ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

iPad miniを

2012-12-08 19:40:44 | オーディオ・AV
 

iPad miniを買いました。
約2週間待って、やっと届きました。

手に取ると、ほんとに軽い。
片手で握れる大きさが、ちょうどいいです。
バッグに入れても邪魔にならず、ネットを見るのにも小さすぎません。

画面が7インチなので、保護シートも気泡が入らず綺麗に張れました。
iPadは2度失敗して、なんと不器用なんだろうと思いながらシートをはぎ取りました。
今回、梱包時のフィルムは保護シートを張る直前まで残していたので、ゴミが入らなかったのが良かったみたい。

居間でテレビを見ながら、触れるのがこの製品の良いところ。
長男はアンドロイドの7インチを買いましたが、使い心地はiPadの方が一枚上手でしょう。

今回購入した一番の目的は、PCオーディオを操作するためです。
ノートパソコンでもできますが、視聴用の椅子の前に置くには大きすぎます。
起動するまでの時間を短縮したいこともあります。

リナックスOS搭載の「CaMeO#5」の製作会社「カメオコンピュータ」の古島社長に相談します。
「iPeng」というアプリを紹介してもらい、ダウンロードします。
iPad用の説明書を送ってくれたので、スムーズにできました。

アプリは850円でしたが、多機能で分かりやすく値打ちがあります。
日本語だし、触っているとすぐに慣れました。

オーディオのソースとして中心的な存在になった「CaMeO#5」です。
最近買った商品では、NO1の満足度です。
安価で、音が良く、アフターフォローも申し分ありません。

来週末に、Dac用のアナログ電源を作る予定です。
日本橋のデジットが開催する「製作体験会」で、指導してもらう算段です。

Dacよりも高い部品代なので、さらに良い音になることを期待しています。
久しぶりにワクワクするオーディオライフです

PCオーディオ(4)

2012-11-19 22:31:33 | オーディオ・AV
  

PCオーディオに取り組んで3ヶ月が過ぎました。
人気のない?オーディオの記事ですが、進展があったので記します。

以前の記事で、リナックスOSの「CaMeO#5」を導入し、DACは完成基盤を買って使っていることを紹介しました。
これによって、聴きたいCDを探す手間が大幅に省かれ、使い勝手は抜群です。
ただ、音質の方はCDプレーヤに追い付いていませんでした。

音質が悪いというのではなく、音の出方が違うのです。
表現が上手くできないのですが、音が空間に浮遊するような感じの音を求めているのです。
一般的には、分離が足らないというのでしょうか?

この原因はDAC周りではないかという憶測で、共立電子の某氏に意見を聞きます。
某氏はオペアンプを8820に換え、電源はスイッチング電源ではなくアナログ電源にして良い結果を得ていることです。

  
    オペアンプ8920

既にオペアンプは8820に換えていますが、8920も好評なのでこれを試すことにします。
2日ほどエージングの後で聴いてみると、オペアンプを換えるだけで驚くほど変わりました。
8920は迫力があって音が前に出てくる感じですが、音量を上げると耳にキツく感じます。
8820は大人しい感じがしますが、音のざらつき感が少ないので、こちらの方が好みのようです。

市販のDACはどれほどの実力があるのか、現行のDACと比べたくなりました。
大阪ハイエンドショーで、CSEコーナーで小さなDACなのに好みの音を出していました。
「Calyx Coffee」というDACですが、安価なのに良さそうな感じがしました。
早速、試してみることにしました。

残念ながら、リナックスでは使えないようです。
音は出ますが、音量レベルが低すぎるのです。
カメオコンピュータ社に相談してみるつもりです。
もしダメなら、Macでは正常に動くのでサブ・システムで使うことにします。


Jazz Audioさんは色んなところから改造・改善をされていて、彼のブログはとても参考になります。
記事を読み返すと、DACの電源の重要性をあげておられ、アナログ電源に換えて良い効果を上げているようです。
彼のような高額な機器ではありませんが、それでも改善の方向性を見つけ出す上での鍵となります。

あっしも電源が大事なことは分かっていて、部屋にはオーディオ専用に2回路を引いています。
1つは200Vで引き込み、トランスによって100Vに減圧して使っています。
もう1つは100Vで引き込んでいますが、ノイズを取るために大きなトランスを介しています。

今回、入力側ですがコンピュータなのであまり電源には影響されないだろうとの思い込みがありました。
アナログ電源を購入するか、電源を作りだすアンプを購入するか、はたまた自作するか迷うところです。
ピッタリの電源キットは発売されていないようなので、あっしの力で基盤から作るのは困難かもしれません。

