小学生の生徒たちも、初級レベルを過ぎるころからはそろそろコード奏法をどんどん練習してもらいたいと思うのですが、なかなか、その年齢の生徒に合う楽譜集がありません。

楽器店、ネットなどで始終さがして、ようやく見つけたコレはなかなかいいです。

【よい点】

1.みんなが知っているディズニー曲がたくさん出ている。昔からの定番曲「星に願いを」や「チムチムチェリー」「ハイホー」などばかりではなく、「アナ雪」から何曲か、「モアナと伝説の海」や「ラプンツェル」など新しいアニメの曲、またディズニーランドの曲なども収録されているところがすばらしい。

2.弾きやすくシンプル化されたメロディー譜だけなので、ピアノ初心者もがんばって弾くことができる。また、余計なアレンジがされていないので自由に弾くことができるため、初心者に限らず誰のニーズにも「メモランダム」として応えられる。

3.オリジナルキーにかかわらず、全曲ハ長調(イ短調)の、調合がないキーになっているので、初心者でも弾くことができる。

4.コードネームがついているので、生徒のレベルに合わせて伴奏をつけられる。アレンジの学習にも使える。

【ちょっと困る点】

1.音符にド、レ、ミ... 等のカナが振ってあるので、楽譜の読めない人、読む必要のない人にとっては有難い点なのだと思うけど、レッスンで使う際には邪魔。読譜学習のさまたげになる。

2.キーが全部ハ長調(イ短調)なのは、簡単に弾ける反面、歌う時とか、初心者以外の人にとっては、声に合わなかったり、オリジナルとかけはなれた印象になったりする。全曲ハ長調ではなく、オリジナルキーに近い高さで シャープ、フラット、それぞれ1つか2つ付くぐらいまでのキーで書いていてくれたらなあ・・・と思います。

3.コードネームがついているのはすごく嬉しいんですが、コードネームだけ、薄いグレーで印刷されていて、しかもフォントが小さい。見づらい。もっとよく見えるようにして。また、コード設定が高度すぎて、初心者には難しい。sus4とか onC とか、M7 とか、add9とかは難しいので、シンプルなコードのみで十分。

音符にカナが振ってあったり、シンプル化してあったりと、楽譜が思い切り簡単なのに、なんでコードがこんなに高度なんだろ?(コードがコード、なんちって)とブツクサ言いながら、よーく楽譜を見てみたら、そうか、「『片手で』弾ける」なんだ!

片手で弾く、ってことは、自分で伴奏なんかしないんだね?!コードネームは、伴奏してくれる他の誰かのためのものなんだ。

だから、オリジナルコードだったり、見えないほど薄いグレーだったり、つまりコードネームは「オプション」だったのだ。

それで分かりました(笑)

初心者向きのような、でも上級者向きのような、なんかどっちつかずみたいな感じもありますが、それを差し引いてもこれはなかなか使える楽譜だと思います。

ヒバリ教室の生徒たちには「音符のカナは見ないように」と言っています。どうしても見てしまう生徒だったら、カナをホワイトとかで消してしまう、とかにしてもいいし、ピアノ学習者じゃない一般の人なら、カナを見てでも弾けたら楽しいんだから、いいんじゃない?と思いますし。

普通、「やさしいディズニーピアノ楽譜」として市販されているものは、単純な伴奏譜がついていたり、無駄に難しいわりに素敵じゃない(センスのよくない)伴奏がついていたり、と、つまらないものがほとんどですが、この楽譜は余計な伴奏がついていない分、小学生の生徒でもコードさえ教えてあげれば、簡単に弾けて、しかも映画のイメージそのままだ!と満足感が得られます。

たとえば「美女と野獣」にしても、最初はコードを押さえるだけの伴奏で満足でき、少し上級になってきたら、今度はもう少し凝った伴奏にして再度楽しみ、もっと上級生になったら、もっと高度なアレンジで・・・と、いつまでも、何度でも新しい弾き方で楽しむことができます。まさに「いつも、何度でも」なのです(笑)

