ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

スピーカー変貌に・・・

2019-08-21 23:06:32 | オーディオ・AV

 

土曜日(8/17)、高校時代の同級生とジャズコンサートに行ってきました。

4月に行った「Saturday Jazz Time」のラテン特集です。

中野ひろし&スイングガイズオーケストラの生演奏が安い料金で聴くことができました。

 

マンボNO5、ベサメムーチョなどリズム感のあるラテン音楽を聴いていると楽しくなります。

我が家でもこんなふうに音楽を楽しめるようにしたいという気持ちがさらに強くなりました。

 

 

 

メインのスピーカーはリディマーというチョッと珍しいSPシステムです。

左右にサテライトと呼ぶ中高音を受け持つスピーカーと、中央に低音を受け持つウーハーの3本で構成されています。

 

20数年前に名古屋市のとある業者に注文したものです。

全額前金払いで納期まで1年以上かかるし、良くない評判もあって周りから反対されました。

 

それでも買ったのは、ライブに一番近い音楽再生ができていると感じたからです。

一般的なオーディオファンが求める重厚な音ではなく、空間に音が舞うような音楽表現と音の出方が特徴です。

購入後は毎晩遅くまで音楽を聴くことが楽しく、ストレスを解消して仕事への活力を与えてくれたものです。

 

ところが、徐々に音楽が楽しめなくなってきたのです。

システムの持つ本来の音楽表現に問題がありそうです。

四半世紀も経てば、あちこちが劣化してきますよね。

相談しようにも、すでに製造業者はなくなっています。

 

 

より感動する音楽を求めて、自分なりに色々と工夫・改善をしてきたつもりです。

それが間違った方向だった可能性があるので、一旦、すべて当初のセッティングに戻すことにしました。

一般的なシステムで向上させる常識が、我がシステムには通用しないことがあるからです。

 

アンプなどの機器のリフレッシュに始まり、200V電源を100Vに戻し、電源ケーブル・ラインコードなどは推奨された安いものに換えます。

SPセッティングは緻密さが求められるシステムなので、時間をかけて何度もやり直します。

当初の感動した音楽再生に、少し近づいたように思います。

 

 

上様が来られた際に制振用アイテムを試してくれたのですが、嫌な音が消え静かになったのが強く印象的でした。

SPの土台にしている黒御影石は、当初から使っているので気にも留めていませんでした。

気になったので、スピーカーを下して石を叩くと高い音で響きます。

 

試しに100均で買った制振材を貼ると、音の出方が随分と変わるのです。

左右のSPには昔作った制振アイテム(タイル+ブチルゴム)を置くだけでも、弱々しい音が元気になるのです。

   右側SP 

 

   ウーハー

 

スピーカーを置く土台が大事だと改めて感じ、黒御影石からオーディオ用ボードに換えることにしました。

素晴らしい変貌を遂げることを願って、これからコツコツと追い込んでいきたいです。

 

 


波動ツイーターに

2019-02-04 22:55:08 | オーディオ・AV

     向かって右側

 

大晦日にKITHITの「HIT-ST2」の一本を壊してしまいました。

自分の不注意で、SPスタンドから落としてしまったのです。

  ぐちゃぐちゃになった振動板

  曲がった支柱

 

5ヶ月前に導入したスーパーツイーターですが、セッティングの工夫などで良く鳴ってきたところだったのに・・・

HIT-ST2がないと、音楽の楽しさが湧いてきません。

物足らない・・・、寂しい・・・という感じでしょうか。

ライブ盤は臨場感が一気に下がって、聴こうという気持ちになりません。

 

 

 

すぐに修理したいところですが、屋根と外壁を塗装する予定があるので、しばらく控えるしかなさそうです。

そこで思いつきました。

15年ほど前に買った波動ツイーター「CLT-1」を利用することです。

 

HIT-ST2は全方位に音がでますが、CLT-1は平面に放射するので音の広がりは期待薄ですが、試してみることにします。

前後位置や角度を色々と変えて、何度も試聴を繰り返します。

 

生き生きさが出て、不自然さが少ない場所を見つけました。

周波数特性、クロスオーバー周波数は公表されていませんが、相当高い周波数でクロスしているようです。

HIT-ST2と同じではありませんが、無いよりはずっと良いので、このままで聴こうと思います。

しばらくは我慢できそうです・・・。

 


