王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中国のコロナ新規感染、初の3万人超…iPhone工場で暴動や陰口を苦にした自殺も

2022-11-27 09:25:58 | 中国関連
このところ中国各地で新型コロナウイルスの感染拡大が報道され、衛生当局による「ショッピングセンターやマンション等から封じ込めを避けるため逃げ出す顧客や住人の姿」が動画で流されています。
地区によっては登場の労働者などが「封鎖」に怒り暴動風の騒動が起きているようですが、さすがにその映像は見られません。庶民は「封城」或いは「封区」などで勤めもままららず、商店主も商売にならず欲求不満は爆発寸前だろうと思います。しかし感染が拡大し「北京市」にまで感染者数が広がると「習政権は清零政策(感染ゼロ封じ込め政策)を改めていませんから、首都防衛のため、極端な制限を加えるのでないかと心配しています。ざっと2か月後には春節(旧正月)の到来で嫌でも人の流れが盛んになります。
北京市内の警戒風景(ネットより)

同じく

何とか無事に春節を迎えてもらいたいものです。
中国でははお百姓さんが暴動を起こすと「王朝の交代の始まり」が多々あります。そうならない事を願っておきます。

写真:北京市内の警戒態勢(ネットより)

読売新聞オンライン:
【広州=吉岡みゆき】中国政府は24日、中国本土で23日に確認された新規の新型コロナウイルスの市中感染者が3万1444人に上ったと発表した。上海市などがロックダウン(都市封鎖)中だった4月13日の2万9317人を上回り、初めて3万人を超えた。歯止めがかからない感染拡大を受けて各地の衛生当局は防疫対策を強化しているが、不満も広がっている。
地域別では、広東省が9296人、重慶市が7846人、北京市が1648人、河南省が695人となった。中国政府が封鎖などの対象とする「高リスク地区」は約2万か所に上っている。

 河南省の省都鄭州市にある台湾の 鴻海ホンハイ 精密工業傘下のiPhone(アイフォーン)受託生産工場では22~23日、封鎖環境に耐えながら勤務していた労働者が、給料が約束通り支払われないことなどに腹を立て、数百人規模の暴動に発展した。フェンスを防護服姿の警官に投げつけるなどする様子が中国のSNSで拡散したが、間もなく削除された。香港メディアは、警察が催涙弾を用いて鎮圧し、40人以上を拘束したと報じた。
 中国メディアは、広東省広州市の隔離施設で感染者の女性(32)が自殺したと伝えた。感染により陰口を言われるのを苦にした可能性があるという。
  習近平シージンピン 国家主席は10月の共産党大会で、わずかな感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策を堅持すると改めて表明した。中国政府はこの方針のもと、引き続き厳しい統制を続ける構えだ。
(引用終わり)
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26日 蔡英文総統、民進党主席を辞任 地方選大敗で

2022-11-27 08:56:21 | 台湾関連
昨日26日台湾で行われた統一地方選で即日開票の結果、「英文総統が率いる与党、民主進歩党は大敗した」と報じられました。
最重要の台北や北部の桃園の主要市長選で敗れるなどし、21県・市の首長ポストを減らした結果を受け、蔡氏は選挙の結果の責任をとり、民進党主席を辞任すると発表した。尚 総統は継続するそうですが2024年満期迄,レイムド・ダック状態でしょうか?!
別紙では地方選挙なので「中国への対抗」が焦点にはならなかったとコメントも有りました。2024年1月に予定される次期総統選の前哨戦とみなされていたそうですから、中国の習政権による「台湾武統」が話題になっている近頃、民進党の敗北は気になります。日本の報道から見ると「民進党」は台湾独立流、「国民党」は親本土流に見えますがどうなのでしょうか? 実質後1年余りです。気になりますね!

写真:統一地方選 選挙結果

産経新聞:
【台北=西見由章】台湾の統一地方選は26日、投票が行われ、即日開票された結果、蔡英文総統が率いる与党、民主進歩党は大敗した。最重要の台北や北部の桃園の主要市長選で敗れるなどし、21県・市の首長ポストを減らした。台北市長選では、最大野党、中国国民党が擁立した初代総統、蔣介石のひ孫で元立法委員(国会議員に相当)の蔣万安氏(43)が勝利した。
統一地方選は2024年1月に予定される次期総統選の前哨戦とみなされ、地方自治体の首長や議員が選ばれた。蔡氏は選挙の結果の責任をとり、民進党主席を辞任すると発表した。総統は継続する。
首長選では民進党が改選前に押さえていた7つの首長ポスト、特に人口の多い6直轄市のうち3市を死守できるかが焦点だった。だが、直轄市は2に減り、ポストの維持はできなかった。一方、国民党は首長ポスト13を維持し、直轄市も2から4に倍増させた。
台北市長選は民進党が前衛生福利部長(厚生労働相に相当)の陳時中氏(69)を擁立。国民党の蔣氏のほかに、台北市長を押さえていた台湾民衆党が支援した無所属の黄珊(こうさん)珊(さん)氏(53)を加えた三つどもえの争いだった。
民進党は台北以外でも桃園の市長ポストを国民党に奪われたほか、これまで押さえていた北部の基隆と新竹の両市でも市長を失った。
選挙では物価高や経済低迷を受け民進党は苦戦を強いられ、中国への対抗を争点化して挽回を図ったが、有権者に届かなかった。
(引用終わり)
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