取りあえず、PC部分の電源周りの配線などを見直すことにします。
今の配線は、何も考えずにただ繋いだだけです。

① 部屋のコンセントは使わず、オーディオ専用電源からオーディオ用のタップを使って繋ぎます。
② リナックスの音楽専用パソコン「カメオ」はACアダプターとなっていますが、アダプターまでの電源コードをオーディオ用に換えます。
③ DACの電源は、安物のACアダプターだったのを、国産のしっかりしたものに換えます。
④ コンセント差し込みの極性を、聴感上で良い方に換えます。

お金は掛らないけど、時間をかけて地道に探っていると音が激変しました。
Jazz Audioさんの「アナログよりもデジタルの方が電源の影響を受けやすい」という意味がやっと分かりました。

音のざらつき感やキツさはなく、しっとりした感じになりました。
その上、低域の量感が増え、音が空間に舞うように感じるようになりました。

電源部分をしっかりさせれば、まだまだ良くなる可能性がありそうです。
DACは今のものでも基本的なところでの不満がなくなったので、アナログ電源の導入を考えることにします。

今や我が家のオーディオシステムの中心となりつつある「CaMeO#5」ですが、その実力と価格の安さを再認識しました。
OSがリナックスであっても使用上で専門知識はいらないので、オーディオ機器として捉えれば良いでしょう。
興味のある方はご覧ください。

  http://terra-united.co.jp/cameo.html

HPは更新が滞っていてようで、最新のものではなく「CaMeO#3」のままになっています。
現行品はキットではなく完成品となっており、必要なソフトもダウンロード済みで、使いやすくなっています。
CDの光学ドライブが内蔵され、CDを入れるだけで自動的にリッピングが始まります。


  
     音楽をコントロールするPC画面(windows PC)

PCオーディオはやってみると意外と簡単で、システムを大きく変える宝箱かもしれません。
使われているノートパソコンなどにDACを繋いでみることから試されたら如何でしょうか?
やってみる価値は、大いにありますよ!

CDラック完成

2012-09-09 16:41:00 | オーディオ・AV
  

回転式のCDラックを組立しましたが、あまりに出来具合が良かったので紹介します。

PCオーディオを導入して、CDをパソコンにリッピングし始めました。
CDラックに入らないものは床の上などに置きっぱなしです。
聞きたいCDがすぐに見つけられません。

LPレコードは、新築した時に備え付けのラックを作ってもらったので、余裕で収納できます。
CDは備え付ける場所がないので、ラックを買うしかなさそうです。
自分の部屋の壁面はオーディオ機器などで、ほとんど占領しています。
少しずつよせて、何とか30~40㎝のスペースを空けるのがやっとです。

     


ここに合うラックがないか家具屋さんを回りますが、大きすぎて入りません。
コーナンやニトリに行くと、省スペースのラックがありますが安っぽいし、収納できる枚数が少なすぎます」。

家具類は現物を見てから買いたいのですが、ネットで検索してみることにします。
アマゾンを開くと、ピッタリのものがありました。
40㎝の幅と奥行きがあれば置ける回転式のラックです。
なんと、CDだと480枚も収納できるのです。

組立式なので穴の不具合や回転部分の強度が心配ですが、評価は良さそう。
1万円で買えるので、ダメもとで注文しました。

商品が届いたので提げてみたら重いです。
ニトリにあった組立式とは比べものにならない重さです。
「重い=しっかりしている」のイメージが当たっておればいいなと思いながら、2階へ運びます。

     

開けると、重いはずです。
木材は主材料だけでなく、棚もすべて集成材のシッカリしたもので作られていました。
丁寧な梱包で、大事な金属パーツは予備も入っています。

「必ず二人で組み立ててください」と書かれていましたが、一人でやります。
たった1枚の説明書ですが、わかりやすくて迷うことがありません。

これまでの組立式の物は、ボルトの穴の位置がズレていたり、合わせの部分が良くなかったりと、加工の精度がもう一つでした。
この品は、申し分ありません。
組み立ての時に苛立つこともなく、気持ちよく完成です。
大満足の商品でした!
CDラックを考えておられる方は、このLCI-144BKも候補にされたらいかがでしょうか。


     

DVDとリッピング済のCDを入れてみました。
散らかっていたCDが少しだけ片付いたかな?
コンピュータに入れながら、徐々に整理していくつもりです。

難点は一つ。
高さが、あっしの身長ほどあるので、地震の時の転倒が心配です。
大事なスピーカに倒れて壊さないようにしないといけません。
回転するラックなので、転倒防止をどうするか考えないと・・・(悩)

PCオーディオ(3)

2012-09-01 11:01:32 | オーディオ・AV

    CaMeO#5は左側・中央の棚に設置、小さなオーディオ機器みたい
    積んでるのはリッピング中のCD

パソコンに取り込んだ音楽を再生する「PCオーディオ」が、一応の完成をみました。

リナックスのOSを積んだ「CaMeO#5」は音楽サーバーとして機能し、ネットワークを利用してコントロールする仕様となっています。
「CaMeO#5」をネットワークに組み入れるため、新たに無線コンバーターを購入しましたが、現行の無線ルーターは旧くて、この無線コンバーターに対応していません。
そのため、ルーターそのものを換える必要が出てきました。