AVルームの遮音

2019-01-31 23:47:28 | オーディオ・AV

     壁紙を貼り終わったところ 

 

窓のリフォームと同時に、マイルームの断熱&遮音工事をしました。

 

窓のリフォーム工事で国の補助金を受けるには、内窓の取付工事と同時に壁の断熱工事を一辺以上することが条件になっていました。

当初は工事に際して、物の移動が少なくて済む居間を予定していました。

家人から、「移動が面倒でも、一番暑いあっしの部屋にしたら?」と言われ、変更することにしました。

 

音楽や映画では大音量で鳴らすので、近所に迷惑になっていないか気になっていました。

断熱材を張ることで、遮音性能が大きく向上すると聞いたからです。

外部に面した西側と南側の2辺に、35ミリのボードを張ってもらいます。

3ヶ所あった換気ダクトも完全に覆ってもらいました。

 

オーディオとビジュアル機器の移動は大変でした。

配線を全部外す必要があるのと、1人では提げられないスピーカや台石などの重量物があるからです。

後から引っ張ってきた2回線の電源も外す必要がありました。

これまでの200Vの電源は、ステップダウントランスの唸り音に耐えられず100Vに戻しました。

あれこれしていたら、これだけで3日間も掛かりました。

 

   外したエアコンを取付

工事は、エアコンの一時脱着などを含めても2日間で完了しました。

 

 

経費節約のため、壁紙貼りはDIYで行いました。

初めてなので失敗の心配もありましたが、チャレンジしました。

親しい人しか入らない部屋なので、気が楽です。

壁紙を多めに購入しましたが、半分ほど残ってしまいました。

 

   パテ埋めをしたところ

   壁紙を半分ほど貼ったところ

 

壁紙は継ぎ目が分からないほど上手く貼れましたが、もうやらないと思います・・・。

貼る前の準備として、下地のパテ埋めが必要ですがとても面倒だからです。

一度パテを塗っても翌日には収縮していて、2度~3度もやり直しました。

その後に、表面を平らにするためのサンダー掛けがいります。

全身粉まみれになりました。

 

 

2重ガラスの内窓と遮音ボードは、驚くほどの効果がありました。

暖房は、エアコンで一度部屋を暖めてしまうと、あとは電気ストーブだけでも十分です。

遮音効果ですが、大きめの音量でも外部には少ししか音漏れしません。

少し音量を絞れば、深夜でも音楽が聴けそうです。

 

残念ながら、家の中は音がだだ漏れです。

家族のみんなには、辛抱してもらいましょうかね(笑)

 

(撮影:iPhone se)


SPスタンド改良

2018-12-07 21:51:17 | オーディオ・AV

     ブルーシートを敷き、天板を外して作業開始

 

スーパーツイーターのスタンドを改良しました。

 

組み上がってから、天板を叩くとカンカンと高い音がします。

支柱が鳴っているからでしょう。

音にどれだけの影響があるのかわかりませんが、精神衛生上も良くないので対策をします。

 

支柱に物を入れることによって、鳴りを止めることにします。

ググってみると、充填材としてジルコンサンドやブラックゴールドサンドなどがありますが、金額が張ります。

「鳴りを止めるだけなら、安価なもので代用できるはず!」と考えます。

 

入れる材質によって音質が変わるとの口コミがありましたが、可聴域を超える高域再生なので影響が少ないかも・・・

色々と考えた結果、石と猫砂を混ぜて入れることにします。

あちこち探して、結局、一番近いコーナンで見つけました。

 

石は天然大磯で、大きさが2分の小石なので隙間なく詰められるはず。

片方に15キロの半分を入れて重量アップをはかり、空いた上部に猫砂を入れよう。

 

 

ところが・・・大失敗。

スタンドの中央が鋼管だと思っていたけど、違っていました。

バラすと、中央が木でそれを鋼管で両方から挟む形でした。

物を入れるには小さな隙間しかありません。

 

小石でも隙間を通らないので、猫砂だけにします。

入れやすそうな丸い形状の猫砂を買いに走ります。

底の隙間を塞ぎ、入れ始めますがなかなか手ごわいです。

       底をダンボールで蓋

 

大きなコーヒーカップに砂を取り、少しずつ隙間に落とします。

30分ほど入れてから懐中電灯で中を照らすと、まだ底の方でした。

全部で4本あるので、いつ終わることか・・・

 

 紙を丸めて、砂を流す作戦は、砂が先に詰まるのでダメ。

紙を滑り台にして入れる作戦も思ったほどのスピードは出ず。

丸の猫砂は入れている間に粉になりやすく、あっちゃこっちゃ砂ホコリだらけ。

ひょっとしたら、音の振動で粉になってしまうかも?

