ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

みゆうの写真がある記事はこれが最後になりました

2013-12-08 20:50:42 | 畑ネコ
それは二回目の予防注射を終えて、駐車場に停めてあった車に向かう途中のことでした。

キャリーケースの中でみゅうが動いたのでしょうか、ケースが傾いたと気が付いた時はもう既に遅過ぎました。
傾いた拍子に片側のロックが不十分だった(毛布がみゆうの尿で汚れたので病院で敷紙に替えてくれましたが、その紙がロックの際に噛んでしまったようです)扉が開いてしまい、みゅうは何の躊躇も無く外へ飛び出して行きました。

みゆうはこちらを一度も振り向くことなく、隣の石材店に置かれた加工途中の石材の間をすり抜けて視界から消えてしまったのです。
 
私はみゆうが飛び出した場所にケージを置き、声を出して駐車場の周囲を探しましたが鳴き声が還って来ることはありませんでした。
それから3時間ほど車の中で待ちましたが、みゆうの姿を一度も見ることが出来なかったので、私はその場所でみゆうを待つことを諦めました。 
 
明日からの「探し猫」の張り紙や、娘によるお願いのツイートはあっても、果たしてそれがどれだけ効果があるのでしょう。
家の近くの数100メートルなら還って来ると信じられますが、動物病院の駐車場は家から車で15分も離れた場所で、途中には二車線の大きな道路が往く手を阻んでいました。  
 
帰宅した時、一番みゆうを可愛がっていた上の娘は、心身ともに疲れ切って寝ていました。
妻からは娘が号泣していたと聞き、親として胸が痛みました。   
 
今こうして日記をつけていても信じられない気持です。
悪い夢なら早く醒めて欲しいものです。 

明日になれば、いつもと同じ賑やかで楽しい一日が始まるのでしょうか? 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これが最後に撮ったみゆうです。 
動物病院は二度目でしたが、最初と違って今日は最初から終わりまで不安げな様子でした。 
みゆうは、一刻も早く縛られているものから逃げ出したかったのでしょう。 
 
 
みゆうとの暮らしはたったの一ヶ月でしたが、沢山の思い出を残してくれました。 
 
みゆうの記事を読んでくれたり、楽しみにして下さった皆さんありがとうございました。 
こんな終わり方で申し訳ありませんが、これでみゆうのことを終わりします。 


 

 
 
 

 

 

コメント
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