収獲の記事としては10月21日の続きです。
サツマイモのシルクスイートは、過去に何度か栽培をしてみましたが、芋の見かけや色がよく似ている
紅はるかと一緒に植えていたせいでその特徴の違いを十分把握していませんでした。
今シーズンは実験の紅はるかを除き、芋の皮の色が赤いものはシルクスイート1品種のみに絞ったことで
その特徴をはっきり認識することが出来ました。
そして以下の特徴をもってシルクスイートは、収穫イベント向きのサツマイモであると結論付けました。
シルクスイートの特徴(特長)
1.芋は収穫が遅くなっても1キロを超える重さは稀である。
2.芋は密に付き、多くは25センチ四方に収まる。
3.中心に着いた芋は芋から続く太く短い蔓で茎と繋がっているため、株の下にシャベルを差し込めば。
株元の茎を持ち上げることで、全ての芋を茎から離すことなく一気に収穫することが出来る。
今日のシルクスイートの収穫の状況です。
10月21日の収穫の続きからです。
大きなカゴにあるのが、持ち帰りの良品です。
育苗トレイにあるのが、持ち帰る分の小振りな芋です。
地面に置かれているのが、虫食い跡などがあるため持ち帰らないものです。
コガネムシの幼虫によるものばかりではありません。
収穫イベント終了後に、残った畝にあるものを収穫しました。
この畝の両側には、コガネムシの幼虫による食害対策で「小糸在来」が植えてありました。
シャベルを株の下に差し込んで持ち上げるだけで、ほぼ全ての芋が繋がって出て来ます。
収穫が終りました。
持ち帰るものはコンテナにあり、置いてあるのは芋が小さ過ぎたりコガネムシの幼虫などによって
食害を受けたものです。
コガネムシの幼虫による食痕があるものです。
畝の両側に晩生大豆の「小糸在来」を植えていますが、食痕に新しいものはなく、殆どが一カ月以上前の
古いものです。
食害のあったものを無料野菜として提供します。
この畑でサツマイモは3分の2くらいが残っていますが、殆どは残りの収穫イベント用です。
コンテナにあるのが自宅持ち帰り品で、水洗いの後に再び確認を受けます。