福田新内閣で13閣僚が再任、官房長官に町村氏(ロイター) - goo ニュース
昨晩夕食を終えて老妻とお茶を飲んでいる時間に福田新内閣の「閣僚名簿」が発表されました。

この時間にはほとんどの閣僚名がTVを通じて流れていましたから、閣僚名簿の発表はそれを確認する感じでした。
新任は防衛相の石破氏と文科相の渡海氏の二人、後は町村氏が外務大臣から官房長官に出た後を高村氏が横滑りしただけで主要閣僚13名は再任と言う重厚?というか手堅い布陣。

さて発表に当たった町村新官房長官は日本人にしては立派な体格で押し出しも良いし表向きは温顔を湛えていますので、中々良さそうな感じです。
でも発表後1-2の質問に対する回答を聞いてがっかりしました。

その1;当面の課題は何か---と聞かれたのですから、速やかに福田総理の所信表明演説でもあった様に、内政では(例えば)地方や農村のてこ入れ、格差是正、行財政改革とか、国際協調としてのテロ特措法と答えれば、流石総理の女房役とうなずけたのですが、何やら関係の無い話を前振りにして長々としゃべった後、テロ特措法に言及していました。
その2:閣僚のほとんどが安倍内閣と変わらない。福田内閣との違いはという鋭い質問にも的を得ない回答をしていました。この質問には「(スポーツを例に取れば)監督が変わっただけで万年Bクラスがたちまち優勝と言う例が有るでしょう。それですよ」程度の切り返しはして欲しかった。
その3:(参議院とのねじれ国会であるので)新政権を「背水の陣内閣」とか「崖っぷち内閣」と語っていた。後者は人呼んでだから止むを得ないが、前者は福田総理が口にした言葉でもある。「兵法の理に背く背水の陣を敷いた韓信将軍の故智に習い、国民の信頼は自民党にありとの論戦を以って野党攻勢を凌ぎ切る」決意です。とか総理の気持ちを分かりやすく代弁しなければ貫目が軽い。
与えられた時間を「言質を取られず凌ぎきれば良い」なんて甘い局面ではないのであるから。解散総選挙に代えてどれだけ国民を納得させ民意を集め、返す刀で野党には「政権担当能力が無い」と思わせるのが官房長官の仕事であろう。
その4:事情通によれば町村氏は「これまで舌禍を数回起こしているそうだ」氏の話は余談が長く回答が確信に迫らない。まさにそんな危惧を感じた。

さてさて、あーこんな人が大臣だったのーなんて方が何人かいた。政治資金報告書の訂正問題で顔と名前を覚えた人も二人ほど居た。この程度は代えてもよかったかもねー。
爺婆は最後に「前の官房長官って誰だっけ?」とか言い出し、ほらほら、あれあれ、あのーとか言って「病気でやせたー」「眼鏡を掛けた」「有名な歌人のー」と言ってようやく与謝野氏の名前が出た。

爺婆が閣僚の顔と名前が一致するまで福田内閣は持つでしょうか?
小沢民主党が「どれほど政権担当能力があるか」再開国会で国民に示す努力との競争と思います。実りある論戦を期待します。
朝から皇居で「認証式」ですね。
ロイター:
[東京 25日 ロイター] 福田康夫新内閣で官房長官に就任する町村信孝氏は25日夜、閣僚名簿を正式に発表した。額賀福志郎財務相、大田弘子経済財政担当相、渡辺喜美金融・行革担当相など経済閣僚をはじめ13閣僚が再任された。
町村氏の後任の外相には高村正彦防衛相が横滑りし、防衛相に石破茂元防衛庁長官が起用され、伊吹文明自民党幹事長の後任の文部科学相には渡海紀三朗・自民党政調会長代理を充てた。
内閣の司令塔役を果たす官房長官は、安倍晋三内閣の与謝野馨氏(無派閥)から福田新首相の出身派閥の会長を務めてきた町村氏に替えた。
その他は、自民党役員人事との関連や町村氏の官房長官就任に伴う後任など最小限にとどまった。臨時国会開会中で「大幅な閣僚入れ替えは難しい」(与党筋)という事情が働いた。
町村新官房長官は記者会見で、福田新内閣を「背水の陣の内閣」と位置付けた上で「テロ特措法をしっかりと成立させていくことに内閣として全力を挙げていかなければいけない。そのための布陣が今回あらためてできたのではないか」と述べた。
税制改革に関しては「今この時点で税制改革がいかにあるべきかということを、この記者会見で申し上げるのは、いかにも時期尚早ではないか」として、言及を避けた。
額賀財務相は、景気回復を本格化させ、国家財政の再建に全力を尽くしていくとの考えを示した。また、高齢者医療の負担増を凍結させることについては、与党間での合意は理解するが、財源の議論が必要との認識を示した。(引用終わり)
昨晩夕食を終えて老妻とお茶を飲んでいる時間に福田新内閣の「閣僚名簿」が発表されました。

