保育園に2年置き去り 北九州市姉妹保護 園長、市に報告せず(西日本新聞) - goo ニュース
何とも悩ましい問題である。
北九州市の保育園で5歳と3歳の姉妹が、2年間園で保育されていた。原因は両親の貧困と離婚が元で預けっぱなしになった様だ。
市に通報あり、この姉妹を児童相談所に保護したそうである。
爺は園長が記者会見してる様子をニュースでちらと見た。
大勢の記者を前にして年配のご婦人が責められている印象であった。最後の方で「養子にしても(面倒を見ようと思っていた)」と発言していた。
決まりでは5日以上預かり放しの児童は市に報告するのだが、2年も園で面倒見ていたのは、ルール違反という事であろう。
爺はふと思った。北九州市は過日園児が熱中症で死亡。もっと前には「生活保護の受給問題」で餓死者を出していなかったか?(勘違いであったらごめんなさい)
園長は言わなかったが「市が窓口の児童相談所に預けるより私の園で面倒見るほうがずーと良い環境」であったりして。
報道は「園長が2年も預かった事を問題」にして「児童相談所に預けたらどうなのだ」という姿勢はない。
報道の一部では「姉に虫歯、妹に軽い歩行傷害」と書いてあったが、調べたらそういう事で、園に2年居たからそうなのか注釈は一切ないから「園長が悪い様に思えてしまう」
園長は96年にも男児2名を2-4年間園で面倒を見ていた事がある。
これを以って園長を非難する雰囲気だが爺には民間の篤志家に見える。保育園を経営していなく個人であれば頭の下がる行為に思えてしまう。
本当に悪いのは育てられないのに産む、産んだけれども育てられない社会環境であろう。お姉ちゃんは他の児童が「母親が迎えに来る」という時に、「私も(ママが)迎えに」といったと言う。
爺はこの会話を聞いて「目がうるうる」してしまった。
子供は母親を選べない。(手ひどく扱われても)母親を慕う気持ちは強い。
この一家に住宅を与え、就職の斡旋をして暮らしが成り立つようにするのが「日本国家の品格」だと思う。金がないわけでは無い。使えもしない外貨準備だけでも90兆円位(国家予算の1年分以上)ある。特別会計でも無駄遣いを大鉈振るえば2-2兆円はたちどころに出てくる。
そう国際貢献などやめてインド洋上での無料給油をやめても多額の金が残る。
要するに、優先順位の問題であって、日本に金がないわけでは無い。
貧乏人や子供は族議員の票にならないのである。でも誰かが言って欲しい。
「人の頭のハエを追っている場合でないのだよ」
園長への処分は形ばかりである事を願います。
西日本新聞:
北九州市は21日、同市小倉北区砂津2丁目の認可外保育園「砂津保育園」=佐藤良子園長(65)=が保護者に置き去りにされ、園内で約2年間預かり続けていた5歳と3歳の園児姉妹を一時保護したと発表した。厚生労働省の指針では、昼夜分かたず5日以上滞在させる場合は届け出るよう定めており、市は改善指導する方針。熊本市での「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)の設置などで子どもの命をどう守っていくかが問われるなか、同園の対応は波紋を広げそうだ。
佐藤園長は「必ず親が迎えに来ると思っていた。迎えに来なければ養子にしようと思っていた。施設には入れたくなかった」と話している。
市保育課によると、同園は24時間保育を実施しており、園児は姉妹を含め13人。姉妹は2005年春から通園していたが、約半年後、母親の所在が不明になり、佐藤園長がそのまま園内で生活させていたという。匿名の通報を受けた市が18日に立ち入り調査し、姉妹を発見。市は健康状態を検査している。
同園は年に一度行われる市の立ち入り調査の際には「(5日以上滞在している園児は)いない」と答えていたという。
姉妹の保護を受け、市子ども総合センター(児童相談所)は両親(既に離婚、いずれも20代)を捜索。住所不定の父親は「仕事を見つけて迎えに行こうと思っていた」、市内に住む母親は「借金のため昼夜働いて体調を崩し、育てられなかった」と話しているという。
同園は1996年11月にも、保護者と連絡がとれなくなった2歳と5歳の男児2人を2‐4年間、園内で生活させたとして改善指導を受けた。佐藤園長は「これまで『子どもはいらん』と言い放つ母親も見てきた。産んだ限りは責任をもって育ててほしい」と述べ、園内に園児を長期間滞在させた同様のケースがほかにも数件あるとしている。
■母の危機察する環境を 北九州市立大文学部の河嶋静代教授(児童福祉)の話
親との連絡が途絶えた時点で子どもにとっては虐待であり、児童相談所に通告すべきだった。24時間保育を実施する保育園には昼夜を問わず働く女性が子どもを預け、周囲から孤立するケースが少なくない。母親の危機を察知する環境整備が必要だ。(引用終わり)
