安倍総理の辞任会見でニュースがそれ一色でしたので、全く目立ちませんでしたが、今後に課題を投げる司法判断がありました。

爺も書きましたが、5月25日横浜駅地下街で無職の女29歳が、2歳の女児を刺傷させるという可哀想な事件が起きました。
横浜地検はこの女を「殺人未遂と銃刀法違反の疑い」取り調べていましたが、13日不起訴とし、同日、心神喪失者医療観察法の適用を横浜地裁に申し立てをしたところ同地裁は申し立てを受け鑑定入院命令を出したと言う事です。

多分心神耗弱か何かを理由に「公判で勝ち目が無いと考えたのでしょう」
法律としては比較的新しい「心神喪失者医療観察法」を適用して、治療の為、病院に入れるという事ですが、通院になるのか(ナイフで重傷を負わせていますからそれは無かろうと思いますが)入院なのかわかりません。

この長たらしい名前の「心神喪失者医療観察法」ですが大阪の池田小で起きた殺人事件がきっかけで出来た法律です。「予防拘束法」だと人権団体から猛烈な非難と抗議がおき、又法律の提案者に今の言葉で「政治と金」の問題が出ましたから成立に4年ほど掛かりました。 指定が予想された国公立病院の周辺では「精神異常者は危険だし怖い」ので病院は移転しろーなんて運動も起きています。
以下に法律の主旨をコピペします。
殺人や放火など重大事件を起こし、心神喪失や心神耗弱で無罪になった人や、刑を軽減された人を対象に、裁判官と精神科医の合議による審判で入院や通院を命令できる手続きを定めた法律。2001年6月、大阪教育大付属池田小で児童8人が宅間守(たくま・まもる)元死刑囚(執行)に殺害された事件をきっかけに、03年7月の通常国会で成立、05年7月に施行された。決定を受けると、国公立病院に新設する専門病棟で治療を受ける。

言葉を選ばなければいけないのですが、選ぶと真実が見え難いので、生な言葉で書きます。
「きち○い」を理由に殺人や刺傷事件を起した者が無罪であったり微罪に軽減されて野放しでは付近の住人はたまったものではない。という素朴な感情と「きち○い」にも人権があり、法が出来れば予め「きち○い」は治療を名目に病院に入れられるから反対だという人権派の主張の妥協の結果です。「病院の移転」は「火葬場やし尿処理場の設置」には地元住民は反対と同じ感情でしょう。

さて2-3日前にも突然女学生を刺した親父がいました。親族二人を殺害して「自分を褒めてやりたい」と裁判で発言している男がいます。
医学が進歩したとして「きち○い」の状態が何段階かに分けられるなら法理念も進歩しないといけないはずです。
「きち○いには違法性の認識がないから刑罰は与えられない或いは罰する事が出来ない」なーんて甘っちょろい考えも見直される必要が出てきている昨日今日です。
「誰であれ他人に対する不法行為は応分の刑罰を免れない」としないといけません

「きち○い」による事件を注目し続けましょう。
心神喪失で29歳女を不起訴=JR横浜駅の女児刺傷-横浜地裁(時事通信)
JR横浜駅地下街で今年5月、女児がナイフで刺され重傷を負った事件で、横浜地検は13日、傷害の現行犯で逮捕され殺人未遂と銃刀法違反の疑いで調べていた無職女(29)=新潟県三条市=を不起訴処分にした。同地検は、心神喪失で刑事責任を問えないと判断した。
同地検は同日、心神喪失者医療観察法の適用を横浜地裁に申し立てた。同地裁は申し立てを受け鑑定入院命令を出した。
調べによると、女は5月25日午前、横浜駅東口地下街でナイフで女児の背中を1回刺し、重傷を負わせた。(引用終わり)

爺も書きましたが、5月25日横浜駅地下街で無職の女29歳が、2歳の女児を刺傷させるという可哀想な事件が起きました。
横浜地検はこの女を「殺人未遂と銃刀法違反の疑い」取り調べていましたが、13日不起訴とし、同日、心神喪失者医療観察法の適用を横浜地裁に申し立てをしたところ同地裁は申し立てを受け鑑定入院命令を出したと言う事です。

多分心神耗弱か何かを理由に「公判で勝ち目が無いと考えたのでしょう」
法律としては比較的新しい「心神喪失者医療観察法」を適用して、治療の為、病院に入れるという事ですが、通院になるのか(ナイフで重傷を負わせていますからそれは無かろうと思いますが)入院なのかわかりません。

この長たらしい名前の「心神喪失者医療観察法」ですが大阪の池田小で起きた殺人事件がきっかけで出来た法律です。「予防拘束法」だと人権団体から猛烈な非難と抗議がおき、又法律の提案者に今の言葉で「政治と金」の問題が出ましたから成立に4年ほど掛かりました。 指定が予想された国公立病院の周辺では「精神異常者は危険だし怖い」ので病院は移転しろーなんて運動も起きています。
以下に法律の主旨をコピペします。
殺人や放火など重大事件を起こし、心神喪失や心神耗弱で無罪になった人や、刑を軽減された人を対象に、裁判官と精神科医の合議による審判で入院や通院を命令できる手続きを定めた法律。2001年6月、大阪教育大付属池田小で児童8人が宅間守(たくま・まもる)元死刑囚(執行)に殺害された事件をきっかけに、03年7月の通常国会で成立、05年7月に施行された。決定を受けると、国公立病院に新設する専門病棟で治療を受ける。

言葉を選ばなければいけないのですが、選ぶと真実が見え難いので、生な言葉で書きます。
「きち○い」を理由に殺人や刺傷事件を起した者が無罪であったり微罪に軽減されて野放しでは付近の住人はたまったものではない。という素朴な感情と「きち○い」にも人権があり、法が出来れば予め「きち○い」は治療を名目に病院に入れられるから反対だという人権派の主張の妥協の結果です。「病院の移転」は「火葬場やし尿処理場の設置」には地元住民は反対と同じ感情でしょう。

さて2-3日前にも突然女学生を刺した親父がいました。親族二人を殺害して「自分を褒めてやりたい」と裁判で発言している男がいます。
医学が進歩したとして「きち○い」の状態が何段階かに分けられるなら法理念も進歩しないといけないはずです。
「きち○いには違法性の認識がないから刑罰は与えられない或いは罰する事が出来ない」なーんて甘っちょろい考えも見直される必要が出てきている昨日今日です。
「誰であれ他人に対する不法行為は応分の刑罰を免れない」としないといけません

「きち○い」による事件を注目し続けましょう。
心神喪失で29歳女を不起訴=JR横浜駅の女児刺傷-横浜地裁(時事通信)
JR横浜駅地下街で今年5月、女児がナイフで刺され重傷を負った事件で、横浜地検は13日、傷害の現行犯で逮捕され殺人未遂と銃刀法違反の疑いで調べていた無職女(29)=新潟県三条市=を不起訴処分にした。同地検は、心神喪失で刑事責任を問えないと判断した。
同地検は同日、心神喪失者医療観察法の適用を横浜地裁に申し立てた。同地裁は申し立てを受け鑑定入院命令を出した。
調べによると、女は5月25日午前、横浜駅東口地下街でナイフで女児の背中を1回刺し、重傷を負わせた。(引用終わり)