そうなんだ。

外国語で知ったこと。

コケティッシュ   英語

2012-01-17 13:00:00 | 語学
日本で使われている外国語は辞書を引かなくても、 なんとなく
ニュアンスが解ります。
しかし、 たまにトンチンカンな思い込みをしている事があります。

私の場合は 英語の “コケティッシュ”。

例えば、 “コケティッシュな女性のイメージ” のフレーズは
“コケ” の部分から、 “ズッコケ” を連想し、 
“ちっぴりドジでおどけた愛すべき女性のイメージ” と
解釈していました。 

全然違いました。

「coquettish」(コケティッシュ)
・・・ なまめかしい ・ 媚をみせる 《男の気をひこうとする》

セクシー派の言葉だったんですねぇ。

フランス語にも似た単語があります。

「coquet」(コケ)・・・粋な ・ 色っぽい ・ しなを作った

綴りの 「que」 から見ると、 フランス語由来かもしれませんね。

どちらにしても、 “ズッコケ” は関係ありませんでした。
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ルンペン   ドイツ語

2012-01-16 13:00:00 | 語学
一体、 いつ ・ どこで ・ どうやって覚えたのか
記憶にありませんが、 今でも歌えます。

♪森トンカツ、 泉ニンニク、 かーコンニャク、 まれテンプラ
静かニンジン、 眠ルンペン、 ブルーブルーブルーシャトウ♪

“ブルーコメッツ” の替え歌だそうですが、 この“ブルーコメッツ”
自体は知りません。

“ルンペン” は以前、 《浮浪者》 の意味で使われていた時期があります。 
最近では聞きません。
ルンペンはドイツ語です。

「Lumpen」(ルムペン)・・・《汚い》 ぼろ切れ ・ ぼろの服

今では、 “ホームレス” で呼び名は統一されています。

英語の 「homeless」(ホームレス) は、
“家がない” とわかり易く、“運悪く、 こうなちゃった” 感もあります。 
日本語の“浮浪者” や “乞食” ほど差別的な単語に聞こえません。
NHKアナウンサーもこの単語を使っています。
 

みち子さんの実家は農家で、 昔は “お貰(もら)いさん” が、時たま訪ねてきたそうです。
お母様がおにぎりや小銭などを渡していたそうですが、 入れ違いに農作業服姿で帰宅途中
のお父様は、 “お貰いさん” から 「もらえるぞ。」 と声を掛けられたとか。

可笑しそうに話す、 女子高生時代のみち子さんを記憶しています。
間違えられたお父様はお気の毒ですが、 都内に暮らしていた私にとっては、
初めて聞く呼び名だった “お貰いさん” なる人が、 戸別訪問するのも驚きでしたし、
見知らぬ訪問者におにぎりを握って渡す、 おおらかなお母様にも
かなり驚いた事を覚えています。



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ブレーン   英語

2012-01-13 13:00:00 | 語学
大学時代、 一般教養で学ぶ心理学の講義中。
「空腹感はどこで感じるのでしょうか?」
と教授が質問し、 私が指名されました。

「脳 (ノウ) です。」 

「その答えは、 “イエス” です。」 と教授。

仮に答えが違っていた場合、 「その答えは、“ノウ”(脳) です。」 と
おっしゃるであろう事はミエミエですが、 例年の運びなのでしょう。
果たして学生にウケた年度はあったのか、 と感じるのは? 
「“ノウ”(脳) です。」

英語で脳は
「brain」(ブレーン)・・・脳 ・ 知的指導者

カタカナ表記で (ブレイン) でも、 英語の綴りは同じです。
“コーヒーブレイク” でも “コーヒーブレーク” でも同じと一緒。
キムタク主役のドラマは 《ミスター ブレイン》 と表記していました。

政府 ・ 政治家などの相談相手となり、 各専門分野について
助言する知能顧問団を “ブレーントラスト”、 略して “ブレーン” と言います。

「彼には優秀なブレーンが付いている。」 

山本勘助は武田信玄のブレーン。 (NHK大河ドラマより)
お百姓出身の豊臣秀吉は、優秀なブレーンを何人も抱えていました。 
竹中半兵衛 ・ 黒田勘兵衛 ・ 石田三成 ・ 千利休。
小泉元首相の代表的ブレーンは、 竹中元大臣だと言われていました。

野田首相(でしたよね?) も優れたブレーンを確保して、 
持てる力を発揮して下さい!
今回の内閣改造人事、 まずは腕の見せ所です。




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セイウチ   ロシア語

2012-01-12 13:00:00 | 語学
違いがわかります?
あざらし ・ セイウチ ・ アシカ ・ おっとせい ・ とど。
・・・調べました。

“あざらし” は、 耳の穴だけで、 耳たぶがありません。  
頭が丸くて、 ツルっとしたイメージ。
前足が小さいです。 多摩川や荒川に出没して、 話題になりました。
漢字で 「海豹」 と書きます。

“セイウチ” は、 やはり耳たぶがありませんが、 2本の牙が長いので
可愛いという感じじゃないです。 これは、 ロシア語です。

「sivuch」・・・セイウチ


“アシカ” は、 耳たぶがあります。 前足がひれ状で発達しています。
水族館のアシカショーで拍手をする仕草やキャッチボールをする姿を見ます。 
これは、 アイヌ語だそうです。

“オットセイ” と “とど” は、 アシカ科でアシカの仲間です。
“とど” はドテっとしていて、 オスの体重は1000キロもあり、
これらの中で一番巨大です。
「トドの昼寝みたいだ。」 などと言いますよね。
まぁ、 私は身体が小さいので言われたことありませんが。

なんとなく、 区別がついてきました。

ご注意下さい。
「トドのつまり」 この “トド” は、 魚の “ボラ” が成長した
呼び名ですので、 アシカの仲間の “とど” では、ありません。
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ルーペ   ドイツ語

2012-01-11 13:00:00 | 語学
若い頃、 運転席に座った時だけメガネを掛ける彼 (?) の姿に
ドキっとさせられた事ありませんか?
やけに大人っぽく見えた事、 違う一面を自分だけ知った気がする事。
・・・で、 ちょっぴりイメージアップ。

年配の男性が、 本や新聞を読んだり、 調べ物をする時だけ眼鏡を
掛ける姿にも好感が持てます。 知的に見えるので、 これもイメージアップ。

私は近眼です。 「もう、 外見は気にしなくていいかな?」 と思った辺りで、 
コンタクトレンズから、 お手入れ不要のメガネに変えました。 
その後は、 写真撮影の時だけメガネを外します。 何故って・・・
♪ 女~ 心の~ 未練~ でしょう~。♪ か・・・。

“実は 《読書用メガネ》 を持っている。” という友人の告白がボチボチ
聞こえてくるようになってきました。、
近眼の私にとって老眼鏡は、 かえって見づらいので必要ありません。
しかし、 小さい文字やプリクラを見せられた時には助けがあると楽です。 
ルーペを持っています。 携帯用で豆ランプ付きです。
ルーペはドイツ語でした。

「Lupe」(ルーペ)・・・ルーペ ・ 拡大鏡 ・ 虫めがね

観察している物にもよりますが、 日常生活で虫めがねを使う姿は
あまり美しくありません。

知り合いの前で使う時に 「あら、よく見える。」
と、 解りきった感想をわざわざ口にして、 「使う?」 などと促すことも。
これは、 ルーペ仲間に引き込もうという心の動きでしょうか。
皆で使えば恐くない。

そう言えば、 食事会の時、 「よく見えるから、 とにかく掛けてみて。」
と“マイ読書用メガネ” を全員に回した友人もいましたっけ・・・。



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