王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

9日 内閣・議長不信任案を否決 与党反対、立民に同調広がらず―衆院

2022-06-12 09:20:00 | 政治
週刊文春に「女性問題」を取り上げられていた衆院議長の和佐田博之氏でしたが、「文春に抗議文を送った」とか反論していましたが、説明責任を果たしていないとの事で野党(特に立憲民主党)から、議長不信任案を突き付けられる事になり9日午後衆院本会議で採決されるお粗末となりました。又「議長不信任案」に同調したのは立民、共産と社民の3党のみで、同じ野党の国民民主党が否決、れいわ新選組は本会議欠席ですから、会期末に向けての「お決り行事」と維新の会にに揶揄されたのも致し方ないかもしれません。
衆院本会議で自身の不信任決議案が否決され、議長席に戻り一礼する細田博之議長(右)=9日午後、国会内

おまけと言っては岸田首相に失礼ですが「内閣不信任案」も当然否決されました。これで15日に政府提案の全法案を通し、参院選に突入の様です。22日公示。7月10日 投開票ですから、もう各党 幹事長を始め偉いさんが磁極後援会とかで、立候補者援護の為、動き出している様です。
「骨太の方針」も財源を明示しないで防衛費の増加、貯蓄から投資へ、健全財政の目途2025年を削除等」突っ込みどころ満杯の筈ですが盛り上がりません。それだけ国政が安定している徴だと良いのですがね!

写真:衆院本会議で内閣不信任決議案が否決され、一礼する岸田文雄首相(右手前)ら=9日午後、国会内 

時事通信:
立憲民主党が提出した岸田内閣と細田博之衆院議長に対する2本の不信任決議案は9日の衆院本会議で採決され、いずれも反対多数で否決された。議長不信任案は自民、公明両党が反対。内閣不信任案は自公両党に加え、日本維新の会、国民民主党なども反対した。賛成は統一会派を組む立民、社民両党と、同調した共産党にとどまった。
「求心力ゼロ」「茶番」 不信任案で立民批判続出―野党
 岸田文雄首相は内閣不信任案否決を受け、首相官邸で記者団に「信任をいただいた。引き続き責任を果たし、期待に応えていきたい」と述べた。
 立民の泉健太代表は内閣不信任案の趣旨弁明で、政府の物価高対応を「無策」と非難。「特技としていた『聞く力』が、米国、日銀、安倍晋三元首相らの声を聞く力になり、物価高に苦しむ国民の声を聞く力ではなくなった」と訴えた。
 細田議長不信任案に関しては、立民の岡本章子衆院議員が衆院小選挙区定数の「10増10減」見直しに言及した細田氏を「議長に最も不適切な人物だ」と批判。女性記者らへのセクハラ疑惑についても「説明責任を果たしていない」と指摘した。
 議長不信任案の採決では、維新、国民、れいわ新選組などが棄権し、与党や立民、共産両党と一線を画した。
 夏の参院選をにらみ、各党はそれぞれの主張を強めそうだ。自民党の茂木敏充幹事長は派閥会合で「国益、国民生活を優先する政党か、党利党略に走る政党か。不信任案への対応で政党の姿勢が見えてくる」と立民などをけん制した。泉代表は本会議後、記者団に「改めて信任に値しないという姿勢を明確にして戦っていきたい」と述べ、政権との対決姿勢を示した。
 不信任案の処理に伴い、この日に参院で予定されていた7委員会は開催が見送られた。「こども家庭庁」設置法案は内閣委員会で採決することになっていたが、14日に持ち越された。自民、立民両党は会期末の15日に成立させる日程で合意した。
 両党は13日に参院決算委員会を開いて首相が出席した質疑を行うことや、アダルトビデオ(AV)出演被害を防ぐための法案を15日に成立させることも決めた。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする