王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

09年度予算 成立

2009-03-28 08:09:24 | 政治
09年度予算が成立 一般会計総額は過去最大(共同通信) - goo ニュース

27日夜21年度予算と関連4法案が成立しました。
景気対策が盛り込まれていますから年度内成立という点ではまあ最低限の点数を与党に付けておきましょう。

財務省の広報によれば:
21年度予算フレーム(枠組みと読みましたが何で英語を使うのですかね?)
歳入
税収     46.1兆円(50兆円が目安、不況で減収)
その他     9.2兆円(埋蔵金の一部--特別会計からの繰り入れも含む)
公債費    33.2兆円(国債の借り換え、金利、新規発行を含む)
--------------------------------
合計     88.5兆円
で過去最大の予算となった。

しかし中身を見れば何のことは無い。
税収の落ち込みを埋蔵金で埋め景気対策の費用は国債の増発で付けを後世に回しただけである。

名人の皿回しは「大皿を1枚回しているだけでは芸にならない」
最低限「2枚を軽やかに回して投げ銭も飛ぼうと言うもの」

麻生総理は「大盤振る舞い」という皿は回せたが「その原資の調達」が出来ていない。

本来ならば「大胆な行財政改革で20兆円程度の原資を搾り出していなければ総理大臣の貫目に相応しい」とは言えない。

世の中「理屈だけで成り立っては居ない」が予算成立の舌の根が乾かぬ内から補正予算--それも20兆円規模では野党ではないが「予算組み替え」が筋ではないかと思える。
それは置いておくとして追加予算の原資をどこに求めるのであろうか?
さらに20兆円の国債増発では余りに芸が無い。
日本の将来を背負う子供たちの背中に「国債費償還」の重荷を負わせるだけではないか。

麻生総理が「米国の誰かが言った100年に1度の経済危機」と本当に思うなら
せめて:
「国債の利払いを3年停止」とか
「国債の償還を5年停止」位は提言しないといけない。
さらに:
米国のCIAやFBIのエージェントに命を狙われても「日本の外貨準備のうち米国債(円換算で80兆円位)を取り崩して使う事を米国に納得させ使わなければいけない」

米国のエージェントに暗殺されて「米国債を取り崩す目処が立てば麻生総理は立派な国士」です。お爺さまの名にに恥じない孫と呼ばれましょう。
国民総動員で「米国債80兆円」の使い道を考えるよう提言します。


共同通信:
2009年度予算は27日夕、参院での否決を受けて開かれた両院協議会が不調に終わり、衆院の議決を優先する憲法の規定に基づき成立した。年度内成立は1999年度から11年連続。税制改正法案など予算関連4法案も、同日夜の衆院本会議で、与党など出席議員の3分の2以上の賛成多数で再可決、成立。予算の一般会計総額は、前年度当初予算比6・6%増の88兆5480億円。当初予算ベースでは過去最大。(引用終わり)
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