2本のうち1本を、いつも使っている崩れにくい円すい形の猫砂に変更します。

丸の方が入れ易いと思いましたが、ほとんど変わりません。

地道にコツコツと作業を続けました。

きっと、もっと良い音が聴けるはずだと信じて!

 

 

支柱と天板の間と気になっていたので、防振粘着マットを間に噛ませて締めつけました。

叩くと、ゴンゴンという音です。

鳴きは止まったようです!

 

   購入した真鍮の受け

 

急いで、セッティングして試聴します。

あっしの駄耳では、良くなったのかどうか全く分かりません。

「少なくても悪くはなっていないはずだ」と信じて、終わりにします。

 

「充填材を色々変えて、違いを楽しみましょう」という記事がありましたが、もうやりたくありません。

もし実行する方がおられたら、高くても「これは!」と思うもので挑戦した方が良いでしょうね。

 

 

 


アンプを衝動買い

2018-11-30 21:48:52 | オーディオ・AV

  上:MYRYAD、下:予備のAura

 

スピーカー「リディマー」用に、Auraの「VA50」を長年使っています。

既に四半世紀が過ぎていて故障がちで3回目の修理に出しています。

もう一台の予備も左右のバランスが良くありません。

 

徐々に劣化が進み、昔に感動して聴いていた音楽再生とは違ってきているようです。

「こんな鳴りようでいいのか?」と思いながら音楽を聴くのは、精神的に良くありません。

新しいアンプをと考えていますが、現行のアンプを超えるものには巡りあえていません。

 

Aura  JapanになってからのAuraのアンプは、音質や空間表現が当時とは変わってしまったと聞きます。

Auraブランド設立30周年記念モデルとして、「vita premium Black Edition」が限定発売されています。

食指が動きそうになりましたが、昔のVitaのシングル・プッシュプルではなく、パラ・プッシュプルに変更されていてガッカリ。

 

そんな時、以前の試聴で印象の良かったアンプ「MYRYAD」の前モデルが販売されていました。

滑らかな高域と、ボーカルが空間に浮かぶような表現が記憶にありました。

展示品で値引率が良かったこともあり、珍しく衝動買いしてしまいました。

 

届いた梱包を開けると、箱から出したような形跡もなく新品でした。

Auraとは違った再生で、聴きはじめは「えっ!」と思いましたが、エージングするとそれなりに音楽が聴けるようです。

アンプのエージングより、あっしの耳の方がエージングされたのかもしれません。(笑)

 

「故障かもしれない」と不安な気持ちにならず、ゆったりと音楽を楽しめているので衝動買いしたのも正解でしょう。

Auraアンプの修理が出来上がるまでかもしれませんが・・・・

 


ツイーターが活きた

2018-11-28 20:55:01 | オーディオ・AV

 

 

スーパーツイーター「HIT-ST2」がメインSPと上手く繋がらず、半ば諦め掛けていましたが、やる気をもらってようやく使いこなせたようです。

 

位置決めだからと小型SPに付属していたスピーカーコードで、センターウーハーの端子からつないでいました。

「上様」とスピーカーコードの話をしていて、チャンとしたコードに変えました。

数年前に別のツイーター(JBL2405)用に買っていたものです、高級なものではありませんがツイターに使うと良いと評判の線材です。

結線は、それぞれ左右のサテライトSPの端子からつなぎ直しました。

 

変えると、あ~ら不思議!

