秋作の前に報告しておきますが、今シーズンのインカのめざめの夏作は全て失敗しました。
今年は青い網袋をプランターに被せて遮光する夏場の高温対策も試みましたが、結局不発に終わりました。
インカのめざめは、毎年夏作にチャレンジしていましたが、芽が出たものを植えてもひょろひょとした
枝葉にしかならならず、出来る芋も少ない上に指の先以上の大きさになるものは稀ですので、インカのめざめの
夏場の生育は困難であると結論しました。
しかし9月以降に植え付ける秋作については2年間の実績があり、栽培期間が生育限界の12月までで
あってもそれなりに育って、M~Lサイズの芋も出来ますので、今後は春作(2~4月までの植付け)と
秋作(9月中の植付け)に集中します。
昨年の秋作の植え付けの状況です。
第1回の植え付けは9月20日でした。
種芋は春作で出来たものを屋外の雨の当たらないところに放置してあったものです。
第2回の植え付けは9月28日でした。
種芋は春作で出来たMサイズのものを4カ月近く冷蔵で保管してあったものです。
10月23日の記事で、昨シーズンの夏作と秋作の生育状況を比較してあります。
又、この記事の中では、秋作でも植え付けた種芋の保管条件が常温と冷蔵で生育にかなりの違いが
あることが分かります。
今シーズンの秋作の種芋の保管条件は全て常温ですが、保管場所の違いで種芋の状態が異なります。
種芋の保管条件は昨年の秋作での比較で、冷蔵が一番好ましいと分かってはいますが、今回は種にする芋が
大量にあったことと、保冷箱が既に出荷用の保管に沢山使われていたので、種芋の保管用にまで回すことが
出来ませんでした。
1.屋内保管(東側玄関内/段ボール箱内)
2.デッキ下(雨は直接当たらない/日陰/黒いフレコンを被せて遮光/収穫コンテナ内)
保管時の種芋の確認の状況は、以下のリンク先の6月18日の記事にあります。
3.東側屋外軒下(雨は直接当たらない/午前中は陽が当たる/黒いフレコンで遮光/収穫コンテナ内)
腐敗多し
選別前
腐ったり萎びたものを除いてから、大きさで選別したもの(奥のが大きい)
その中で大きいもの
植え付けまでの保管状態
植え付けの第一弾として、駐車場に配置したプランターへ植え付けました。
根が出ているものを優先して植え付けています。
選別後の廃棄品
この後でデッキの上にあるプランターに植え付ける予定でしたが、雨降りのため中断しました。