カメオコンピュータカンパニーから自宅に来てくれる日の前夜に、ネットワーク回線のやり換えをはじめました。
といっても、息子がやるので見ているだけですが・・・
息子はセキュリティーを重視して、簡単な接続ではなく手動による設定を行っています。
作業に時間を要し、終わったのはもう朝方でした。


小島社長と技術者の鈴木氏が、約束の時間ぴったしに来てくれました。
お二人とも温和な方で、初対面にもかかわらず話しやすかったです。
小島氏は「道楽のつもりでやっています」とおっしゃいました。
78,000円の販売価格や自宅訪問による指導・調整を考えると、この言葉も頷けます。
開発費を考えれば破格の値段といえるでしょう。

個人のお宅へ無料で指導調整に行くのは、8月中に購入された場合ということです。
それ以降で訪問指導を希望する場合は、1回1万円でお願いできるそうです。
あっしの経験からいうと、訪問してもらう必要性は少ないでしょう。
自宅でネットワークにさえ繋がれば、付属の説明書を読むだけで使えるはずです。

事前の準備不足で、必要なソフトをダウンロードするところからやってくれました。
英語ができないあっしでも、操作はすぐに慣れます。

肝心の音ですが、色々と手を加えたCDプレーヤと同等という感じでした。
その後、二日間エージングをしたら、随分と良くなってきました。
引き続き鳴らし込んでいけば、さらに良くなるでしょう。


今回のPCオーディオで、一番嬉しいのはインターネットラジオです。
ボタンひとつで、好きなジャンルの音楽を24時間いつでも楽しめるのです。
ジャズとクラシックのチャンネルを少しだけ聴きましたが、音質も悪くありません。
「おまけ」程度だと思っていましたが、これは使えます!

PCオーディオ導入は正解でした。
「CaMeO#5」を選択したことは間違いなかったようです。
音質に満足していて、選んだ自分の勘の良さニンマリです。

JazzAudioさんや上様のシステムが奏でる音にはほど遠いかもしれません。
それでも、少額の投資で我がシステムも格段の音質向上がありました。


電源の取り方、コード類の選定、設置方法、そしてDACの改造などにより、さらに良い音を追求していくつもりです。

皆さんも、PCオーディオに挑戦されたら如何でしょう。
オーディオでの新しい世界が見えるかもしれません・・・よ^^@

PCオーディオ(2)

2012-08-29 01:50:00 | オーディオ・AV
  
     スツールの上に乗っているのがCaMeO#5(パソコン)です

リナックスのOSを使用した音楽専用のパソコンを導入します。

リナックスと言えば、第3のOSとして脚光を浴びましたが、凡人には敷居の高いものです。
息子にいわせれば、OSをパソコンにインストールするところから行き詰るだろうとのこと。

OSそのものが軽いし、付帯する諸々のソフトが起動しないので、音楽用のパソコンには相応しいとの話を聞きます。
「Macだったら、リナックスとの音の違いはわからないよ」という声もありましたが、リナックスへの想いは残ります。

そんな時、「シリコンハウスへようこそ」というブログの記事が目に止まりました。
 http://blog.siliconhouse.jp/archives/51882574.html

「恐るべし!!Linux」というタイトルです。
カメオコンピュータカンパニーが開発した「CaMeO#3」が紹介されていました。
キットですが難しくなさそうだし、ソフトのインストールについても詳しい説明書が付いてるそうです。
「これなら、あっしでも出来るかも?」と思って現物を見に店舗へ行きます。

「CaMeO#3」→DAC(キット)→デジタルアンプ(キット)→小口径スピ-カ(キット)で鳴っています。
温かみがあって、ソフトな音の出方です。
あっしの好きな鳴り方です。

もうすぐ、「CaMeO#5」が発売される予定だと聞きます。
光学ドライブが内臓されるだけでなく、CDを入れると自動的に読み取ってくれるそうです。
ネットワークを通して、パソコンやiPadのようなタブレットから操作するとのこと。

帰ってからネットで検索すると、「なんぎな日記」というブログに参考になる記事がありました。
「電子工作」の集い第2回(2012年3月10日)の記事です
 http://www.nanghi.com/blog/archives/cat5/index.php?page=3


「いつ発売されるのだろうか?」と気になり、カメオコンピュータカンパニーのHPを覗きますが更新された様子はありません。
発売の時期と、導入に際して不安なことをメールで問い合わせしました。
すると、すぐに古島社長から返事がかえってきました。

