王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

飯塚さん父子 金賢姫と面談

2009-03-12 08:01:11 | 社会
拉致の新事実見つからず 金元死刑囚、40分思い出語る(朝日新聞) - goo ニュース

11日韓国プサンで金賢姫と面会した飯塚さん父子が羽田空港で記者会見していました。
面談の結果、新しい事実が語られたという事は無かったようです。

これまでも語られていましたが飯塚繁雄さんは妹の田口八重子さんが二人の子供を残したまま拉致された後、生後間もない耕一郎さんを養子として育てたそうです。
わが子でさえも普通に育てる事は大変なのにわが子に加え耕一郎さんを立派に育てました。
耕一郎さんは成人してパスポートを取るまで養子の事実を知らなかったと言いますから飯塚さんご夫妻には頭が下がります。
TVに写る耕一郎さんは実に良い若者に育っています。
32歳とありますからお母さんの八重子さんが拉致されてから30年とちょっと経ってしまったのですね。

飯塚さん父子が金賢姫と面談し「少しでも八重子さんにつながる想いが埋まると良いのですが」

横田さん家族もそうですが拉致された方が50人いれば50組の悲しい物語がありそうです。
米中韓の助けは必要ですが日本が主体的に「拉致問題」に取り組まないと解決は難しく思えました。
拉致家族の団結に頭が下がります。


朝日新聞:
拉致被害者の田口八重子さんから日本語を学んだ大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚と11日、韓国・釜山で面会した田口さんの兄、飯塚繁雄さんと長男、飯塚耕一郎さんは同夜帰国し、羽田空港で改めて記者会見した。面会で金元死刑囚から田口さんの消息などについて説明を受けたが、拉致問題解決につながる新たな事実はなかったという。

 金元死刑囚は釜山での会見で田口さんと横田めぐみさんが生きているとの見方を示したが、根拠や詳細については「(田口さんは)連れ去られたと聞いた。他のどこかに行ったのだと思う。86年に(拉致被害者らを)結婚させたという話も聞いた。だから結婚したんじゃないかなとも思った」「横田さんは精神的な病気になり入院したが、それほど深刻でなかったとも聞いた」などとするにとどめた。
(以下省略)
コメント
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