少し前に読んだ井沢君の『勉強大全』や先日読んだ和田先生の『中堅校から~』でも
出てくるのですが、中学受験からの解放で勉強がおろそかになってしまう子が少なからず
います。
井沢君はゲーセンにはまり、和田さんは灘に入ったからと安心して手を抜きすぎて
しまったとありました。
確か、開成番長こと、個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴さんも麻雀だったかパチンコだったか?
にはまってしまい、途中成績が落ちたようなことを本で読んだ覚えがあります。
2冊の本に共通して書かれていたのが高校入学組の優秀層との差です。
中高一貫校に入ったから安心と思っていた和田先生は愕然として差を埋めるべく
出来ない学年に戻って勉強したとありました。
井沢君も必死にがんばったとありました。
小学校生活をある意味犠牲にして、楽しいことを我慢して入った中高一貫校ですから
遊べる、遊びたい!って思うのが子ども心だと思います。
(今年はコロナの影響で、お友だちと遊べない環境で可哀そうな面もありますが)
姉の高校も然りで、高校入学組は結構優秀です。
娘の時にも思いましたが中学受験までの勉強のアドバンテージがあるので、中1くらいまでは
手を抜こうが多少勉強せずに試験に臨んでも全然大丈夫だったと思います。
でも、やはり積み上げの英語や数学はだんだんと分からないところが増えてしまいました。
それが身に染みている姉が、弟に向かって『英語と数学は本当にコツコツやった方がいいよ!
後で大変だからね』というのは説得力があります。
どう過ごすかは、これからは自分次第。
自分をどうしていきたいかを自分自身で見つめていかなくてはなりません。
でも、中1くらいは未だスタートライン。
どうなっていくかはわかりませんが、たくさん本を読んでそこから学び取ってほしいな~と
思います。
なので、この2冊は(むふふふ)息子の本棚にそっといれておきました。
(;^ω^)永遠に陽の目を見ることが無かったらどうしようとおもいつつも・・・・・
楽しく学べ!新しい未来は君の手に!!