これまでは、メインSP(リディーマー)の持つ良さを壊していたのです。

それが良妻のように、旦那を下支えして一段上に持ち上げてくれるのです。

たった配線材を変えるだけで、これほど変わるとは・・・

 

「これは使えるぞ!」と気を良くして、スピーカースタンド選びをします。

視聴の耳の位置から、スタンドの高さは70センチ前後が良さそうです。

70センチのスタンドは少なく、比較的安くて使えそうなサウンドマジックに決定。

 

木製の方が柔らかい音が出るようなイメージがあり、あっしの好みかもしれません。

金属製の方が安定性や制振性で有利な気がします。

支柱に充填材入れることで制振効果を高め、好みの音にすることも可能かもしれないからです。

 

届いた梱包は重量がありました。

支柱とベース板・天板に別れていて、付属のボルトで組み立てます。

上下とも2本のボルトで止めるだけですが、ガッチリしています。

叩くと、硬質な音が響くので制振性能は良くないみたいです。

 スパイクが付属していますが、受けがないので真鍮製の物を購入。

絨毯にじか置きすると安定が良くないので、響きの良いという板を前後に挟みます。

天板とツイーターの間には、付属のゴムを貼りました。

スパイクと板厚の分だけ、計画より高くなってしまいました。

 

いろいろ試した結果、メインSPの外側に沿って設置するのがいい感じ。

以前は、ローカット周波数20kHz・音圧レベル低でも出過ぎる感じでした。

今は18kHzでもスーパーツイターの存在が感じられません。

 

   SPの後ろはカーテンで覆います

 

「上様」にやる気と調整のヒントをもらって、とても感謝しています。

HIT-ST2専用のSPコードを貸してもらえるようなので楽しみです。

無理して買った物なので、期待どおり活躍してくれて嬉しいです。

 

毎日、ご機嫌で音楽を聴いています。

「もっと音楽を感じるようにするには、どうしたらいいのか」と、楽しく?頭を悩ましながら・・・(笑)

 


やる気、注入!

2018-11-01 23:16:12 | オーディオ・AV

  

      上様のSP(右側がスーパーツイーター)

 

思い切って買ったスーパーツイーター「HIT-ST2」が、使いこなせていません。

 

ツイーターの位置や高さを色々変えて視聴しますが、元のスピーカー「リディーマー」の良さを壊してしまうのです。

ひと言でいうと、出しゃばり過ぎだと感じます。

  

 

もうお手上げの状態!

悶々とした1ヶ月半が過ぎ、早くも「手放す!」の文字が浮かびます。

音楽を聴く気も失せて、電源を落としてしまいました。

 

そんな時に救いの手がありました。

上様宅のシステム試聴が購入のきっかけでしたが、その上様から声掛けをもらい1週間ほど前にご自宅に伺いました。

音楽を聴きながら、配線コードやセッティング、ルームアコースティックなどのノウハウを吸収します。

 

鳴っている音楽は楽しさをギューッと凝縮した濃い音です。

どんなジャンルの音楽でもスンナリと鳴らしきってしまいます。

決して恵まれたオーディオルームではありませんが、不要な響きが抑えられているので、聴き疲れすることなくずっと聴いていられます。

昼過ぎから聴きはじめ、気がつけば暗くなる時刻でした。

 

お蔭で、「やる気」をしっかりと充電できました。

訪問以降の一週間、痛風の痛みもなんのその、充実した日々を過ごせました。

 


スーパーツイーターを奢る

2018-09-16 23:31:57 | オーディオ・AV

 

最近、意欲が低下しています。

そんな中で、オーディオには気持ちの高ぶりがあります。

 

10㎝シングルスピーカーの心地よい鳴りっぷりに触発されたのかもしれません。

「メインシステムをもっと良くしなければ!」との意気込みです。

以前はもっと心に響く音楽を奏でていたと思うのですが、徐々に感動が薄れてきたようなのです。

 

小型のサテライトSP2本とウーハーの3つのスピーカーが、空間で織りなす音が独特の音場と響きを生み、それが魅力なのです。

スピーカーのセッティングを何度もやり直したり、新たなアンプを探したりしてきました。

 

オーディオ友だちの「上様」のシステムは素晴らしく、「買い換え」の文字が頭に浮かびます。

しかし・・・やめておきます!

