王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

普天間基地移設 県外は難しい

2010-03-20 08:01:43 | 政治
普天間「県外移設、難しい」=鳩山首相認める(時事通信) - goo ニュース

19日午後参院外交防衛委員会で、岡田克也外相と北沢俊美防衛相が「普天間基地の県外移設を困難」との見解を表明しました。特に岡田外相は「(民主党の衆院選)マニフェスト(政権公約)では県外とは言っていない。3党合意でも県外・国外と書いていない」とまで答弁しています。

両氏の発言を受けて同日夕刻鳩山首相は記者会見で「防衛相と外相の発言だから(政府の認識は)そうでしょう。しかし(私は)沖縄県民の気持ちを考え困難だけど県外移設に努力をする」と政府と政府の長である自分の立場を使い分けて答えた。
私に反対なら岡田と北沢は更迭してでも県外を探すなんて強い意志は感じられません。

別紙では首相の胸のうちは徳之島だそうだが格別に説得の努力をしている様にも見えない。
県内ならば「キャンプシュワブ周辺或いはうるま沖合い」だそうだがこれだと県内になるので沖縄の方も自民案支持だった方たちからも「今更何を言ってるか!」と石が飛んできて当然。

月内に政府案を決めるそうだからそれを待って喜んだり怒ったりする事にする。
まあこの後小沢氏が訪米して何かが変わるか?やはり変わらないか?
小鳩コンビの真価が問われる事になるでしょう。


時事通信:
鳩山由紀夫首相は19日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、「県外は難しいけれども、沖縄県民の皆さん方の(県外が)望ましいという気持ちを大事にしたい。その中で頑張っているところだ」と述べた。沖縄県が求める県外移設の困難さに首相が言及したのは初めて。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 普天間問題に関しては、同日午後の参院外交防衛委員会で、岡田克也外相が「(民主党の衆院選)マニフェスト(政権公約)では県外とは言っていない。3党合意でも県外・国外と書いていない」と答弁。北沢俊美防衛相も「日本の領土の中で『わたしの県が受けます』というところは皆無だ」と述べた。

 政府は既に、普天間飛行場の移設先を県内とする方向で最終調整している。移設先としては、米軍キャンプ・シュワブ陸上部(名護市など)に代替施設を建設する案と、ホワイトビーチ(うるま市)沖合を埋め立てる案が有力となっており、月内に政府案を決めた上で、米側や地元自治体に提示する方針。  (引用終わり)
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