発売を開始したことと、質問項目ごとに丁寧な説明がありました。
その後の何回かの問い合わせでも、同様に誠意ある対応が見られました。

小さな会社だからこそできるのでしょうが、素人の質問にもきちんと答えてくれる態度が嬉しいです。
これなら、困ったことがあってもアドバイスはもらえると確信しました。

今、手元に届いた「CaMeO#5」があります。
ネットワークに繋げられない状態なので音は出ませんが、見ているだけでニンマリしてしまいます。

明日、セッティングと操作指導のために、カメオコンピュータ社から古島社長と技術者の2人がきてくれます。
どんな音がするのか、楽しみです^^@

PCオーディオ(1)

2012-08-22 19:04:34 | オーディオ・AV


PCオーディオに取り組みます。

それは、JazzAudioさんと上様のPCオーディオを聴かせてもらって、CDを超える音質の良さを知ったからです。
ただ、お二人のような機器を揃える資金もないし、パソコンを組めるような技術力もありません。
JazzAudioさんはMac、上様はwindowsでやっています。

あっしは、二人とは違った方法でチャレンジすることにします。
パソコンはリナックスにします。
「USB同軸オーディオコンバーター」はキットを使った自作で、「DAコンバーター」は基盤完成品を使って安くあげます。
これにデジタルケーブル・USBケーブルやACアダプターなどを含めても15,000円程度で済みます。

  

今日、重い腰をあげて、製作に取り掛かりました。
広い場所が欲しいので、食堂のテーブルを使います。
ハンダゴテを握るのは何年ぶりでしょうか。
必要な物を準備するのに手間取りました。

基盤に、抵抗とコンデンサーを付けていきます。
抵抗値は色で、コンデンサー容量は本体の数値で判断しますが、小さくて見えません。
抵抗はテスターで確認し、コンデンサーは拡大鏡で確認できました。



  

真空管アンプは何度か自作していますが、もっと部品が大きいし、取付け場所も余裕があります。
この基盤は小さいので、半田付けがやりにくいです。
10個ほど半田付けをしたら、コツが分かってきました。
一旦付けたらやり直しができないので、慎重に進めました。

  

出来たUSBコンバーター基盤とDACコンバーター基盤を手元にあったプラスチィック板に固定します。
MacのUSBに繋いで音出しをします。
が、・・・全く音が出ません
ショートやイモ半田の文字が頭をよぎります。

パソコンで検索してみます。
3箇所も違っていました。
 (1) 自宅にあったACアダプターを利用したのですが、センターがマイナスだったので動作しなかったのです。
 (2) パソコンでUSB基盤の動作確認ができましたが、Macの環境設定でUSB出力にしていませんでした。
 (3) 基盤を点検します。オペアンプをキット付属品から、お店の方お薦めの「MUSES8820」に変更したのですが、
   片側が差し込み不十分でした。

これらを変えると、無事に音が出ました。
デジタルアンプでAV用スピーカを鳴らしていますが、音源がMP3にもかかわらず、いい音で鳴っています。

  

完動して、感動しました~

自分で作ったものから音が出ると嬉しいし、それが思った以上の音だと感動ものです。
たった1万5千円でこの音が手に入るのです。
自作にハマってしまいそうです・・・

音楽専用のリナックスパソコンにも期待しています。
カメオコンピュータ社が開発した「CaMeO#5」です。
そこの技術者が月末に来てくれることになっており、とても楽しみにしています。
後日、その報告をさせていただきます。

これからの一連の記事によって、皆さんがPCオーディオに取り組まれる呼び水になればと思います。



宝の部屋へ

2012-08-06 22:45:02 | オーディオ・AV
  

オーディオで素晴らしい音楽再生をされているmixiのマイミクの「上様」宅を訪ねてきました。

ブログにアップするお願いをしたら、「お世辞はいらないから、思ったことを書いて!」と言われました。
良い機会なので、ブログの記述についてお話をします。
あっしのブログには、お世辞は一切ありません。
自分が良いと感じたものだけを記事にしているから、イイことばかり書いているように見えるのかもしれません。
良くないものは、初めから書かないのです。

食べ物の記事でも同じです。
他の人にも味わって欲しいと思うお店だけを載せています。
ただ、人それぞれ感じ方が違うため評価が変わるかもしれませんが・・・。
決して、ブログの更新を優先しているわけではないのです。


今回は人気のないオーディオの記事ですが、自分にとって外せない内容なのでアップします。

あっしのオーディオ装置は大きく分けると2系統あります。
その1つはアルテックSP(スピーカ)のラインです。
上様とは、JR阪和線「鶴ヶ丘駅」近くのオーディオショップ「オーディオ南海 西田辺店」で知り合いました。
二十歳の時に買ったバレンシアというSPが思ったように鳴りません。
今から10年ほど前、アルテックのスピーカを上手く鳴らしているという上様のシステムを聴かせてもらいました。
同じスピーカとは思えない鳴り方に驚き、同じマッキントッシュのプリアンプとアルテックのパワーアンプを購入したことがあります。

久しぶりにオーディオ南海に行くと上様がいて、SPをKisoAcoustic社のHB-1に換え、EMTのレコードプレーヤも手放したそうです。
デジタルオーディオを導入して、レコード再生も必要ないと感じたのだそうです。
オーディオ装置は良い音楽を聴くための道具であり、それが聴けるならメーカーや製品にこだわらないと言いきります。

先日、JazzAudioさん宅でMacを使ったデジタルオーディオの素晴らしさを知ったところです。
アルティックをあれほど上手く鳴らし込んでいた上様なら、windowsによるデジタルオーディオをどんなふうに再生しているのか興味がありました。
土曜日のお昼に、ワクワクしながら向かいました。

オーディオの部屋に入って、驚きました。
6畳ほどの広さしかありません。
転居される前はもっと広い部屋だったので、同じような部屋を想像していたのです。

早速、音楽を聴かせてもらいます。
コンピュータの画面をクリックするだけで、次から次へに違う音楽が聴けます。
CDを探してから、プレーヤにセットする手間が省けるだけでも凄いことです。

                  
                     KisoAcousticのHB-1

    
   FMアコースティックのプリアンプとパワーアンプ
  (この3枚はmixiの上様のフォトから流用させてもらいました) 

システムは過去の面影は一切なく、小型スピーカ(HB-1)をFMアコースティックのプリアンプとパワーアンプでドライブしています。
ベンツなどの高級車が買えるほどの値段で、あっしには逆立ちしても無理な機器です。

オーディオの難しいところは、このような超高級な機器を繋いだからといって、ただちに良い音楽が再生ができないところでしょう。
逆に、高級品であればあるほど扱いが難しく、ハードルが高いと言えるかもしれません。

彼のシステムからは素晴らしい音楽が奏でられています。
響きに余韻があって、部屋の狭さを感じさせません。
ボリュームを上げても、嫌な音がしません。

特に、コンサートやライブでの演奏が見事に再生され、その会場にいるような感動が味わえます。
現実の音と再生音楽との違いは、音のスピード感だと考えています。
この装置は、生の楽器の持つスピード感に近いからこそ、感動を覚えるのでしょう。

驚くなかれ、気がつけば5時間もずーっと聴いていました。
それでも聴き疲れはなく、もっと聴いていたいという気持ちになりました。

windowsパソコンによるデジタルオーディオの評価は、一般的にはあまり良くありません。
しかし、彼が自作したパソコンから聞こえる音楽には、ノイズやギスギスしたところは全くありません。
無駄を省いたというシンプルな構成のパソコンの話は、この音を聴くと納得してしまいます。

先のJazzAudioさんと、今回の上様システムは、どちらも甲乙つけがたく素晴らしいものでした。
あっしも二人を見習って、デジタルオーディオに足を踏み入れたいと秘かに考えています・・・

努力の結晶!

2012-07-09 22:36:46 | オーディオ・AV

      スピーカの艶を見たら、オーディオへの情熱が分かります

良い音楽を最高の音で聴きたい!
そう思って、うん十年が経ちました。

同じ思いでオーディオに取り組んでいるWさんという友だちがいます。
日々努力を積み重ねて、素晴らしい音楽を再生しています。

彼の目標は、誰もが目指す「原音再生」でしょう。
楽器の実在感を出し、リアルな音楽を表現させることですが、彼はほぼ達成していると思います。

オーディオとの関わりは、あっしと同じように中学生の頃からだそうです。
彼のHPやブログを見ると、ここ10年余りの努力の経過が見とれます。
オーディオに関心があれば、一度ご覧ください。
きっと、彼のこだわりと情熱を垣間見れることでしょう。


七夕(土曜日)の午後から、久しぶりに聴かせてもらいました。
今回は、彼がチャレンジしたデジタルオーディオを試聴させてもらうためです。

彼のシステムは、4年ほど前に「管球王国」に掲載されたほどの素晴らしいものです。
それほどの良い音を出していたら、もう、そんなに良くなっていないだろうという気がしていました。
ところが予想は外れ、これまで以上に生々しさが表現されています。

最初の一曲目を聴いただけで、これまでとは違うのがわかります。
これまでもベースの胴鳴りやシンバルの響きなどが忠実に再生され、実際のライブ以上にジャズが聴けました。

今回は、さらにシェイプアップされているのです。
女性ボーカルの口元が見えるようです。
サックスのリードが震える様や息つぎまでもが目の前に現れます。

音の分解能が大きく向上したことが、臨場感のアップに繋がっているのでしょう。
ほどほどの音量でも迫力があるのは、スピード感のある音、質量を感じる音が再生できているからでしょう。

