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16日までに欧州各地で行われたトランプ政権重量級閣僚の発言は「トランプ大統領の真意不明」のまま、ミュンヘンの欧州安保会議」を終えました。
そこでの不評を庇うかの様に「16日ルビオ国務長官が補足説明」をしています。
【ルビオ米国務長官は16日、ロシアとウクライナの停戦に向けた「真の交渉」が行われる場合、ウクライナと欧州も関与するとの認識を示した。ウクライナや欧州は頭越しに米露が交渉を進めることを警戒しており、懸念の払拭(ふっしょく)を図った格好だ。米政権はサウジアラビアでロシア側との高官協議を行う。ルビオ氏は「今後数週間か数日が、ロシアが本気かどうかを決めるだろう」と述べた。
欧州の関与を巡っては、ここをクリック⇒ウクライナ・ロシア担当特使のケロッグ氏が15日、関係国が多くなれば交渉がまとめづらくなるとして「(欧州が参加することは)起きないと思う」などと語っていた】と毎日の報道です。
別紙では「米国共和党支持者の中でも、安保安全保障会議での担当閣僚の発言に苦情」が出ていると報じています。問題は「サウジでの米・ロ協議」に先送りですかね?
この協議も「米側では主任担当官が決まっていない」と報じられています。
写真:ルビオ米国務長官=ワシントンで2025年2月10日、AP
毎日新聞:
ルビオ米国務長官は16日、ロシアとウクライナの停戦に向けた「真の交渉」が行われる場合、ウクライナと欧州も関与するとの認識を示した。ウクライナや欧州は頭越しに米露が交渉を進めることを警戒しており、懸念の払拭(ふっしょく)を図った格好だ。米政権はサウジアラビアでロシア側との高官協議を行う。ルビオ氏は「今後数週間か数日が、ロシアが本気かどうかを決めるだろう」と述べた。
欧州の関与を巡っては、ウクライナ・ロシア担当特使のケロッグ氏が15日、関係国が多くなれば交渉がまとめづらくなるとして「(欧州が参加することは)起きないと思う」などと語っていた。
ルビオ氏はCBSテレビのインタビューで、本格的な交渉はまだ始まっていないと強調。和平に向けたプロセスは「現時点では存在しない」とし、今後プロセスについて話し合いが行われるとの見通しを示した。その上で、「真の交渉」が行われれば、侵攻を受けたウクライナに加え、ロシア側に制裁を科している欧州についても「関与しなければならない」と語った。
米メディアによると、サウジでの協議にはルビオ氏のほか、ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とウィットコフ中東担当特使が参加する見通し。
ウィットコフ氏は16日のFOXニュースのインタビューで、サウジでの協議について「出発点は信頼構築だ」と説明。ウォルツ氏もFOXで「プーチン露大統領が停戦交渉の席に着くかどうかが問題だったが、トランプ大統領のリーダーシップの下で席に着いた」と強調。今後数週間にわたりロシア側と協議を続けるとした。
またウォルツ氏は停戦に関して「一時的なものではなく、恒久的な戦争終結でなければならない」と指摘。その上で、ウクライナの長期的な安全の保証については欧州が担うべきだとの考えを改めて示した。【ワシントン松井聡】
(引用終わり)
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