何とも悩ましい問題である。
北九州市の保育園で5歳と3歳の姉妹が、2年間園で保育されていた。原因は両親の貧困と離婚が元で預けっぱなしになった様だ。
市に通報あり、この姉妹を児童相談所に保護したそうである。
爺は園長が記者会見してる様子をニュースでちらと見た。
大勢の記者を前にして年配のご婦人が責められている印象であった。最後の方で「養子にしても(面倒を見ようと思っていた)」と発言していた。
決まりでは5日以上預かり放しの児童は市に報告するのだが、2年も園で面倒見ていたのは、ルール違反という事であろう。
爺はふと思った。北九州市は過日園児が熱中症で死亡。もっと前には「生活保護の受給問題」で餓死者を出していなかったか?(勘違いであったらごめんなさい)
園長は言わなかったが「市が窓口の児童相談所に預けるより私の園で面倒見るほうがずーと良い環境」であったりして。
報道は「園長が2年も預かった事を問題」にして「児童相談所に預けたらどうなのだ」という姿勢はない。
報道の一部では「姉に虫歯、妹に軽い歩行傷害」と書いてあったが、調べたらそういう事で、園に2年居たからそうなのか注釈は一切ないから「園長が悪い様に思えてしまう」
園長は96年にも男児2名を2-4年間園で面倒を見ていた事がある。
これを以って園長を非難する雰囲気だが爺には民間の篤志家に見える。保育園を経営していなく個人であれば頭の下がる行為に思えてしまう。
本当に悪いのは育てられないのに産む、産んだけれども育てられない社会環境であろう。お姉ちゃんは他の児童が「母親が迎えに来る」という時に、「私も(ママが)迎えに」といったと言う。
爺はこの会話を聞いて「目がうるうる」してしまった。
子供は母親を選べない。(手ひどく扱われても)母親を慕う気持ちは強い。
この一家に住宅を与え、就職の斡旋をして暮らしが成り立つようにするのが「日本国家の品格」だと思う。金がないわけでは無い。使えもしない外貨準備だけでも90兆円位(国家予算の1年分以上)ある。特別会計でも無駄遣いを大鉈振るえば2-2兆円はたちどころに出てくる。
そう国際貢献などやめてインド洋上での無料給油をやめても多額の金が残る。
要するに、優先順位の問題であって、日本に金がないわけでは無い。
貧乏人や子供は族議員の票にならないのである。でも誰かが言って欲しい。
「人の頭のハエを追っている場合でないのだよ」
園長への処分は形ばかりである事を願います。
西日本新聞:
北九州市は21日、同市小倉北区砂津2丁目の認可外保育園「砂津保育園」=佐藤良子園長(65)=が保護者に置き去りにされ、園内で約2年間預かり続けていた5歳と3歳の園児姉妹を一時保護したと発表した。厚生労働省の指針では、昼夜分かたず5日以上滞在させる場合は届け出るよう定めており、市は改善指導する方針。熊本市での「赤ちゃんポスト」(こうのとりのゆりかご)の設置などで子どもの命をどう守っていくかが問われるなか、同園の対応は波紋を広げそうだ。
佐藤園長は「必ず親が迎えに来ると思っていた。迎えに来なければ養子にしようと思っていた。施設には入れたくなかった」と話している。
市保育課によると、同園は24時間保育を実施しており、園児は姉妹を含め13人。姉妹は2005年春から通園していたが、約半年後、母親の所在が不明になり、佐藤園長がそのまま園内で生活させていたという。匿名の通報を受けた市が18日に立ち入り調査し、姉妹を発見。市は健康状態を検査している。
同園は年に一度行われる市の立ち入り調査の際には「(5日以上滞在している園児は)いない」と答えていたという。
姉妹の保護を受け、市子ども総合センター(児童相談所)は両親(既に離婚、いずれも20代)を捜索。住所不定の父親は「仕事を見つけて迎えに行こうと思っていた」、市内に住む母親は「借金のため昼夜働いて体調を崩し、育てられなかった」と話しているという。
同園は1996年11月にも、保護者と連絡がとれなくなった2歳と5歳の男児2人を2‐4年間、園内で生活させたとして改善指導を受けた。佐藤園長は「これまで『子どもはいらん』と言い放つ母親も見てきた。産んだ限りは責任をもって育ててほしい」と述べ、園内に園児を長期間滞在させた同様のケースがほかにも数件あるとしている。
■母の危機察する環境を 北九州市立大文学部の河嶋静代教授(児童福祉)の話
親との連絡が途絶えた時点で子どもにとっては虐待であり、児童相談所に通告すべきだった。24時間保育を実施する保育園には昼夜を問わず働く女性が子どもを預け、周囲から孤立するケースが少なくない。母親の危機を察知する環境整備が必要だ。(引用終わり)