王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

岩手県知事 議場で土下座

2009-03-07 08:12:22 | 政治
再審議求め岩手知事が土下座 補正予算案の修正可決で(共同通信) - goo ニュース

岩手県議会で達増知事が土下座を何度かしたそうです。

横浜人の爺が岩手県議会の内部事情など知る由も有りません。
達増知事が小沢氏側近から転じて知事になった方とこの2-3日の小沢氏の言動が重なって「おや?」と思った程度です。達増と書いて「たっそ」と発音するのですね。たつますと勝手に読んでいた位なのです。
したがって知事側の補正予算案が「県民に好ましい考え」なのか議会の野党である自民党の修正案が「県民の事を配慮しているのか」全く判りません。

議会第一党の民主党は議会過半数を取っていないそうですから「自民党より革新性を示しつつ議会の賛成多数を得なければいけませんからそこには慎重にして老獪な議会対策を講じていなければ思いは実現できないでしょう」

知事は修正案が可決(つまり原案否決)された事に対し「再審議(つまり可決された修正案にノーと言った)」を提案した際、議会で土下座をしたらしい。

「再審議」では3分の2の多数を取らないと原案可決にならず廃案だそうだ。「再審議」は週明けであろうがこの間に程よい妥協案が成立するであろうか?
土下座一発 自民党議員の鉄心を溶かすか? 岩手県議会のあり方が見えてきそうで興味深い。

追記:続報では7日未明「補正予算案」から「バス購入案件」だけを抜いた案を「再上程」これは午前4時半頃可決されたそうである。
ごく真っ当な対応でした。土下座は何だったのでしょう?

共同通信:
6日の岩手県議会本会議で、複数の県立医療機関で入院患者の受け入れをやめる「無床化」に向けた補正予算案に反対する議会側が、無床化関連費を除いた修正案を可決、再審議を求める達増知事が議場で土下座する事態があった。補正予算案は当初、無床化する医療機関に来た入院が必要な患者らを、無料送迎するバス購入費を盛り込んでいた。これに自民会派などが反対、バス予算削除の修正案を提案していた。
(引用終わり)

写真:土下座する達増知事(朝日新聞)

コメント
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