王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

3日 北朝鮮 3日朝もミサイル Jアラート“上空通過せず” 夜も弾道ミサイル3発

2022-11-04 09:55:52 | 為替 ドル 株式
昨日3日朝8時前に北朝鮮がミサイルを発射した様で、ここをクリック⇒政府はJアラートを新潟、山形、宮城に発出しましたがその時にはミサイルは日本上空を通過とか?
そのタイミングが前回同様に問題にされたと思っていたら、ミサイルは日本海に墜落していた?とか。また一発だと思っていたら計3発でいずれも日本海でレーダーから消えたようです。さらに同日夜10時前にミサイル3発を発射しいずれも日本のEEZ外に落ちたそうです。
また米韓はこのミサイル乱射に対し「米韓軍事演習」を1日延長し4日まで続ける事を決めたと報じられています。
本当に煩わしい事です。
日本上空をミサイルが通過し、或いは日本そのそのものが目標の場合もあるので政府は「北京で北の外務省を通じ厳重抗議」はしないといけませんがカエルの面に小便でしょうか?!
落ち着いて日本列島を南北逆さに見ると以下の様です(ネットより)

中国を含めてみるとこうなります。(同じくネットより)

北朝鮮が長距離ミサイルを韓国と中国の領空を通らないで発射するためには、日本上空が地理的に好都合だし、政治的には国交が無い上、せいぜい遺憾の意を表明するだけですから北にとっては"痛くも痒くもない”取り組み易い国と思われているのは間違い有りません。
勿論政府もこれまでに北のミサイルを早期に探知するため「イージスアショア」の検討や日本海にイージス艦を常駐させ「早期探知」と「場合によって迎撃」或いは都内に「Pac3」の配置などを進めてきましたが、効果はいま一つの気がします。何といっても超音速で飛ぶ物体を、発射位置がわからないのに探知して、日本上空を通過する(だけ)なのか、日本本土が目標なのかを瞬時に判断するのは難しい事だろうと思います。
話は少しそれて今月初めに現東京大学先進技術センター専任講師小泉悠先生の「軍事大国ロシア」の力作を読みだしたところです。その中でソ連邦が崩壊しロシアに国体が替わる中で「憲法をはじめ軍事に関する諸規定をしっかり改変して来た」点は見逃せません。そしてその改変の過程で「国家に対する安全保障はどうあるべきか」をとらえ「軍事力主体の戦争から(軍事力以外のあらゆる材料を使う―情報、偵察、経済、民力、相手の反対勢力など)ハイブリッド軍事戦略」を案出し、2014年のクリミヤ半島の電撃的占領を挙げて説明しています。
その点を考えると「日本の憲法9条(特に自衛権の放棄)をどう考えるか」が保守革新の系統を問わず論議が必要になります。そこを詰めないで「北の発射の度に朝鮮学校の生徒が嫌がらせを受ける」から始まって「敵基地先制攻撃」まで空虚の議論が沸いては消えます。北も心配ですが「中国の習政権3期目は台湾の武力統一も辞さない」様ですから、Jアラートより「地下鉄や地下街の防空壕化」や人口過疎地区での「退避センター」の様なものをどう構築するか? そのための予算は? いろいろ考えないといけない様な気分になりました。
写真:「火星17号」今年3月

FNNプライムオンライン:
度重なるミサイル発射で、挑発を強める北朝鮮。
3日朝、日本海に向けて少なくとも3発の弾道ミサイルを発射し、このうち1発は、新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)火星17型とみられている。
防衛省によると、弾道ミサイルはいずれも日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したとみられている。
政府は当初、ミサイルが日本列島を越えて飛行する可能性があるとして、午前7時50分にJアラート(全国瞬時警報システム)を宮城県、山形県、新潟県に出した。
イカ釣り漁が盛んな山形県内の漁港では...。
山形船友漁撈長会・本間健船団長「どこに落ちるかわからないから、やっぱり危険というか、不安材料」
しかしミサイルは、実際には日本列島を越えず、日本海上空でレーダーから消失したことが確認され、政府は発表を訂正した。
これに関して松野官房長官は、「(ミサイルの)軌道上の計算において、日本上空の通過の可能性があれば、その時点でJアラートは発令するもの」と述べた。
一方、米韓両軍は、北朝鮮の度重なる弾道ミサイル発射などを受け、4日までの予定で行っている大規模な合同訓練の延長を決定。
北朝鮮メディアは、米韓両軍の訓練延長について、朴正天(パク・ジョンチョン)朝鮮労働党書記が、「取り返しのつかない失敗を犯したと気づくだろう」と警告したと伝えている。
(引用終わり)
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2日 【タワマン25階から2歳児転落死】事故から一夜もやまぬ追悼

