29日(現地時間)ロシア軍はウクライナ各地の重要インフラ(社会基盤)施設を標的とした大規模ミサイル攻撃を行ったと報じられました。同じ機器の中に120発の飛来という数字と69発のうち54発を迎撃と矛盾した数字が並んでいます。おそらく集計する時間の違いだろうと思いますがどうでしょうか?
28日午後ゼレンスキー大統領が「年次教書演説で領土保全の回復や戦争犯罪を裁く国際法廷の設置を目指す方針を明らかにした」ばかりだったそうで、それに対するロシア軍の報復だった可能性があると解説されています。
10月にウクライナ軍が、ここをクリック⇒クリミヤ大橋を爆破した報復にロシア軍が大量のミサイルにより発電所を始めとする重要インフラに攻撃をしました。それでもウクライナ軍が参らないので、更にミサイル攻撃を続けているのでしょうかね?
東部、南部の地上戦に対する戦闘が膠着状態を抜け出せないので、ミサイル攻撃で補う側面も有るのかも知れません! ウクライナの一般市民は気温2度前後(と聞きます)の中で、電気、ガスの供給が途絶えてさぞ難儀な事だろうと思います。
病院や医療施設も攻撃目標の様ですから、けが人や幼児や高齢者は生き残るのにも大変だろうと想像します。心配しながら見守っています。
頑張ってください。
写真:28日、キーウで演説するウクライナのゼレンスキー大統領=ロイター 【読売新聞社】
読売新聞オンライン:
ロシア軍は29日、ウクライナ各地の重要インフラ(社会基盤)施設を標的とした大規模ミサイル攻撃を行った。ウクライナ軍総司令官は露軍が巡航ミサイルなど69発を発射し、54発を迎撃したと発表した。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が28日午後、年次教書演説で領土保全の回復や戦争犯罪を裁く国際法廷の設置を目指す方針を明らかにしたばかりだった。露軍の報復だった可能性がある。
ウクライナ空軍によると、露軍は爆撃機や艦艇を使って多方面からミサイルを発射した。29日の攻撃に関し、ウクライナ大統領顧問はSNSで、120発超が飛来したとの見方を示している。首都キーウの市長によると、キーウでは集合住宅などが被害を受け、14歳の子供を含む3人が負傷した。市民の約4割が電気を使えなくなったという。南部オデーサなどでも被害が伝えられている。露軍は28日夜にも自爆型無人機で攻撃した。
一方、露南部サラトフ州の知事は29日、エンゲルス空軍基地付近で無人機を撃墜したとSNSを通じて発表した。同基地は26日にウクライナ軍保有とみられる無人機で攻撃されている。
ゼレンスキー氏は28日に最高会議(議会)で行った年次教書演説で「団結が強ければ、勝利は大きく早くなる」と述べ、露軍に2023年中に侵略を終了させるために、国民に結束を呼びかけた。ロシアが併合した南部クリミアや、東・南部4州も復興の対象になると述べ、全土の奪還を目指す姿勢を改めて強調した。戦争犯罪を裁く国際法廷の設置についても「国家政策の一部」と位置付けた。
〈引用終わり)