オーディオを究めていけば、こんな再生音楽が聴けるのです。
実際に音を聴かなければ、オーバーな表現に感じるでしょうし、想像さえもできないでしょう。
「演奏が終わったら、拍手をしたくなる」と言えば、その素晴らしさを感じてもらえるでしょうか!
大型電気店などで鳴らしている装置・音とは、全くの別物ですから・・・。



使っている機器は、涎が出るものばかりです。
こんな最高級機器でも、これらを繋げば良い音が出るというような簡単なものではありません。
装置のセッティング、コード類の選別、電源取り方など、あらゆる状況が上手く整った時に、初めて良い音が出るのです。
デジタルオーディオを導入したことも良い結果に繋がっているようです。

音が良ければ導入しようと考えて聴かせてもらったのですが、とても買える金額ではありません。
今あるMacと安価なDACで、取りあえず遊んでみるつもりです。

オーディオの世界は深いと感じた一日でした。
この素晴らしい世界に、若者も興味を持ってもらいたいものです。


【W氏のHPとブログ】
  H P : http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/

 ブログ : http://jazz-audio.air-nifty.com/


自分への褒美

2012-05-17 11:04:01 | オーディオ・AV
  

無事に退職を迎えた時に浮かんだ言葉
それは、マラソンランナーの有森裕子さんが言った言葉
「自分で自分をほめたい」です。

そんな自分に、形にした褒美をあげることにします。
本当は車が欲しいのですが、現在ホンダが開発中とのことでお預けとします。

休みが増えたことで、楽しく余暇を過ごすためのAVシステムを刷新することにします。
これまでのホームシアターは、十数年前になけなしの小遣いをつぎ込んで作ったものです。

まず、映像関係のリフレッシュです。
液晶プロジェクターを買換えし、ハイビジョン用の横長の100インチ電動スクリーンに付けかえます。
今では映像関係がハイビジョンとなり、当時とは比べ物のないくらいに進歩ています。
ブルーレイディクスを再生すると、素晴らしい映像が映し出されます。

  
   左側が新しいプロジェクター

スクリーンを付けかえでは、大変な思いをしました。
天井は石膏ボードなので、そのままでは落ちてしまいます。
天井裏に入って、補強工事をしなければなりません。

梁に木を渡し、そこを這ってスクリーンの位置まで行きます。
忘れ物や、電動ドライバーのバッテリー切れなどで4度も往復です。
移動の途中で痛めている左肩に激痛が走り、狭い天井裏で動けなくなりました。
屋根裏の狭いところで一人、15分間ほど唸っていました・・・(泣)
経費節減の辛さを思い知りました。


音響関係はHDMIによる伝送が基準となっていますが、基本的なところでの進歩はないようです。
気にいっているレキシコンのプリとロクサンの5チャンネルパワーアンプはそのまま使うことに。
ところが、レキシコンのプリアンプが故障していました。

新しくプリアンプを購入しましたが、はじめは理想の音には程遠いものでした。、
レキシコンの修理は、メーカーに問い合わせても良い返事がありません。る
電気に詳しいバイク仲間に、無理を言って修理をしてもらっていました。
そのyoshianさんから直ったよとの連絡がありました。
アンプ購入して無駄な出費をしたかも・・・(大汗)

     

これからはブルーレイの時代です。
DVDプレーヤ、LDプレーヤ、ビデオプレーヤは処分します。
BDプレーヤとレコーダーを購入しました。

アンプとプロジェクターは通常HDMIコードで繋ぎますが、今回はワイヤレスで飛ばすことにしました。
数年前の価格の十分の一の値段にまで下がり、ブルーレイはもちろんのこと、3Dの大容量さえもワイヤレスで飛ばせると聞いて衝動買いしてしまいました。


数か月掛かって、機種の選定・セッティングなどを行い、ほぼ満足できるレベルまであがってきました。
買い換えたプリアンプも、音関係をHDMIからデジタルケーブルに変えたり、プリとのコードや電源コードを変えたりして8割方の仕上がりです。

  

今年に入ってから今まで、部屋は倉庫+ゴミ箱状態でしたが、ようやく落ち着ける部屋に戻りました。
これからは、音楽と映画を思う存分楽しめます^^@


いいもの見っけ!

