王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ママ谷が金 棟田と塚田も金

2007-09-18 08:42:02 | スポーツ
谷、日本救う「金」=棟田と塚田もアベックV-世界柔道 (時事通信) - goo ニュース

今回の世界柔道選手権はいらいらしましたね。
男子は井上も鈴木も2回戦で敗退、そしてそれも判定が「返し技」を取られての負けという事で、その様にも見えるしこちらが有利とも見える。最後は審判の判断であるから止むを得ない。

大会の前にも山下氏が世界柔道連盟の理事改選で落選してしまった。
柔道は日本のお家芸と思いたいけど、世界各地には襟や袖を掴んでの投げ技や固め技は普遍的にある。
講道館式柔道が世界ジュードーに進化してしまったのだから。
EU中心の世界柔道連盟と非難するより片言でも英語を喋り、審判や理事になれる自己主張できる人材を育てる事が大切なのででしょうね。

さて大会最終日になんかホッとする出来事がありました。
ママでも金と宣言していた「谷亮子」さんが48キロ級で見事金メダルをとりました。
ママになれば通常体重が増え体重管理が大変であったろうと思う他、稽古も相当期間空白があったでしょうから柔道家として体力を取り戻すのにも厳しい取り組みがあったのでしょうね。それでもママと稽古の二役ですよね。

ママ谷にあやかった訳でないでしょうが、無差別級では男女共日本勢が金を取りました。
男子は棟田康幸が決勝戦で押さえ込みで一本勝ち。
女子は塚田真希が3回戦で中国選手を担ぎ技で一本勝ちが金につながりました。

今回の結果はマラソン界にも似て「男子の不振、女子の活躍」だったようです。
でもママが頑張って金を取っている48キロ級も将来不安ですよね。
早くママに専念させる後輩が出てきて欲しいものです。

時事通信:

【リオデジャネイロ16日時事】ヤワラちゃん、日本を救う「金」-。柔道の世界選手権最終日は16日、当地で男女各2階級を行い、出産を経て3年ぶりに国際大会に復帰した女子48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)が男女を通じ同選手権史上単独最多となる7度目の優勝を果たし、今大会日本勢初の金メダルを獲得した。谷は決勝で前回優勝のヤネト・ベルモイ(キューバ)に優勢勝ちした。

 その後の男女無差別級決勝でも、男子の棟田康幸(警視庁)と女子の塚田真希(綜合警備保障)が優勝。塚田は78キロ超級の銀メダルに続き、自身今大会2個目のメダルとなった。男子60キロ級の江種辰明(警視庁)は4回戦で敗れ、敗者復活戦でも勝ち進めなかった。

 日本のメダル数は金3、銀2、銅4の計9個。女子の全8階級中7階級でのメダル獲得は初めて。各階級5位以内に与えられる来年の北京五輪出場枠は8階級(男子2、女子6)で確保した。

 2年後の次回世界選手権はオランダ・ロッテルダムで8月に行われる。
(引用終わり)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする