フェニーチェ堺のオープニング記念として開催された「堺御陵太鼓」のコンサートへ行ってきました。
小ホールで9月2日(月)19時15分から開演に間に合うように自転車で家を出ます。
バスで行くと、歩行時間と乗車時間を入れると1時間も掛かります。
自転車ならゆっくり走っても25分で到着です。
早くつきすぎたかな?と思いつつ会場へ行くと、開演45分前なのに長蛇の列。
空席が目立つと寂しいなと思い、あっしのブログに開催案内の記事を載せましたが全くの杞憂だったよう。
312席のホールですが、満席で立ち見席が出るほどの盛況ぶりです。
頂いたパンフには、フェニーチェ堺のこけら落としでの演奏が早くからの目標としていたそうです。
その熱い思いを胸に練習を重ね、結成6年目の集大成と多くの方に元気づけられる演奏を目指されたそうです。
メンバー13名の紹介欄には「今日の気持ち」が書かれていて、皆さんの意気込みを感じました。
演奏曲は4曲です。
緞帳が上がると、舞台の後方に「堺御陵太鼓」と書かれた巨大なタペストリーのような物が目に入りました。
殺風景になりそうなバックをカバーし、見事に舞台を盛り上げています。
1曲目が始まった途端、太鼓の音と響きの良さを感じます。
会場の音響が良いだけでなく、一糸乱れぬ纏まった演奏だからでしょう!
「HANABI」という曲ですが、次々に打ち上げられる花火が眼に浮かぶようです。
チャンパ(シンバルを小さくしたような和楽器)が、太鼓の音に負けず軽快なリズムを刻みます。
繰り返される太鼓のリズムにのって、自然に体でリズムを刻んでいます。
2曲目は「草競馬」という曲で、種類の違う太鼓の競演がさながら馬が走っているように感じます。
3曲目は、今回の演奏会のために作曲してもらった「タキノボリ」という曲で、初披露だそうです。
4曲目は、堺御陵太鼓のデビュー曲の「若竹」です。
バチを天に向かって突き上げる技法を「天鼓」と言うそうですが、全員が揃った姿は格好いいです。
(画像は、トップの写真です)
どの曲も素晴らしい演奏で感動しました。
演奏によって「心からのありがとう!」を伝えたいという願いは、しっかりと皆さんに届いたと思います。
受付や客席案内などのスタッフや大勢の応援の方々の様子を拝見して、堺御陵太鼓は皆さんに愛されているチームなんだなぁと感じました。
終演後、メンバーの方々のお顔を拝見しますと、やり切った満足感と喜びに溢れていました。
メンバーの皆さま、ご苦労様でした。そして本当にありがとうございました。
代表の水野さんには終演後にロビーでご挨拶できました。
ご案内をいただいたお蔭で、最高の時間を過ごすことができました。
帰りは暗い夜道でしたが、軽快で気持ちよくペダリングできました。
【追 加】
今般、「堺御陵太鼓」の手ぬぐいを製作されたそうで、抽選で観客100名に配られました。
運よく、あっしも頂きました。
自宅の階段で写真を撮りました。