「リードシート譜(コード付きメロディー譜)」は、そういう使い方で一生使える、また、何通りにもつかえる、とてもとても便利な楽譜スタイルなので、ぜひ、皆さんに使っていただきたいです。

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MちゃんLちゃんCちゃん「美女と野獣」合同練習

2020年11月10日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5)、Lちゃん(小5)、Cちゃん(小3)三人で合奏する「美女と野獣」の合同練習をしました。

いつもは「本番はもう1台キーボード出すんだけど、今日はこれで代用ね」とかやっていたんですが、今日は「もう一つのキーボード」も出して並べたので、狭いレッスン室がいっぱいになり、パーカッション担当のCちゃんは 鉄琴・シンバル・ウィンドチャイムごとレッスン室から押し出され、廊下で演奏となりました(ゴメンね)。

演奏が始まったら、廊下からジャジャジャ~ン♪ とおごそかなシンバルが響いてきてwww

お笑い風景とは反対に、小学生女子トリオによる「美女と野獣」は、うっとりするような美しい演奏に仕上がっています。

本番で、どんなに素敵になるか楽しみだ。

「美女と野獣」のあとは、他に低学年の伴奏をフォローしている「おふねにのって」、「スヌーピーのハッピーダンス」、そしてオープニングの「ウィンター・ワンダーランド」の練習もしました。

先にソロ曲「エリーゼのために」のレッスンを終えていたMちゃんがここで練習UPして帰宅し、残ったLちゃんとCちゃんでフィナーレ「よろこびの歌」のリコーダー練習をしようとしたのですが、どうしても笑ってしまい、笑うとリコーダーの音が ♪ヒョロロロ~ とかになって、曲にはなりませんでした(笑)

リコーダーって、吹こうとするとなぜか笑っちゃうんだよね。なんでだろ・・・

合奏のほかに、三人ともソロのレッスンがありましたが、発表会本番まで1か月を切って最終ラウンドにかかったので、ソロのレッスンはいつになくきびしみが増してきました。

これからラスト1ヶ月の仕上げが演奏の良し悪しを決めます!

がんばろう!

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Rくん、余裕の発表会エントリー

2020年11月09日 | レッスン日記(幼児)
Rくん(年長):

♪ピンポ~ン とチャイムが鳴ってドアをあけたら、Rくんがくっちゃくちゃの顔をして、口も思いっきりとんがらして、ひょっとこのお面みたいな顔で入ってきました。

「うわ~、ヘンな顔ー!」

「あははー」

初めてピアノに来た時のオドオドした顔とは大違い!

こんな「おふざけ」ができるようになった。(笑)

発表会で弾くのは「スヌーピーのハッピーダンス」の合奏、それと「ビッグベンのかね」「ハッピーバースデー」のソロ演奏です。

どの曲もアッサリ上手に弾けて、楽譜もナシで大丈夫になっています。

「発表会の曲はもう余裕になったね。いつもの本を出して、そっちもまた進めていこうよ」

先生が言って、「うたえる!ひける!ピアノ曲集1」を出し、目次を見ます。

「ここまではマルがついてるから、弾けてるんだよね。」

「うん」

「じゃ、次は『むすんでひらいて』だね。知ってるよね?」

「しってるよ。むーすーんで、ひーらーいーて・・・」

「よしっ、それじゃ前にやったみたいに、右手で弾く音符は右手で、左手で弾く音符は左手で、リズムをたたくよ」

こうして、右手、左手入り混じったリズムを膝の上でたたき、スリル満点です。

そして、ピアノで弾いてみたら、ちゃんとなめらかに弾けて花マルをつけてもらいました。

「次の曲は・・・『おしょうがつ』だね。知ってる?」

古き良き「文部省唱歌」だからどうかな、と思いましたが、Rくんは「知ってる!もういーくつねると、おしょうがつ~」と、もう歌いだしています。

先生も急いで伴奏をつけ、二人で2番まで歌いました。

「弾けるかな?弾いてみて」と言ったら、Rくんは音符をしっかり見ながら、リズムも正しく左右の手もきちんと使い分け、見事に初見の「おしょうがつ」をなめらかに弾いたので、びっくり。

