王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小沢代表 元秘書石川議員 参考人聴取

2009-03-11 08:02:38 | 政治
小沢代表元秘書・石川衆院議員から参考人聴取…東京地検(読売新聞) - goo ニュース

昨日夕刻TVニュースを見ていたら小沢民主党代表の元秘書石川知裕衆院議員(35)が東京地検に参考人聴取されるとの報道をしていた。
10日の朝であろうか住まいから出てきた所をレポーターに囲まれたが何も答えずタクシーで去る様子が映像になっていた。
爺は話の中身より石川氏が若々しいのに驚いた。

大久保公設秘書の時も彼はもっと高齢の方とばかり思い決めていた。ちなみに氏は47歳だそうである。
では何だと思ったのか?
思い込みの激しい爺は「親子二代政治家の小沢氏なら秘書は“家の子や郎党”がやっている」とばかり思っていた。
“家の子や郎党”とは「一郎坊ちゃま」を先代の秘書をしながらおんぶや抱っこして遊んだとか「書生として住み込んだ後も先代のかばん持ちで暮らしており今は一郎氏の(仕事上の)世話をしている」と言うような雇用契約と言うより擬制家族の様な人たちで「一郎氏」に危機迫れば体を張って「御大将」を守る。

だから大久保秘書逮捕の時にも「秘密を抱えて自殺?」なんてチラリと頭の隅を掠めた。
でも小沢氏は1942年生まれで5月に誕生日が来れば67歳だからその小沢氏を小さい頃面倒見ていたら今では80歳前後になり一般的には「金銭収受と頼まれ仕事のの仕切り窓口」の一線には立てそうもない。
ではその子供の世代として50歳前後、小沢氏の活動が10年前から顕著とすると40歳代の人が該当する。
そこで大久保氏も今回の石川氏も年齢的には該当するのだが「家の子郎党の類」ではないみたいだな。

単に契約関係だと「金の切れ目が縁の切れ目」「これまでの恩より明日からの我が身」となると「完全黙秘」とか「一切記憶にない・覚えていない」その究極が「自殺をしてしまう」という訳だがそんな関係には見えない。

話は変わるが英語では「confidant」と綴る単語がある。「腹心の友」或いは「腹心の部下」で何でも打ち明けるに足る人との意らしい。
大久保氏も石川氏腹心とは見えない。
話は跳ぶが2月下旬には長野県知事村井氏の部下の参事は事情聴取後自殺をしてしまった。これも西松がらみの贈賄事案らしい。
自殺したから「腹心」とも言えないが村井ルートはこれで安全となった。

間もなく一国の総理になるかも知れない小沢氏が「政治資金規正法」の形式要件を守っているから「検察の秘書逮捕を国策捜査」と批判するのも頂けないが未だに「巨額の献金を(実質)一企業から集める手法が何とも古い」
準ゼネコンにしてこの額なら大手ゼネコンや大手自動車メ-カーの政治献金はどこへどの様に行われているのであろうか?
野党党首に抑えの献金なら本命の与党党首にはどれほど献金が有るものであろうか? 
あれやこれやマスコミは本当の事を書いてない気がする。


読売新聞:
小沢一郎・民主党代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は10日、陸山会の事務担当者を務めていた小沢代表の元秘書で民主党の石川知裕衆院議員(35)(比例北海道)から参考人として事情聴取した。

 陸山会での会計処理の手続きや、同法違反容疑で逮捕された小沢代表の公設第1秘書・大久保隆規容疑者(47)の役割について確認したとみられる。関係者によると石川議員は当初、特捜部の出頭要請を拒んでいたという。

 石川議員は2000~04年、陸山会の事務担当者を務め、当時、同会の会計責任者だった大久保容疑者を補佐する立場にあった。(引用終り)

コメント (2)
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