2012-01-14 18:58:14 | オーディオ・AV

    これが今回購入した”見っけもんイヤホン”

今朝は、mixiコミュ「爽快NW狭山池」の定例会。
集まったのは、男6人女1人でした。
新年の第1回目だったので、たくさん集まれれば良かったのにね~
気候が良くなって、参加者が増えてほしいですね。


今日は、デジタルオーディオに繋ぐイヤホンのお話です。

通勤のお供は、音楽です。
以前は、電車の中では本を読んでいました。
転勤で乗車時間が30分となったので、座席に座るようになりました。
睡眠不足もあってか、本を読んでいるとウトウトします。
いつの間にか、デジタルオーディオ機器で音楽を聴くことが習慣になってしまいました。

機器は、以前紹介したCOWONの i9とAVプレーヤーD3です。
イヤホンは、主にカナルタイプのクリプシュS4を使用しています。
低域が豊かで気にいっているのですが、中・広域が爽やかになる機種を探していました。

ボーナスの小遣いが入ったので、機種の選定に入ります。
ヨドバシカメラで、目をつけていたアルティメットM10と店員お勧めの機種を聴き比べします。
最後に、「こんな商品もありますよ」と出されたのが、ファイナルオーディオデザインのイヤホンです。


    こちらが20万円オーバーの超高級品イヤホン

他のものと違って、金属の躯体であり、音も独特の中・広域を聴かせます。
値段を見ると、20万円を超えます。
予算オーバーどころか、購入対象外です。


そのあと、どうもファイナルオーディオデザインの音が気になって仕方ありません。
後日、このメーカーの安い機種を聴きに行きました。
一番安いのは、三千円ちょっと。


      色違いで、ブルーもあります
     

自分のプレーヤに繋いで聴くと・・・
「エエんじゃないの!!!」
見た目は安物っぽいですが、出てくる音は爽やかです。

帰ってからこの商品の口コミをネットでみると、少数ながら「良い」との評価です。
すぐにアマゾンで注文しました。

初めて聴いた時は、爽やかさはあるものの、広域がシャリついた薄っぺらい音という印象。
約50時間ほど鳴らしてエージングが終わってからの印象は、
さらに音が広がり、楽器の音色が綺麗に出ます。
低域は出ないけど、中高域は心地よく、聴き疲れしません。

ただ、オーディオ的な厚みのある低域やハリのある中広域はでません。
また、カナル(耳穴に押し込むタイプ)ではないので、周囲の音が入ってきます。
電車内などで聴くのには向きません。
静かな場所で聴いてこそ、この製品の良さが発揮します。

あっしの評価は、◎です。
求めていた音に近いのです。
音の粒がたち、音が耳の付近に残らず、広がります。

長時間聴いていても、聴き疲れしません。
こんなに低価格のイヤホンなのに、「音」ではなく「音楽が聴ける」のです。

恐るべし、ファイナルオーディオデザイン!


このイヤホンで音楽を聴きながらウォーキングしてみました。
装着感がほとんどなく快適だし、周りの音が入ってくるので危なくありません。

これからの一人ウォーキングのお供になりそうです。

衝動買い!

2010-11-10 23:07:46 | オーディオ・AV
  

服装などには全くこだわりはありませんが、趣味の範疇はこだわりの塊かもしれません。
ことオーディオに関しては、チョッとうるさいです(笑)

自宅でのオーディオ装置はもちろんのこと、電車で聴くデジタルオーディオにもこだわります。
前にCOWONのプレーヤを紹介しましたが、今回はイヤホンです。

電気店に行くと、ビックリするくらいの数の商品が並べられています。
全部を聴けるわけでもないので、ネットで下調べをしてから視聴に出かけます。
現在使っている機種を基準に、どんな音を求めているかを伝えてアドバイスしてもらいます。

自分の機器をつなぎ、聴きなれた音楽で比較します。
たくさんの機種を一度に聴くと、どれが良いのかわからなります。
多くても5機種にしています。
その中で、良いものを金額と相談しながら選び、何度か足を運んで機種を絞り込みます。


これまではシュアE4を使っていましたが、衣服とコードが擦れるとボコボコと音がするタッチノイズが多い商品でした。
音は座って聴く分には良いのですが、歩いたりするとタッチノイズが酷くなるので通勤には合いませんでした。

現在は、COWNのプレーヤとの相性が良くて、安価なクリプシュのImage S4を使っています。
欲しい機種はUltimate Earsの10Proです。
イヤホンとしては高価ですが、それだけの値打ちはあります。
いずれ、余裕ができたら購入したいです。



今回、購入したのはイヤホンではなく、ニアフィールドスピーカと呼ばれるものです。
ソニーの「PFR-V1」です。

  

簡単に言えば、頭に小型のスピーカをつけたようなものです。
これまでにない発想から開発されたものです。
こんな個性的なヘッドフォンはないでしょう。

大型電気店へ行ったら、これが展示されていて、存在を知りました。
ヘッドホンの形状をしていますが、耳を覆うのではなく、超小型スピーカが耳の穴に向かって付いています。
自宅のヘッドホンはAKGを使っています。
音は最高に良いのですが、長い時間使っていると密閉されているので聴き疲れします。

これは軽いし、ヘッドホンのように圧迫感がありません。
望んでいた商品に近いものです。


  

