劇作家の谷賢一氏(40)の新作舞台「家を壊す-他、短編-」の公式サイトは16日未明、同氏がセクシュアルハラスメントで告発されたことを受け、福島県南相馬市で16~19日まで予定されていた全5公演の中止を発表したそうです。
舞台でお芝居なんて芸術にとんと無関心な浜爺ですから、劇作家の谷賢一氏の事など少しも知りませんでした。
参考記事にも谷氏の写真が載っていますが「コピペ」出来ないのでネットから拾いました。
驚いたのは16日から公演というのに、直前の「同日未明に公演中止を決めた」という性急さ? に驚きました。
「家を壊す-」は、東京電力福島第1原発事故を題材としており、福島市相馬市で5公演が予定されていたそうですが、営業的にも問題が起きそうですね!
それはさて置き、きっかけは谷氏が主宰する劇団「DULL-COLORED POP」の劇団員の女性。セクハラで谷氏を告発したとする文書を公表した事と谷氏は「事実無根」と反論している最中の結論です。
別紙の報道では11月には女性は「東京地裁に550万円の損害賠償を提訴」とありますし、劇団青年団を主宰する平田オリザ氏が「16日、谷さんの退団措置をとったことを公表した 。セクハラは劇団の厳しく戒めるところ」と語っていました。
オリザ氏が語ったように「事実はこれからの裁判の中で明らかになってゆくのでしょうが、谷氏のセクハラは彼の主催する芝居のけいこ場では常態だったのかもしれません」。
余りにも一方的とか、あり得ない!との批判の声は出ていない様です。
個人の表現能力とセクハラ行為は別物で「酒を飲むと人が変わるのを現実に知っていますから、お芝居の指導になると人が変わる方なのかも知れません。
写真劇作家 谷賢一氏(ネットより)
日刊スポーツ:
劇作家の谷賢一氏(40)の新作舞台「家を壊す-他、短編-」の公式サイトは16日未明、同氏がセクシュアルハラスメントで告発されたことを受け、福島県南相馬市で16~19日まで予定されていた全5公演の中止を発表した。主催者は「状況を勘案して協議を行った」としている。
提訴したのは谷氏が主宰する劇団「DULL-COLORED POP」の劇団員の女性。セクハラで谷氏を告発したとする文書を「note」に投稿した。
谷氏は、ウェブサイトに「事実無根および悪意のある誇張に満ちており、受け入れられるものではありません。司法の場で争う所存です」などと反論のコメントを掲載した。
「家を壊す-」は、東京電力福島第1原発事故を題材としており、南果歩らが出演予定だった。南は中止を受けツイッターに「福島で生み出す演劇に意義を感じていました。本当に残念でなりません。しかし、提訴した方の並々ならぬ心情を思うと、これは致し方ない判断だと思います」と投稿した。
谷氏は19年に上演された福島3部作と題した作品で、翌年の岸田國士戯曲賞を、3部作のうち1作で鶴屋南北戯曲賞を受賞した。
(引用終わり)