マンションが買えるほど高価だというだけでなく、惚れ込んだスピーカー「リディーマー」を最後まで使いこなしたいというのが理由です。

 

今のシステムで音質向上を図るにはどうすればよいか、と考えた結果、スーパーツイーターを加えることにしました。

完成されたスピーカーシステムに、つぎ足すという手法は好ましくないかもしれません。

昔、村田製作所のスーパーツイーターに憧れたが、製造中止になったことも購入の後押しになったかも。

再生帯域は、可聴域を遥かに超える100khzまでのなので、使いこなせるような気がしました。

 

購入したツイーターは、(株)KITHITの「HIT-ST2」です。

洒落っ気のある会社名「きっと、ヒット」は、一度で覚えました(笑)

廉価版の「HIT-20」もありましたが、あえて上位機種を選択しました。

全方位(360度)に音が出ることや、再生周波数3段階+能率2段階に変えられるので、メインスピーカーと繋がりやすいと考えたからです。

 

       空箱などを使って、場所を模索中

 

購入後、設置場所や高さなどを変えながら、最良の場所を探しています。

聞こえないはずなのに、想像以上に音の出方や響きなどが変わります。

20khz以上がカットされているCD再生でも変わるのが不思議です。

 

最良の位置を探るのは大変で、まだまだ時間がかかりそうです。

焦らず、楽しみながら位置決めしたいですね。

位置が定まれば、ちゃんとしたスタンドを買わないとね。

 

 


小型SPの使いこなし(2)

2018-08-26 21:32:45 | オーディオ・AV

 

オーディフルの8センチユニットの桧スピーカー(SP)は快調に鳴っています。

猛暑続きなので、このSPで聴く機会が多いです。

発熱のほとんどないD級アンプでも十分ドライブ出来るからです。

 

スーパーウーハーを使っていましたが、映画を観る時にはいちいち配線を繋ぎ変える必要があり面倒です。

アルテックなどで、スーパーツイターを繋ぐと低域まで改善されるのを思い出しました。

 

 

手頃なスーパーツイターを調べていて、Amazonでいいものを見つけました。

TAKE Tの「BATPURE」です。

本体23ミリ×12ミリの玩具みたいなものですが、使えそうな勘が働きました。

ペアで4千円チョットなので、ダメでも諦めがつく価格ですから。

 

小型SPの下部に貼りつけました。

視聴すると、左右のバランスが悪いです。

調べると、片方のツイターから音が出ていません。

 

SPへの配線を半田付けした時に、コテの熱で壊してしまったようです。

ツイーターを加えることで良くなったのが確認できたので、すぐに1セットを注文し、

今度は慎重に半田付けしました。

 

音の出方や響きが良くなり、低域も音階が分かるほど改善しました。

もう、スーパーウーハーはなくても不満は感じません。

可聴域を超える高域を伸ばすことで、何故、低域が変わるのか分かりませんが、良い方向に変化するのは間違いなさそうです。


大型SPの上に置いているので、音像は上の方です。

不自然とまではいかないですが、目の高さに定位して欲しいと思っていました。

スパーツイターをSPボックス下側に付けたことで、音像の定位する位置が下がってくれました。

 

楽しく音楽が聴けるようになり、オーディフルの桧スピーカー「PR-83Sol」への愛着が深まりました。

 

 

 

一個残った「BATPURE」は、AV用のセンタースピーカーに仮止めをして、映画を観てみました。

セリフが聞き取りやすくなり、音量がアップしたように感じます。

他のSPとのバランスを調整しないといけないほどです。

 

この商品は低額な投資で、驚くような音質向上を望める可能性があります。

システムによって変化の度合いは変わるでしょうが、試してみる価値は十分にあると思います。

オーディオは、聴くのもいじるのも楽しいね~!



卓上CDラック

2018-05-19 17:34:57 | オーディオ・AV

  

 

納戸に扇風機を取りに行ったら、ホコリまみれのCDラックがあった。

買った記憶がないので、息子が使っていたものだろう。

 

悪い習慣で、聴いたCDは、つい、そのまま積み重ねてしまう。

このCDラックがあれば片付くかも?

全く痛んでいないので、扇風機掃除のついでに綺麗にする。

 

CDの幅しか隙間がないので、掃除がしづらい。

思い切って分解してしまおう。

部品の点数が多くて、屈んでの作業は辛くなる。

洗面所の台に乗せてバラすが、分解したことを後悔するほどの面倒臭い。

 

組み立ては単純作業だが、半分ほど組んだところで間違いに気づく。

3方向から入れるCDがぶつからないようにストッパーがあるが、その位置を間違った。

もう一度分解して、組み直し。

 

家人は出かけたので外食するつもりだったのに、時間がかかって結局は自炊に。

部屋に持ってあがって、プレーヤーのそばに積んであったCDを入れるとスッキリ~。

60枚(20枚×3)収納できるので、よく聴くCDくらいは入りそう。

 

たまに、納戸や倉庫に入るのもいいかも?!

