王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

毒入りギョーザ事件で元臨時工拘束

2010-03-27 07:44:50 | 社会
ギョーザ事件で元臨時工拘束=「待遇不満で毒混入」-発生2年で解決へ・中国当局(時事通信) - goo ニュース

有りましたねー。中国製餃子で中毒。
爺もこの事件について08年1月31日に第一報を書いていました
千葉の方が07年の暮れ兵庫の方が08年1月早々中毒症状を呈しました。
その後冷凍餃子の自主回収とともに毒物はメタミドホスとか注射針で混入させた後がある等が次々に明らかにそして製造場所が中国は天津の天洋食品工場製である事もわかった。

しかし中国当局は強かでしたね。日本での混入が考えられない事は無い等あらゆる反論をして犯行現場が中国である事を否定し続けていました。北京五輪前だったものね。

あれから丸2年。中国当局はやはり天洋食品の元臨時工呂月庭容疑者(36)=河北省出身=を拘束したのだと。
もうすこし経過を見守らないと事情が良く判りません。

北京五輪も無事済み上海万博寸前で日中間には大きな問題もなさそうな今(本当は東シナ海のガス田開発とかあるはずだけど)解決に向かうのは中国にとって良いタイミングなのかも知れません。勿論偶然に今になって解決したのかも知れません。

ところで中国からの冷凍食品の輸入は今では息を吹き返して結構幅を利かせているのでしょうか?
爺の家では今のところ警戒を解いていません。


時事通信:
【北京時事】新華社電によると、千葉、兵庫の両県で10人の被害者を出した中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、中国の警察当局は26日までに、ギョーザ製造元・天洋食品(河北省石家荘市)の元臨時工、呂月庭容疑者(36)=河北省出身=を拘束した。同容疑者はギョーザに毒を混入したと供述している。

 2008年1月に発覚したギョーザ事件は日中間の重大な懸案事項で、日本人の対中感情悪化の大きな原因となっていた。捜査に進展がみられないまま約2年が経過したが、ようやく解決に向けて動きだした。中国政府は外交ルートを通じて日本政府に伝えた。

 呂容疑者は天洋食品に対して正社員待遇を求めていたほか、従業員に対する不満を晴らすためにギョーザに毒を混入したと供述。妻の仕事をめぐる不満もあったとみられるという。警察当局は事件に用いた注射器を押収したほか、大量の証人、証言を集めたとしている。

 事件の捜査関係者によれば、押収した注射器には日本で中毒事件を起こした製品と同じ有機リン酸系殺虫剤メタミドホスが付着していたとの情報がある。 
(引用終わり)
コメント (2)
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