2022-11-04 09:32:56 | 社会
2日午後、千葉市美浜区の48階タワーマンションの入り口庇の部分に小児が落ちているのが見つかりました。その後の調べで25階の自宅のベランダから墜落死した様です。その後の調べで2歳の男児は:
1:両親は外出し一人で留守番していた。(置いて行かれたか?)
2:ベランダへの窓には、鍵がかかっていなかった。
3:ベランダにはキャンプ用のいすがあった。
以上を勘案して「小児はベランダに出て椅子に乗り身を乗り出して墜落」と判断したのでしょう――事故死の扱いになった様です。
何で2歳児を部屋に置いて行ったか両親の事情は分かりませんが、大切な命が不注意の積み重ねで亡くなりました。
謹んで2歳児の冥福をお祈りします。     合掌

写真:写真の正面 庇の部分に2歳児が落ちた

Flash:
男児は、タワーマンションから張り出した屋根の部分に転落したとされる
11月2日、千葉県千葉市美浜区のタワーマンションの25階から2歳の男児が転落し、亡くなる事故があった。
両親の外出中に起きたというこの事故。高さ約1.2mの、ベランダの柵を乗り越えてしまった可能性が高いという。
一報を受け、SNSにもさまざまな意見が書き込まれている。
《悲しすぎるな》
《痛ましい不慮の事故…。言葉がない、ご両親の心中を思うと。》
《そもそも高層階にベランダは必要か?タワーマンションに柵もないようなベランダや開閉可能な窓を作るべきではない。人も物も落ちたら大変なことになる。》
本誌が事故翌日の11月3日、現場のマンションを訪れると、すでに救急車や消防車などの救急車両の姿はなかった。事故現場となったマンションのメインエントランス付近は、車が引っ切りなしに乗り入れる場所のためか、献花のための場所なども現時点では見られず、郊外の閑静なマンションは、早くも日常を取り戻しているかのようにさえ見えた。
以前からこの地に住んでいるという男性に話を聞いた。
「昨日は救急車やパトカー、それにヘリコプターまでたくさん来ていて、この辺りが騒がしかったです。マンションが建ったのは2、3年前だったと思います。以来、小さい子供を連れたご家族をよく見かけるようになりました。
事故が起きてしまうのはタワーマンションに限らないと思いますが、少しでも何か、防ぐことはできたのではないかと考えてしまいます。こういうニュースを聞くと悲しくなりますね」
くれぐれも、小さい子供からは目を離してはいけないということだ。
(引用終わり)
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4日 日経平均 大引け 続落、463円安の2万7199円

2022-11-04 09:25:49 | 税、年金、国保
4日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、大引けは前営業日比463円65銭(1.68%)安の2万7199円74銭だった。
前引けに比べ100円弱下げ幅を圧縮して引けました。コメントは前場とまったく同様でNU株の2日続きの値下げの影響で幅広い銘柄で売りが出たとなっています。

日経新聞:
4日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、大引けは前営業日比463円65銭(1.68%)安の2万7199円74銭だった。 米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの警戒から、2~3日の米株式市場で主要株価指数が下落した流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出た。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。 
〈以下省略)

ここからは前引け:
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前の終値は前営業日比560円22銭(2.03%)安の2万7103円17銭だった。 
2~3日にかけてのFRBの金利引き上げの影響でNY株が下落し、東京でも運用リスク回避の売りが幅広い銘柄に出て下げたとコメントされています。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前の終値は前営業日比560円22銭(2.03%)安の2万7103円17銭だった。 米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの警戒から2~3日の米株式相場が下落。東京市場でも運用リスクを回避する目的の売りが幅広い銘柄に出た。下げ幅は一時600円を超えた。 
(引用終わり)

ここからは寄り付き:
4日の日経平均は、ここをクリック⇒291.50円安の27371.89円と続落して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は続落。
3日は休日で取引は有りませんでしたが、今朝早朝閉まったNY株の更なる下落を受け日経平均は291円安で寄り付きました。寄り付き一巡後は450円安ほどで揉み合っています。引き続き前場を追ってみます。

株探ニュース
 4日の日経平均は291.50円安の27371.89円と続落して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は続落。(中略)今日の東京株式市場は売りが先行した。米株式市場で主要指数が2日前に比べ大きく下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今日は週末ということに加え、今晩米国で10月の米雇用統計が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。 
〈以下省略)
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3日 NYダウ平均 146ドル安、4営業日連続値下がり…金融引き締め長期化予測で景気後退懸念

2022-11-04 08:55:45 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰裕】3日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比146・51ドル安の3万2001・25ドルだった。値下がりは4営業日連続。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均は146ドル安、ナスダック総合は181ポイント安と前日のFRBの金利上げに対する景気後退懸念の余震が続いています。これではまもなく始まる東京・日経平均はマイナスに影響しそうです。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】3日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比146・51ドル安の3万2001・25ドルだった。値下がりは4営業日連続。
米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方から、景気後退への懸念が強まった。IT大手アップルやクレジットカード大手ビザなどの銘柄が値下がりした。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は181・86ポイント安の1万342・94だった。
(引用終わり)
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