      
      モデルはあっしではありません(念のため^^@) 
      メーカーのHPからお借りしました

小さなスピーカなので、低音不足を補強するためのダクトを耳穴に入れる仕様になっています。
それでも迫力はありませんが、爽やかな音がします。
音楽を楽しむためのエッセンスがあるように感じました。

小売希望価格は結構な値段がしますが、通販の価格は半分ほどでした。
つい、「ポチッ」と押していました~。

商品が届きました。
高い値段だけに、出力の少ない機器でも仕様できるようブースターがついています。
ケースも付属しています。
まだ、シャカシャカした音がしていますが、エージングすれば良くなるはずです。

このような需要が不透明な商品を開発し、販売するソニーに拍手を送りたいです。
真夜中など、大音量で鳴らせない時に、出番がやってくるでしょう。

これからの秋の夜長を、存分に楽しみます^^@



※この商品を推奨するものではありません。
 半額とはいえ、結構なお値段がします。
 音の出方も独特であり、好き嫌いが分かれるでしょう。
 あっしの好みには合ったようで、衝動買いでも○でした。 

幸運を買う?

2010-08-07 19:30:31 | オーディオ・AV
     

半年ほど前に、デジタルミュージックプレーヤを買い換えしました。
当初、不具合があったのですが、今は通勤の友としてお勧めできるので記事にしました。

服装などにはかまわない方ですが、昔から音に関してはこだわりを持っています。
ブログにコメントをくださる方には、音楽ファンが少ないようですが・・・(笑)

買い換えた商品は、COWONの iAUDIO9です。
「コウォン」と読むそうですが、上手く発音できないので「幸運」と覚えました。


今まで使っていたのも、同じ韓国製のCOWONでした。
シュアのイヤホンE‐4Cと組み合わせて使っていました。
4年ほど前に買ったものですが、一部を除いて気に入っています。

一つは容量が2Gと少ないことです。
新しいアルバムを買ってダウンロードしようとすると、入っているファイルを削除する必要があります。
面倒であるだけでなく、消してしまった曲が聴きたくなることがあるのです。

少し重いのと、立上がりが遅いのも欠点です。
見た目も、格好良くないし。


4年も使えば、そろそろ買い換えても良い時期でしょう。
あちこちの電器屋さんを巡ります。

どこへ行っても、マックのiPodとソニーのウォークマンばっかし!
他の商品は、隅っこにちょこっとあるだけ・・・
視聴できないところも多い。




はじめはテレビCMを見て、iPodのnanoにするつもりでした。
手になじむデザインは好みだし、ビデオ撮影ができて、歩数計もあるしと。
でも、肝心の音を聞いたら・・・音楽に感動できるようなレベルではありません。
発売当初と比べたら良くなってるんだろうけど、あっしにはだめでした。
「コンピュータやさんの音やね~」と言われる意味に納得です。

あっしはMacファンですが、音に関しては開発の余地がいっぱい残されていると感じます。
イヤホンを5万円ほどの高級なものにしたら、良いとは聞きますが・・・





ソニーはスッキリとした音で、人気があるのがわかります。
見た目も格好いいし、アイポッドとは違った良さがあります。
電車で聞くことが多いので、ノイズキャンセラー付が魅力的です。

店頭で何度も聞き比べていると、機種による違いがわかってきます。
Sシリーズは、ギスギスした音に感じます。
長時間聴くには辛いでしょう。
Aシリーズは、デジタルアンプを内蔵で、なめらかな音がします。
両者には、価格差以上に違いがあります。



ビッグカメラへ行くと、COWONやケンウッドなどが寂しく置かれていました。
イヤホンも付いてないので、iAUDIOに自分のイヤホンをつけて視聴します。
暖かい、優しい音に感じます。
ソニーのウォークマンがデジタル的なスカッとした音に対して、iAUDIOはアナログ的な柔らかい音です。

音質面では、断然、気に入りました。
音を復元するBBEや細かく音を調整できるEQによって、音楽を鑑賞できるレベルにまでぐーんと高められています。
前の製品に比べて、断然良くなっています。

ジャズやクラシックでも観賞に堪えられるのです。
女性ボーカルは、ずっーと聴いていたくなるほど良いです。

目立たないところに名品ありでしょうか。



音にも人それぞれの好みがありますが、音に不満がある方は一度視聴されては如何でしょうか?
ただ、音質調整をしないと、この製品の良さがわからないので、初めて触る人には難しいかもしれません。
あっしと知り合いで 興味のある方がおられれば、聴いていただくようにします。

iAUDIO9は、所有欲をかきたてるような高級なものではありません。
でも、半年間通勤で音楽を聴いていると、頬すりしたくなるほど可愛いのです。

心優しい魅力的な女性と知り合い、徐々に惹かれていくようなものでしょうか・・・
これで本当の「幸運」がやってくれば、最高ですね~!