いつの間にか、こんなにピアノが上達していたのです。

「すごい。じょうずだねー」と先生が感心したら、Rくんは

「これを発表会に弾いてもいいよ?」と言うのです。

なんと、「発表会出ないよ宣言」を撤回するかどうかと、ずっと”泳がせていた”Rくんが、宣言撤回どころか 今や自ら発表会演奏曲をオファーしてくるまでに。

ヒョットコ顔での登場といい、わずか半年足らずで「ハニカミ王子」から見事な脱皮を果たしたRくんでした!

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JKトリオ、シングシングシング練習

2020年11月07日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高2)、Nちゃん(高1)、Mちゃん(高1)の「JK」トリオ。

発表会で合奏する「シング・シング・シング」の合同練習のために集まりました。

夕方から30分ずつの時間差をつけて集合、各自のソロのレッスンをしながら、最後に三人揃った時点で合奏練習をしよう、という流れです。

まず、最初に来たのはNちゃん。

「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」のボサノヴァバージョン、今日は、テンポの安定のため、オートリズムのボサノヴァをかけながら、それに合わせて弾く練習をしました。

クールで、それでいてふんわりとしたボサノヴァテイストが、ずいぶんよく表現できるようになってきたと思います。

リズム付き練習がまとまってきた頃にSちゃんが来たので、レッスンを交代します。

Sちゃんのソロは「ラプソディー・イン・ブルー」です。

「そうだ、ちょうどいいから、Sちゃん、ラプソディー弾いてごらんよ。Nちゃんに聴いてもらって」と先生が思いついて、「えー、無理無理無理〜」などといいつつも、Sちゃんが弾き、「なんでそんなに緊張するの。Nちゃんが見てるだけなのに」と先生から呆れられ、「まっ、緊張の練習ができてよかった。じゃNちゃんも弾けば。Sちゃんに見てもらって」という流れで、Nちゃんももう一度オートリズムをかけながら弾き、交代交代に「ギャラリーの前で弾く練習」をしました。

突然振られたにもかかわらず、SちゃんもNちゃんも もう暗譜もできていて、堂々とした演奏だったので、さすがだなーと思いました。

一人一人にいくつかのアドバイスをして、ソロ曲のレッスンを軽く終えたところへMちゃんが到着しました。

これでJKトリオ全員そろったので、早速「シング・シング・シング」の練習に入りました。

Mちゃん第1キーボード、Sちゃん第2キーボード(バッキングとリズム)、Nちゃんピアノというチーム構成です。

このメンバーでのトリオはもう3年目。

おととしの「ロック・アラウンド・クロック」、去年の「イン・ザ・ムード」、そして今年の「シング・シング・シング」と、毎年ビッグ・バンド・ジャズスタイルの曲を弾いてきています。

もうスィング・ジャズのスタイルにも慣れ、お互いの呼吸もわかっているので、弾き始めたらたちまち息の合ったプレイが展開します。

1〜2度弾いたらすぐOKが出て、そのあとは去年の発表会で使ったカンカン帽のリボンを、今年はどの色にするか選び、練習UPしたSちゃんとNちゃんが帽子とリボンを持って(かぶって)帰ったあと、Mちゃんが「悲愴第三楽章」の大詰めレッスンをしました。

悲愴の第三楽章は、細かい音の速いパッセージがいっぱいで、指がとても大変です。

冒頭に現れ、その後も何度となく登場する「テーマ」部分に、1箇所、指がもつれやすい箇所があって、Mちゃんもそれで苦労していたのですが、今日はその部分を集中的にレッスンして、うまく弾けそうな手がかりを得ました。

併せて、テンポをもう少し上げてごらんよ、というミッションも発令されました。

テンポを上げると、一層引き締まった演奏になる予定です。

ヒバリ教室最上級生チームの「JKトリオ」、3人とも実力・貫禄充分です。

本番、上級生の実力を見せてがんばってほしいです。

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