ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

ゲンジホタルを

2011-07-03 02:45:15 | アウトドア・スポーツ


金曜日(6月24日)の夜、ゲンジホタルを観に行ってきました。
毎年お世話になっている和歌山県の「龍王原やすらぎの里」です。

オーナーの「山のおやじさん」は頸椎の痛みがあって、金・土曜日だけ泊まるそうです。
「土曜日は雨の確率が高く、お客さんが多くてゆっくりホタル観賞ができないから金曜日に来たら!」と連絡をもらいました。

週一回のテニススクールの日ですが、お休みすることにします。
仕事を早めに置き、5時過ぎに家を出ます。
撮影場所を明るいうちに見ておきたいのです。

もう6年間も毎年ホタル狩りをしているのに、ここでちゃんとした写真撮影をしたことがありません。
車がひっきりなしに通りヘッドライトの光が入ったり、見物客の感中電灯の光が飛び交うので、撮影できるような環境じゃなかったのです。

今年は平日で人が少ないだろうと聞いたので、はじめてゲンジホタルの撮影にチャレンジします。
前回、ヒメホタルでの撮影経験が生かせたらいいのですが・・・

今回、秘密兵器を作りました。
市販のうちわに、黒い紙を張っただけのものですが・・・。
余計な光が入りそうな時に、このうちわでレンズを塞ぐためです。



  現地に向かう途中の気持ちの良い景色

早めの到着でしたが、ご夫婦がいつもの笑顔で出迎えてくれます。
首の痛みの辛さは半端じゃないのは、自らの経験でわかっています。
痛み止めの注射が効かなくなったと聞いています。

暗くなりホタルが出るまでの間、いつもの豪快な笑いと楽しい会話で過ごします。
痛さを全く感じさせないでいるのは、相当な精神力が必要なのです。

奥さんの手料理が美味しくて、これも毎年の楽しみです。
目の前で揚げてくれる天ぷら、かやくご飯のおにぎり、それに大好きなざるそばも。
あっしと1家族だけだったので、ゆっくりと腹一杯ごちそうになりました。
年に一度しかお会いしないのに、いつも身近に感じるのが不思議です。


   買え替えられたキャンピングカー

                    
                         自らリニューアルした内装はお見事

暗くなってから、見当をつけていた場所に三脚をセットします。
ネットでホタル撮影の技を少しだけ勉強。
1枚だけではなく、何枚もの写真を合成することを知りました。
そのため三脚は動かさず、撮影します。

  

長時間の撮影はノイズが多くなるとあったので、30秒間のバルブ開放にしました。
平日とはいえ、結構、車の往来があります。
そのたびに、その写真はボツになります。

自分の都合で言ってはいけませんが、ホタルが出てくる時間帯は出来るだけ車の使用は避けて欲しいです。
懐中電灯を振り回わしたり、カメラのストロボを焚くのも、止めてもらえないでしょうか。
人や車が少なくなったら、ホタルの数も減ってしまっていて・・・

30秒間で撮っても、カメラの処理がかかるので、そんなに沢山シャッターは押せません。
秘密兵器の黒の団扇ですが、レンズとの隙間から光が入ってしまいます。
遮光性能が高い黒の布で、レンズを覆うのが一番良いように思いました。

写真の合成ですが、フリーソフトを使って初めて挑戦。
どうも、上手くいきません。
合成した写真をアップするつもりでしたが、これを待っていたらお盆がきそうです(笑)

合成していない写真ですが、沢山のホタルがいるでしょ!

  

              

今年もホタルの時期にご夫妻に会えたし、写真も撮れて良かったです。

次回は頸椎の痛みが和らいで、本当の笑顔で会えたら・・・と