まぁ、宝物はないけどね・・・(笑)



小型SPの使いこなし⑴

2018-05-10 22:21:49 | オーディオ・AV

 

 

8センチスピーカーユニットを使ったオーディフルの桧スピーカー「PR-83Sol」は想像以上の鳴りっぷり。

 

「高音が・・・低音が・・・」というような不満が出ない心地よさに満足。

スピード感は文句なしなので、もっとグレードアップできる余地があるのではないかと考えます。

 

まず、小型SPユニットの宿命の低域不足を補えればいいかも・・・と。

audio physicの音楽用サブウーハー「LUNA」があるので、繋いでみます。

 

※サブウーハーの位置・向きは、一般的な置き方とは異なります。  スピーカーとサブウーハーが向き合うような配置としています。

このサブウーハーは、スピーカー端子から繋ぐことができるので好都合。

スピーカーの特性によって色々調整できます。

鳴っているかどうかわからない程度に周波数やボリュームなどを調整。

これでも離れて聴くと、どのスピーカーが鳴っているか分からないほど良くなります。

 

サブウーハーによって低域が補足されるだけでなく、高域の音の質が良くなるのです。

もともと刺激のない綺麗な高音ですが、それをより柔らかく滑らかな表現にしてくれます。

セッティングなどを詰めていけば、もっと良くなる可能性があります。

 

 

中型・大型スピーカーの使いこなしで苦労するより、小型スピーカーにサブウーハーを加える方が断然良いと考えます。

安価で音楽性の高い再生ができるのですから、試してみる価値はあるでしょう。

 

 「そんなバカな!」と思われるオーディオファンは多いでしょう。

あっしもその一人でしたから・・・

現実の演奏ではあり得ないようなベースの音を聴いて喜んでいた時期がありましたし・・・

サブウーハーを使うことにも否定的でしたから。

 

ただ、小型スピーカーには反応の速さ・スピード感だけでなく、見かけでは想像できないようなスケール感や空間描写能力が秘められているように思うのです。 

楽しみ方は人それぞれなので、あれこれ言うつもりはありませんが、ちょっと寄り道するのも面白いかもしれませんよ。

 



小型SPが仲間に

2018-05-05 23:59:00 | オーディオ・AV

 

小型のスピーカーを購入しました。

最近は、オーディオ製品の購入はなく、部屋のアコースティックや使いこなしに力を入れていました。

 

メインシステムのアンプ(オーラVA50)の修理が完了して喜んでいましたが、電源スイッチが壊れてしまいました。

上手く代用品を見つけてくれて、再退院できました。

 

しかし、いつ故障してもおかしくないご老体のアンプ。

代替えのアンプをあれこれと探しているときに、このスピーカーに出合いました。

 

スピーカーユニットの口径は、たったの8センチです。

自作マニアの間では人気のあるというフォステックス FE83-Solです。

スピーカーボックスは桧の無垢で作られていて、写真を見ると木肌そのままで美しい。

 

若い頃、低音再生に有利だと言われる38センチのユニットに憧れ、アルテック「バレンシア」を手に入れました。

今もそのスピーカーを使っています。

半世紀もオーディオを趣味としていますが、『心に響く音楽再生には小型スピーカーを使うことが一番有利なのでは』という考えになっています。

 

            設置場所はとりあえずSPボックスの上に

 

現行のメインシステムも小型スピーカーで「左右の中高音SP」と「センターの低音ウーハー」の3D方式ですが、使いこなしが難しいです。

もっと気軽に音楽が聴きたいという気持ちと、無垢で作られたボックスに魅力を感じて購入しました。

アンプを調べていた合間にオーディフィルのHP「桧スピーカー」を覗くと、フロントバッフル面が裏表逆のいわゆるB級品が安く販売されていてラッキーでした。

 

購入して1ヶ月になりますが、このスピーカーの魅力にハマっています。

小型スピーカ-としては安くはありませんが、買って良かったです。

 

まず、送られてきた梱包を開いて感激しました。

品物を保護することは勿論のこと、箱からスピーカーを出しやすい工夫がされていました。

スピーカーには白い紙が丁寧に巻かれ、自身が製作された物への愛情が感じられます。

2個のうち1個には紐が付けられて、箱からスムーズに出せました。

 

