土曜日(8/17)、高校時代の同級生とジャズコンサートに行ってきました。
4月に行った「Saturday Jazz Time」のラテン特集です。
中野ひろし&スイングガイズオーケストラの生演奏が安い料金で聴くことができました。
マンボNO5、ベサメムーチョなどリズム感のあるラテン音楽を聴いていると楽しくなります。
我が家でもこんなふうに音楽を楽しめるようにしたいという気持ちがさらに強くなりました。
メインのスピーカーはリディマーというチョッと珍しいSPシステムです。
左右にサテライトと呼ぶ中高音を受け持つスピーカーと、中央に低音を受け持つウーハーの3本で構成されています。
20数年前に名古屋市のとある業者に注文したものです。
全額前金払いで納期まで1年以上かかるし、良くない評判もあって周りから反対されました。
それでも買ったのは、ライブに一番近い音楽再生ができていると感じたからです。
一般的なオーディオファンが求める重厚な音ではなく、空間に音が舞うような音楽表現と音の出方が特徴です。
購入後は毎晩遅くまで音楽を聴くことが楽しく、ストレスを解消して仕事への活力を与えてくれたものです。
ところが、徐々に音楽が楽しめなくなってきたのです。
システムの持つ本来の音楽表現に問題がありそうです。
四半世紀も経てば、あちこちが劣化してきますよね。
相談しようにも、すでに製造業者はなくなっています。
より感動する音楽を求めて、自分なりに色々と工夫・改善をしてきたつもりです。
それが間違った方向だった可能性があるので、一旦、すべて当初のセッティングに戻すことにしました。
一般的なシステムで向上させる常識が、我がシステムには通用しないことがあるからです。
アンプなどの機器のリフレッシュに始まり、200V電源を100Vに戻し、電源ケーブル・ラインコードなどは推奨された安いものに換えます。
SPセッティングは緻密さが求められるシステムなので、時間をかけて何度もやり直します。
当初の感動した音楽再生に、少し近づいたように思います。
上様が来られた際に制振用アイテムを試してくれたのですが、嫌な音が消え静かになったのが強く印象的でした。
SPの土台にしている黒御影石は、当初から使っているので気にも留めていませんでした。
気になったので、スピーカーを下して石を叩くと高い音で響きます。
試しに100均で買った制振材を貼ると、音の出方が随分と変わるのです。
左右のSPには昔作った制振アイテム(タイル+ブチルゴム)を置くだけでも、弱々しい音が元気になるのです。
右側SP
ウーハー
スピーカーを置く土台が大事だと改めて感じ、黒御影石からオーディオ用ボードに換えることにしました。
素晴らしい変貌を遂げることを願って、これからコツコツと追い込んでいきたいです。