その畑はここです。
植え付け面積は40平方メートルくらいです。
畝間をしゃがみながら歩いて、草を取り除いて行きます。
ここは何度も除草を繰り返していますので草の量は少ないのですが、ハタケニラは、まだ球根が小さくて
新しい鱗片がついていない葉が伸び始めた頃の今が駆除の適期です。
そしてハタケニラの駆除は1株ずつシャベルで掘り上げることに尽きます。
掘り上げたハタケニラの球根や鱗片は、なかなか枯れないので畑に残さず、必ず畑の外に出して
捨ててください。
そら豆は今がアブラムシがつく時期ですので、見つけたら何らかの方法で駆除が必要ですが、収穫まで
無農薬でやりたい方は、一番簡単なアブラムシをはたき落とす方法を試してみて下さい。
アブラムシが群がっている芽先などを手ではたいて落とす方法は何も必要なものはありません。
アブラムシに対してこう構えます。
手首のスナップで2~3回ヒタヒタとはたきます。
足元に置いた手袋の上に堕ちたアブラムシです。
手でアブラムシをはたくとかなり広範囲に落ちて広がります。
一匹残らずとはなりませんが、後はテントウムシやアブ、カゲロウの幼虫たちが片付けてくれます。
手ではたくより効果的なのが、毛足の長い刷毛で掃き落とす方法です。
毛が真っ直ぐに残っていれば再利用品でも構いません。
この方法でアブラムシを落とすと下の葉に小さなスプーン一杯くらいアブラムシが溜まることもあります。
そら豆の畝の間をしゃがみつつ移動しながらの草取りやアブラムシの駆除は、スクワットの
繰り返しのようなものです(^_^;)
この方法はアブラムシが付かなくなるまで何度も繰り返す必要がありますが、この面積なら30分
くらいで終わらせることが出来ます。
以前のそら豆についての記事では、農薬を散布している記事のない年があるのですが、その年は
このような方法で駆除をしているからです。