王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

5歳児 餓死 育児放棄?

2010-03-04 18:59:45 | 駄目だ! こりゃ
5歳長男餓死、「愛情わかなかった」夫婦逮捕(読売新聞) - goo ニュース

3日奈良県で5歳児の吉田智樹ちゃん(5歳)が長年の育児放棄と最後には栄養失調でなくなったそうです。

智樹ちゃんの体重は5歳児の平均の3分の1程度で1歳児程度、身長も25センチ低く2歳児程度との事で長年にわたって虐待か育児放棄が続いていたようです。
二人とも実の親のようですが「愛情が湧かなかった」のだとか。

妹さん3歳が無事保護されたようで幾らかの救いです。
可哀想な智樹ちゃんの冥福を祈ります。   合掌。


読売新聞:
5歳の長男に約2か月にわたって十分な食事を与えず餓死させたとして、奈良県警は3日、両親で、同県桜井市 粟殿 ( おおどの ) の会社員吉田博(35)と、パート店員 真朱 ( まみ ) (26)の両容疑者を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。

 2人は県警の調べに対し、「愛情がわかなかった」と話し、容疑を認めているという。亡くなった長男の智樹ちゃんの体重は5歳児平均の約3分の1で、1歳児を下回る6・2キロ、身長も平均よりも25センチ低い2歳児程度の85センチだった。県警は長期間、育児放棄が続いていたとみて、司法解剖をするなどして詳しく死因を調べる。

 発表によると、2人は今年1月頃から、智樹ちゃんに朝に1回、わずかな食事や水を与える程度で、衰弱した智樹ちゃんに治療なども受けさせずに放置するなどして、死亡させた疑い。智樹ちゃんはこの1週間はまったく食事をとっておらず、寝たきりで、紙おむつをしていた。筋肉はほとんどなく、「骨と皮の状態」(捜査関係者)だったという。腕や足にあざがあり、県警は暴行の有無も追及する。

 捜査関係者によると、智樹ちゃんは保育園などには通っておらず、1年近く、自宅に閉じこめられた状態だったとみられる。

 県などによると、3日午前11時頃から正午頃にかけて計3回、真朱容疑者から県中央こども家庭相談センター(奈良市)に、「子どもを虐待した」「ぐったりしている」などと電話があった。センター職員が救急車を呼ぶよう指示し、県から通報を受けた桜井市の職員が自宅に向かい、智樹ちゃんと妹(3)を保護した。智樹ちゃんは県立医大病院(同県橿原市)に搬送されたが、飢餓による衰弱が激しく、同日午後5時20分、急性心不全で亡くなった。病院によると、すでに手の施しようがない状態だったという。妹は同センターに保護されたが、体調に問題はない。

 智樹ちゃんは両親と妹の4人家族で、JR桜井駅の北約1キロの住宅街にあるアパート2階で暮らしていた。県と桜井市は、通報がなく把握していなかった。
(引用終わり)
コメント (2)
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GWを5地域に分散?!

2010-03-04 08:06:57 | 政治
地域でずらして春秋5連休を=休暇分散化で政府案-観光本部(時事通信) - goo ニュース

政府が観光立国推進本部(国交省の分科会)でGWなどに集中している休暇の分散案を提示しました。
全国を5地区に分け日程をずらし春と夏に5連休を設定する。混雑緩和による観光需要の拡大や観光地での雇用の拡大を目指すのだとか。

久しぶりに社民党の辻本議員がTV画面に映り意見を聞きたいと低姿勢で語っていた。
爺はもう年金生活者だからGWが混めば遊びに行かないでキップや宿の手配が簡単で安い時期にすれば良いが全国展開や隣の地区に支店や出先を持つ企業や流通サービスは休み難かろう。

観光地の旅館やホテルだってGW中が100%予約としても分散の結果10日で50%の予約となれば同じこと。5地区で5日だから25日間に2-30%の入りになったら効果は微妙である。

金を掛けないで効果のある景気対策とは難かしい。
GWとお盆くらいは休みの取りづらい日本の雇用関係の中で漸く「連続して休みが取れる期間になってきた」様な気がする。
それだって有給休暇のある正規従業員が中心の筈であるからアルバイト、パートや臨時社員はその限りでない。爺がサラリーマンで働いていた頃より雇用状況は悪化している。

金を掛けないで景気に効果を期待するなら「GWとお盆休みと年末年始休み」で年次有給休暇の完全消化を政府一体で促進してみたら!?
雇用も充分でないのに「休むことばかり考えて!」と石が飛んできそうな気がする。

さて議論はどうなるでしょうか? 注目です。


時事通信:
政府は3日、観光立国推進本部(本部長・前原誠司国土交通相)の分科会を開催し、ゴールデンウイークなどに集中している休暇の分散化案を提示した。春と秋の2回、全国5地域ごとに日程をずらして5連休を創設。混雑緩和による観光需要拡大や観光地での雇用安定化を目指す。祝日法改正などが必要なため、実際の導入は早くても2012年以降となる見通しだ。

 同日は、日本経団連など経済界の3団体から意見聴取し、「賛成だが十分な準備期間が必要」(経団連)、「取引先との調整が難しい面もある」(全国中小企業団体中央会)などの声が出た。経済界には反対の声も根強く、実現にはその理解が得られるかが大きなカギとなる。

 5連休をつくるには、春は憲法記念日(5月3日)とみどりの日(同4日)、こどもの日(同5日)、秋は海の日(7月第三月曜日)、敬老の日(9月第三月曜日)、体育の日(10月第二月曜日)の各3祝日分の休日を利用する。いずれも土・日曜と連続するように移動させる。

 五つの地域ブロックは、「北海道・東北・北関東」「南関東」「中部・北陸信越」「近畿」「中国・四国・九州・沖縄」を想定。春なら5、6月のうち5週のいずれかの土~水曜に、5地域の5連休をそれぞれ当てはめる案を提示した。

 ただ、この場合は全地域を通じた5連休期間が月をまたぐため、5月各週の月~水曜か水~金曜のいずれかに設定する案も示した。秋についても同様な考え方で10~11月または10月に5連休を分散させる。  (引用終わり)
コメント (6)
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