ここまで気配りができる方のスピーカーならきっと大丈夫、という気持ちになりました。

 ボックスは独特のフロントバッフルのカットと無垢板の美しさがあり、思わず掌で撫でてしまうほどです。

 

      中央の小さいアンプでドライブ

肝心の音ですが、最初は8センチスピーカーだから、こんなもんか~という感じ。

エージングをして2日後、スッキリだけの音から、スピード感が増したワイドに広がる音に大きく変化しました。

 

キットのCDプレーヤ-と5千円ほどのD級アンプで鳴らしても、清々しい気持ちになれます。

12畳でも何の不足も感じない音量です。

真夜中に、音量を絞って聴いても不満はありません。

 

ネットワークのないシングルSPだからこそ実現できる音楽再生かもしれません。

「シングル・イズ・ベスト」といいますが、スピーカーでも当てはまるようです。

 

エージングが終われば寝室に置くつもりでしたが、自分の部屋から出す気にはなれません。

今のところ音楽鑑賞の2/3の時間は、このスピーカーが鳴っています。

たった8センチのシングルで、こんなにも気持ち良く音楽が楽しめるなんて思いもしませんでした。

 

試聴なしの勘だけで購入しましたが、良い買い物でした。

あれこれ工夫すると、音楽表現に磨きがかかってきています。(後日、アップします)

メインシステムもグレードアップをしなければ・・・という思いです。

 


AURAが退院

2018-04-01 19:22:34 | オーディオ・AV

 

 

修理していたオーディオアンプ「AURA VA50」が、元気になって退院しました。

 

修理の途中でアンプの状況を知らせてくれ、音質に影響する古いコンデンサーをオーディオ用のものに交換しておくとの話です。

受け取ってからしばらく鳴らし込みをすると、以前の音に戻ったようです。

 

ボリュームのガリのことは言ってなかったのですが、ちゃんと直してくれていました。

今は入手できないお気に入りのアンプなので、もう嬉しくて仕方ありません。

故障している予備のAURAも修理をお願いしようと思います。

 

 

高温になるアンプなので、下には石を置いていますが不十分な気がします。

取りあえず、アンプの足に木を挟み、高くしました。

底板を触ると火傷しそうなほど熱いので、もっと高くしたり、ファンを回すなどの放熱対策が必要かもしれません。

 

直らなかった時のためにと、アンプを調べていたら他のアンプに興味が出てしまいました。

この物欲は収まるだろうか・・・と。

 

 


AURAアンプ故障

2018-03-22 21:01:45 | オーディオ・AV

  

 

メインSP(スピーカー)RIDEEMERを駆動するアンプは、AURAのVA50です。

SPを購入したサウンドアートが推奨するアンプです。

 

当時、イギリスの新興メーカーのプリメインアンプで、SP購入時にはこの型番すでに旧製品となっていました。

あちこちのオーディオショップに問い合わせて、やっと購入しました。

柔らかで、自然な音質は好みでした。

 

しばらくしてからもっとグレードアップしようと、ドイツのブルメスターのプリアンプとパワーアンプを買いました。

先に買ったフォノイコライザーアンプがあまりに素晴らしかったからです。

しかし、このSPとは合わず数ヶ月で手放しました。

 

こんなにアンプによって音楽表現に差が出るSPは珍しいかもしれません。

AURAのVA50とSPとの相性の良さを再認識しました。

難儀をして中古市場で探し、予備のアンプを手に入れることができました。

SP購入後25年ほど経ちましたが、アンプを変えることはありませんでした。

 

十数年使ったアンプが故障し、予備のアンプに変えました。

1台予備として欲しかったのですが、もう入手することができず諦めました。

 

最近、音像が片側による症状が出てきました。

SPのセッティングか、部屋の音響特性が原因だろうと考えました。

いくら必死になっても改善されません。

原因はアンプの故障でした。

 

オーラジャパンのHPを覗くと、「部品の調達が困難なため、修理は行わない」とありました。

ヤフオクで中古品を買うことも考えましたが、古い製品なので経年変化や使用状況で程度の良い物は少ないと思われます。

最新機種はVA40や50と比べると、音質や音の出方が変わっていると聞きます。

 

アルテックの玉アンプの修理をお願いした方に、ダメもとで相談したら見てくれるという。

気が変わらないうちにと、今日、持っていきました。

どうか、どうか・・・直りますように!

