巡査長に退職金支給せず 両親が受け取り辞退(共同通信) - goo ニュース
キャバレー勤めの娘さんに入り上げ、付きまとい、ついには射殺した上、自分も自殺した中年の独身警官による愚かしくも恐ろしい事件があった。
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警視庁は規定でこの警官に対し:
「職務中の死亡に対し5割増の死亡退職金の支払いを決め、国民の顰蹙を買い、ついには石原都知事も納得行かないと発言する騒ぎ」となった。
馬鹿な理由は:被疑者が死亡で懲戒解雇できない。訴追しても本人死亡で起訴できない。
という事が理由の様だ。
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ではどうするか?「退職金の受取人である両親に受け取り辞退の書面を貰い、それを根拠に支払いを停止した」そうだ。
恐らく知恵者がいて上の様な筋書きを作って処理したのであろう。
何だか良かった様な気もするが、今ひとつ釈然としない。
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民主主義が成熟していればある法律が成立するには法の趣旨につき充分な議論と経過が記録されそれが文書化される(これが議定書である)法の解釈・適用に疑義が有ればそこに戻り可否が検討される。退職金の規定も、殉職ばかりでなく、これまでも灰色退職に付き問題が有ったはずである。 その度毎に抜け穴があれば塞ぎ、条文を追加したり但し書きを入れてより整った法にしなければいけない。或いは新しい解釈が実態として定着しても良い。
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残念ながら明治維新以来140年近く、西洋の法制度を輸入したが物まねに過ぎない。法の多くは趣旨を決め、施行細則を政令や省令に定めるとのやり方をするから
実施に当たっては役人の「さじ加減ひとつ」で問題が左右される。
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爺が子供の頃、遊園地に「お猿の電車」があった。お猿が運転手の格好をして足でコントローラーを握って電車を運転する。爺たちは客で後ろの車両に乗る。
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実際に運転するのは柱の影でスイッチを入れる係員なのである。
今回の「退職金に関する条例」の処理方法はお猿の電車である。
乗客の国民と「退職金規定」という運転手の服を着たお猿とは関係なく、スイッチを入れている官僚の裁量であたかも定位置に電車が止まったに過ぎない。
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石原都知事に見識があるなら、この条例の見直しを指摘するべきである。
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放しは跳ぶが舛添厚労相が前九州厚生局長の「金品収受」に関する公務員倫理法の問題を取り扱っている。
これだって8月24日に退官したら何故30日に訴追できないのか。
要するに「倫理法」がザル法だからである。
爺なら公務員を辞しても30年間は、責任を問われるとしとけば済む事だと思っている。
役人が役人のために法律を作っている限り、自分達に不利な規定を作るはずが無い
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お猿の電車の乗客である国民は、柱の影でスイッチを入れている係員の言動を監視しないと、舛添厚労相といえど、運転手の服を着たお猿に過ぎない。
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役人は「不正を起さない」とか「決定に責任を取らない」とかいう戦前の天皇陛下の股肱であった頃の虚構から引きずり出し国民主権を取り戻さないといけない。
貰った車を返させるのも結構だが、「倫理法の抜け穴つぶし」でも提言されたらいかがであろうか?
厚生省に限らず各省の次官クラスから石や瓦礫が投げつけられるであろうが、発言だけでもしたら大したものである。 爺は褒めてあげる。
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共同通信:
警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が、知人の佐藤陽子さん(32)を射殺後に自殺した事件で、警視庁は1日、友野巡査長の両親が退職金の受け取りを辞退する旨の書面を提出したことを受け、支給しない方針を決めた。友野巡査長は死亡時点で退職扱いとなり懲戒処分にできないため、両親に約1200万円が支給される見通しだった。警視庁には市民から退職金への疑問の声が寄せられていた。
(引用終わり)
キャバレー勤めの娘さんに入り上げ、付きまとい、ついには射殺した上、自分も自殺した中年の独身警官による愚かしくも恐ろしい事件があった。
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警視庁は規定でこの警官に対し:
「職務中の死亡に対し5割増の死亡退職金の支払いを決め、国民の顰蹙を買い、ついには石原都知事も納得行かないと発言する騒ぎ」となった。
馬鹿な理由は:被疑者が死亡で懲戒解雇できない。訴追しても本人死亡で起訴できない。
という事が理由の様だ。
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ではどうするか?「退職金の受取人である両親に受け取り辞退の書面を貰い、それを根拠に支払いを停止した」そうだ。
恐らく知恵者がいて上の様な筋書きを作って処理したのであろう。
何だか良かった様な気もするが、今ひとつ釈然としない。
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民主主義が成熟していればある法律が成立するには法の趣旨につき充分な議論と経過が記録されそれが文書化される(これが議定書である)法の解釈・適用に疑義が有ればそこに戻り可否が検討される。退職金の規定も、殉職ばかりでなく、これまでも灰色退職に付き問題が有ったはずである。 その度毎に抜け穴があれば塞ぎ、条文を追加したり但し書きを入れてより整った法にしなければいけない。或いは新しい解釈が実態として定着しても良い。
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残念ながら明治維新以来140年近く、西洋の法制度を輸入したが物まねに過ぎない。法の多くは趣旨を決め、施行細則を政令や省令に定めるとのやり方をするから
実施に当たっては役人の「さじ加減ひとつ」で問題が左右される。
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実際に運転するのは柱の影でスイッチを入れる係員なのである。
今回の「退職金に関する条例」の処理方法はお猿の電車である。
乗客の国民と「退職金規定」という運転手の服を着たお猿とは関係なく、スイッチを入れている官僚の裁量であたかも定位置に電車が止まったに過ぎない。
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石原都知事に見識があるなら、この条例の見直しを指摘するべきである。
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これだって8月24日に退官したら何故30日に訴追できないのか。
要するに「倫理法」がザル法だからである。
爺なら公務員を辞しても30年間は、責任を問われるとしとけば済む事だと思っている。
役人が役人のために法律を作っている限り、自分達に不利な規定を作るはずが無い
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お猿の電車の乗客である国民は、柱の影でスイッチを入れている係員の言動を監視しないと、舛添厚労相といえど、運転手の服を着たお猿に過ぎない。
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貰った車を返させるのも結構だが、「倫理法の抜け穴つぶし」でも提言されたらいかがであろうか?
厚生省に限らず各省の次官クラスから石や瓦礫が投げつけられるであろうが、発言だけでもしたら大したものである。 爺は褒めてあげる。
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共同通信:
警視庁立川署の友野秀和巡査長(40)が、知人の佐藤陽子さん(32)を射殺後に自殺した事件で、警視庁は1日、友野巡査長の両親が退職金の受け取りを辞退する旨の書面を提出したことを受け、支給しない方針を決めた。友野巡査長は死亡時点で退職扱いとなり懲戒処分にできないため、両親に約1200万円が支給される見通しだった。警視庁には市民から退職金への疑問の声が寄せられていた。
(引用終わり)