王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

気象庁おわび 「津波の予想過大」

2010-03-02 07:52:13 | 環境
津波注意報を解除 気象庁おわび「津波の予測過大」(朝日新聞) - goo ニュース

27日チリで起きた大地震の余波で28日昼過ぎから津波が日本沿岸を襲うとの事でNHKでは画面に「日本列島の地図を貼り付け危険な地域を赤やオレンジでチカチカ表示して」警戒を促していました。
所により「津波3M」とか「避難指示X万人」等。
大昔の「チリ沖地震の津波被害の事」はかすかに覚えがあります。それより93年の奥尻島地震で「津波の怖さ」を知りました。

さて今回の「津波警報」はその度合い(程度とかレベル)の割りに「並みの高さ」が予報より低く人命に被害が無かったのは何よりです。

でも三陸沖で「かきの養殖いかだ」が流出したり住宅店舗が冠水して物損が有ったようですね。お見舞い申し上げます。

爺のいる横浜でも昼過ぎに店に来たお客さんが「横浜駅でJRが止まっている」と(困って)怒っていました。沿岸への津波を警戒しての処置なのでしょうが一寸「心配と言うか警戒のしすぎ」でないかと思っていました。
「だから京急に乗って来た。三浦の方は海だろうに」とお客さんは言ってました。
個別の判断も有ったのですね。

「避難指示や勧告に従って避難所などへ移った方は数%」程度だったとか。
鳩山内閣が「こんな事で粗相を起こさない様、警戒レベルの引き上げに力が入ったのでしょうか?」

そんな事密かに思っていたら1日午前気象庁の課長が「津波の予想が過大だった」と発言したそうだ。 気をつけないと政府が「狼少年になりかねない」
まあ「予想が過小だった」と謝られるより良いかもしれない。関係地区の人々は冷静に対処したのだから。

さて地震2日目から「スーパーや商店の略奪」がおきているチリーの国柄と言うか人柄と言うかその荒々しさにビックリしている。


朝日新聞:
南米チリ中部沿岸の大地震で発生した津波で、気象庁は1日午前10時15分、太平洋沿岸全域に出していた津波警報や注意報をすべて解除した。同庁の関田康雄・地震津波監視課長は同日午前の記者会見で、「津波の予測が過大だった。警報が長引き迷惑をかけたことをおわびしたい」と語った。

 津波警報は2月28日午前9時33分に発表され、解除までには約25時間かかった。観測された津波の最大の高さは岩手県久慈市の久慈港と高知県須崎市の須崎港で1.2メートルで、同庁が東北の太平洋側で最大3メートルの津波が来るとした予想を大幅に下回った。
(引用終り)
コメント (3)
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