この時間にはほとんどの閣僚名がTVを通じて流れていましたから、閣僚名簿の発表はそれを確認する感じでした。
新任は防衛相の石破氏と文科相の渡海氏の二人、後は町村氏が外務大臣から官房長官に出た後を高村氏が横滑りしただけで主要閣僚13名は再任と言う重厚?というか手堅い布陣。

さて発表に当たった町村新官房長官は日本人にしては立派な体格で押し出しも良いし表向きは温顔を湛えていますので、中々良さそうな感じです。
でも発表後1-2の質問に対する回答を聞いてがっかりしました。

その1;当面の課題は何か---と聞かれたのですから、速やかに福田総理の所信表明演説でもあった様に、内政では(例えば)地方や農村のてこ入れ、格差是正、行財政改革とか、国際協調としてのテロ特措法と答えれば、流石総理の女房役とうなずけたのですが、何やら関係の無い話を前振りにして長々としゃべった後、テロ特措法に言及していました。
その2:閣僚のほとんどが安倍内閣と変わらない。福田内閣との違いはという鋭い質問にも的を得ない回答をしていました。この質問には「(スポーツを例に取れば)監督が変わっただけで万年Bクラスがたちまち優勝と言う例が有るでしょう。それですよ」程度の切り返しはして欲しかった。
その3:(参議院とのねじれ国会であるので)新政権を「背水の陣内閣」とか「崖っぷち内閣」と語っていた。後者は人呼んでだから止むを得ないが、前者は福田総理が口にした言葉でもある。「兵法の理に背く背水の陣を敷いた韓信将軍の故智に習い、国民の信頼は自民党にありとの論戦を以って野党攻勢を凌ぎ切る」決意です。とか総理の気持ちを分かりやすく代弁しなければ貫目が軽い。
与えられた時間を「言質を取られず凌ぎきれば良い」なんて甘い局面ではないのであるから。解散総選挙に代えてどれだけ国民を納得させ民意を集め、返す刀で野党には「政権担当能力が無い」と思わせるのが官房長官の仕事であろう。
その4:事情通によれば町村氏は「これまで舌禍を数回起こしているそうだ」氏の話は余談が長く回答が確信に迫らない。まさにそんな危惧を感じた。

さてさて、あーこんな人が大臣だったのーなんて方が何人かいた。政治資金報告書の訂正問題で顔と名前を覚えた人も二人ほど居た。この程度は代えてもよかったかもねー。
爺婆は最後に「前の官房長官って誰だっけ?」とか言い出し、ほらほら、あれあれ、あのーとか言って「病気でやせたー」「眼鏡を掛けた」「有名な歌人のー」と言ってようやく与謝野氏の名前が出た。

爺婆が閣僚の顔と名前が一致するまで福田内閣は持つでしょうか?
小沢民主党が「どれほど政権担当能力があるか」再開国会で国民に示す努力との競争と思います。実りある論戦を期待します。
朝から皇居で「認証式」ですね。
ロイター:
[東京 25日 ロイター] 福田康夫新内閣で官房長官に就任する町村信孝氏は25日夜、閣僚名簿を正式に発表した。額賀福志郎財務相、大田弘子経済財政担当相、渡辺喜美金融・行革担当相など経済閣僚をはじめ13閣僚が再任された。
町村氏の後任の外相には高村正彦防衛相が横滑りし、防衛相に石破茂元防衛庁長官が起用され、伊吹文明自民党幹事長の後任の文部科学相には渡海紀三朗・自民党政調会長代理を充てた。
内閣の司令塔役を果たす官房長官は、安倍晋三内閣の与謝野馨氏(無派閥)から福田新首相の出身派閥の会長を務めてきた町村氏に替えた。
その他は、自民党役員人事との関連や町村氏の官房長官就任に伴う後任など最小限にとどまった。臨時国会開会中で「大幅な閣僚入れ替えは難しい」(与党筋)という事情が働いた。
町村新官房長官は記者会見で、福田新内閣を「背水の陣の内閣」と位置付けた上で「テロ特措法をしっかりと成立させていくことに内閣として全力を挙げていかなければいけない。そのための布陣が今回あらためてできたのではないか」と述べた。
税制改革に関しては「今この時点で税制改革がいかにあるべきかということを、この記者会見で申し上げるのは、いかにも時期尚早ではないか」として、言及を避けた。
額賀財務相は、景気回復を本格化させ、国家財政の再建に全力を尽くしていくとの考えを示した。また、高齢者医療の負担増を凍結させることについては、与党間での合意は理解するが、財源の議論が必要との認識を示した。(引用終わり)