今朝は日曜日なのでTVで「サンモニ」を見ていました。
冒頭は北朝鮮によるミサイル発射、次いで岸田政権での閣僚の不祥事とここにある寺田総務相の更迭(の可能性)にも触れていました。岸田首相の「聞く耳」に対しコメンテーターの姜尚中氏と松原仁氏は「官邸と自民党の連携が取れていない」「聞く耳を持たなくなっている」事が問題でないかと厳しい注文が付きました。昨日深夜岸田首相夫妻が強い風の中、(多分羽田)空港のタラップから降りてくる場面が映像で流れました。この場と時間を考えると岸田首相による記者会見はバンコクを立つ前の記者会見でのそれですね。見た覚えが有ります。そうすると今朝早朝には官房長官他関係閣僚が呼ばれ「寺田氏の処遇につき話合われている頃」かと思われます。
「統一教会と閣僚或いは自民党議員との関係は安倍内閣の残滓」ですから、岸田氏は「その件で関連した人物には厳しい対処をすべき」でしたが初動に於いてためらいか遠慮の様なものが有りました。これで3人目の整理が済んでも4人目もいる様で「旧統一教会関連の被害者救済の法制化」にどんどん進むかと見る??なのですね。
「よく聞いた上で、良いものは”野党の提案でもパックンと飲みこむ” パックン総理と呼ばれた先輩を真似て」善政を敷いて欲しいものです。
出来るかな? この国会限りで後は無い! と決めれば「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり」ですがどうなるでしょうか? 心配です。
写真:記者会見での岸田首相
読売新聞オンライン:
岸田首相は19日、政治資金収支報告書の不適切な記載などが相次いで発覚した寺田総務相を更迭する方針を固めた。自民党内からも、今年度第2次補正予算案の審議への影響を避けるため、早期に対応するべきだとの声が強まっており、交代は不可避だと判断したとみられる。20日にも、対応を協議する方針だ。
寺田氏は、自身の後援会の政治資金収支報告書で約3年にわたり故人が後援会の会計責任者となっていたことなどが判明し、野党が「政治資金規正法の所管閣僚として不適格だ」と辞任を求めている。今月半ばには、昨年の衆院選で地方議員らに違法に報酬を払ったとの疑惑も浮上した。
首相は19日、タイの首都バンコクでの内外記者会見で、寺田氏の進退について「(内閣の)課題に一つひとつ挑戦していくためにどうあるべきか、適切なタイミングで首相として判断していきたい」と述べた。
第2次補正予算案は21日の衆院本会議で審議入りする。政府は経済対策の財源を手当てする補正予算の成立を最優先課題に挙げている。自民の重鎮議員は19日、「寺田氏は疑惑について説明できていない」と語った。
首相は記者会見で、寺田氏を続投させるかどうかを問われ、「年末にかけて政権の全ての力を課題の一つひとつに集中したい。一方、各閣僚は説明責任は徹底的に果たしてもらわなければならない。この二つの観点から判断したい」と語った。
寺田氏は19日、地元の広島県呉市で開かれた自民関連の会合に出席した。出席者によると、寺田氏は「ご心配をおかけしているが、きっちり対応していく」と述べた。首相は19日深夜、東南アジア歴訪の日程を終えて帰国した。
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