昨日27日も柔道男子81キロ級は死闘が繰り返されました。水泳或いはバトミントンその他のTV局によるLive放送の為、柔道の大事な場面は勝負後の動画でしか見られませんでした。永瀬選手の決勝戦もその動画で見ました。確かモンゴルの選手と決勝戦と聞いていたので、画面の相手はモンゴルらしくないなー? と感じてました。動画後の記事を読むとこの選手は前はイランの選手で当時の政権に、国際試合で他国の選手と競うことを禁じられたにも拘わらず試合を行い、帰国後の弾圧を恐れ難民申請し、最終的にモンゴル国籍を得て今回永瀬選手と決勝戦を迎えたようです。
これがモンゴル選手かと思った画像〈ネットより)
それとは別に技を掛ける永瀬選手
勝負がついた場面
2017年には、世界選手権の舞台で右ひざのじん帯を損傷する大けがをします。およそ1年間にわたって試合に出場で着なかったと有りますからその間のモチベーションの維持と膝の修復には辛い思いが有っただろうと思います。
加えて日本男子で平素体重90キロ前後で飛んでも跳ねても敏捷な上、体重10キロ程度は絞ってもスタミナは落ちないなんて逸材はスポーツの分野を問わず少なくなります。滝本選手の2000年シドニー大会81キロ級優勝以来5大会ぶりと聞けばうなずけます。(何かを)持っているのでしょうね! おめでとうございます!
写真:永瀬貴規選手 金メダル〈ネットより)
デイリースポーツ:
東京五輪第5日の27日、柔道男子81キロ級で永瀬貴規(27)=旭化成=が優勝した。同階級での日本勢の金メダルは2000年シドニー五輪の滝本誠以来、5大会ぶり。
今大会の柔道で、日本男子は初日から全4階級を制覇。男子の金メダル4個は現行の7階級では最多で、無差別を含む8階級が実施された1984年ロサンゼルス五輪と並んだ。女子は04年アテネ五輪で5個の金メダルを獲得している。
永瀬は長らく苦戦が続いていた男子81キロ級で台頭し、15年の世界選手権で初優勝。16年リオデジャネイロ五輪は金メダルを期待されながら、銅メダルにとどまった。
(引用終わり)