 

 


ノイズクリーナーを試す

2018-01-18 23:45:36 | オーディオ・AV

   

 

昨日は久しぶりの雨。

大型ショッピングセンターへの買い物の運転手を務める。

買い物の間、いつものように書店内をブラブラ。

 

音楽・オーディオコーナーへ行くと、ある雑誌に目が留まる。

音楽之友社の「極上の音質改善機器」という付録付の雑誌。

というより付録が主で、少し解説があるだけ。

 

    

機器を買うより安いので、つい買ってしまいそうになる。

これまで舶来スピーカーユニット、比較できるUSBケーブル、自作ケーブルなど買った。

面白い内容で、安価でお試しができるので 注目している書籍だ。

 

 

今回は、パイオニア製USB型ノイズクリーナーだ。

「USBポートに挿すだけで、お気に入りの音楽をワンランク上のサウンドにアップグレード!」という触れ込み。

PRを見ると、6,000円から100,000円までの製品が発売されているようだ。

 

今回の付録は、新発売されるAPS-DR005のお試し版の位置づけみたい。

雑誌は4,968円(税込)で、15,000円の製品をお試しできることになる。

「音にかける魔法」というフレーズに負け、買った。

オーディオ機器としては1~2桁少ない価格だから、ダメもとでもOKだ。

 

 【 現行の装置 】

   ① 音楽専用コンピュータ(Cameo#5)リナックスOS搭載
       ↓

   ② USBアイソレータ(WP-904UIS) 

       ↓

   ③ USB同軸コンバータキット (WP-2704USB)
       ↓
   ④ DAコンバータ【基板完成品】 (WP-9193DAC)
       ↓
   ⑤ アンプ(Aura100)
       ↓
   ⑥ SP(リディーマ)

 

 

早速、PCオーディオで試してみる。

ノイズクリーナーの後側にUSBを挿し込めるようになっている。

 

1 ②のUSBアイソレータの入力側に挿し込む。

 ・音の輪郭がクッキリして、楽器の位置がハッキリする。

 ・音の変化は大きいが、キツい硬質な音に感じる。

    

 

2 ①のパソコン出力側に挿し込む

 ・上のアイソレータと同じ傾向だが、少し穏やかな感じ。

 ・鳴らし込めば、キツさが改善されるかも。

 ・24時間以上鳴らしっぱなしにしてから視聴するが、改善されない。

  

  

3 ①のパソコンの空いたUSBポートに挿し込む。

 ・音そのものは変わったように思えないが、分離が良く、楽器の位置がよく分かる。

 ・しばらくは、この使用方法で様子をみたい。

   

 

謳い文句にあるように、音の変化は認められた。

あっしの場合、本来の使用方法では、良い結果は出なかった。

使用する装置によって、この製品の評価は大きく変わると感じた。

 

USD DACはパソコンからの電源は使用せず、アナログ電源を供給。

ノイズ対策のUSBアイソレータを組み込み、その電源はリチュームイオンバッテリーから供給。

現段階でも、パソコン側からのノイズは最小限になっていると考えられる。

 

何かを変えると、簡単に音や音の出方が変わる。

これまで、オーディオ装置を改善していく中では、変化があれば変わった方を良いと思いがちだった。

じっくり聴き、どちらが良いかを見極める力をつけることがオーディオには必要だ。

周りのすべての人が反対の意見を言っても、その言葉に惑わされることなく、自分自身の感じ方を信じることだ。

 

あっしのメイン装置は小型スピーカー3Dで、いわば高級ラジカセのような製品ともいえる。

オーディオファンには一蹴されるようなスピーカーかもしれない。

自分が惚れたスピーカー「リディーマ」なので、最後まで使い倒すつもりでいる。

 

温か味のある自然な音、ハーモニーを上手く表現できるこのスピーカーが好きだ。

USB型ノイズクリーナーは、使い方によってフワッとした優しい音を壊してしまう結果となった。

この製品の評価を見ると、賞賛の言葉ばかりで驚く。

パソコンオーディオでは高周波ノイズの影響は無視できないが、ノイズ対策に「万能」はないと肝に銘じたい。