30年ぶりに「ぼべ・カレー」を作って食べた!!
「ぼべ」は、正式名称は「ヨメガカサ(嫁が笠)」 平たい円錐形の殻をもつ「カサガイ」の一種。
北西太平洋・日本海の海岸で普通に見られる。地域によっては呼び名が違うが、海岸の岩場に張り付いている笠形の小さいな貝。
(写真は、ぼべ貝の貝殻)・・湯がいた後で、すでに身が離れていて殻だけ
湯がいて離れた身は(下の写真)
今回、30年ぶりに「ぼべ貝」でカレーを作って食べた。
まずは、「ぼべ貝」を湯がく・・
貝殻から身が離れたら、「ぼべの身」ばかりを集める。
人参、玉ねぎ、ジャガイモを油で炒めて、肉の代わりに「ぼべ貝の身」を投入して、普通にカレーを作る。
「ぼべ・カレー」の出来上がり!!
美味しい!!
私の郷里の島根県・石見地方では、子どもの頃「ぼべ・炊き込みご飯」をよく食していた。
この「ぼべ・カレー」は夫の発案だ。
ある時、海辺でカレーを作ることになり、うっかり肉を買ってなくて、代わりに?海で採集した「ぼべ」を入れたとめっちゃ!!美味しいカレーになった・・というのだ・・!!
確かに美味しかった!!
30年ぶりに食べた「ぼべ・カレー」
それにしても小さい貝「ぼべ」
中に一つ、別の小貝が・・
あっ!!と これも懐かしい小貝で、子どもの頃「にな」と呼んでいた巻貝が一つ混じっていた。
子どもの頃、湯がいて針で中の身を引っ張り出し、おやつ代わりに食べていた夏の風物詩の小貝「にな」
(上の3つは笠形の「ぼべ」 下は巻貝の「にな」)
久々に懐かしい海の幸を食して、子どもの頃、海水浴の翌日の楽しみ、湯がいた「ぼべ」「にな」を思い出す!!
※私の郷里、島根県の海岸部では、ヨメガカサ科の貝を「ぼべ」(石見)、「べべ」(出雲)、「ぼべん」(隠岐)などと称して、夏に採り、ニンジンなどの根菜類と「ぼべ飯」、「べべ飯」などと称する炊き込みご飯として食べることが一般的。 (兵庫県の豊岡地方では「ずめ」と呼ぶらしい)(ほか、地域により呼び方はそれぞれ)
※「ぼべ貝」は、市場に流通するほどの漁獲量はなく可食部も少ないので、個人や地域レベルでの消費にとどまる。
平たい円錐形の殻をもつ「カサガイ」の一種<<
信州の田舎者には知りよしもなく・・余り流通
してなくて、hitareriさまも何年ぶりかの食卓で
あるとすれば・・私の知ることはありませんね
案外小さいんですね~ 小さくても味は
天下一品のようで・・懐かしい味を楽しまれて
良かったですね~
30数年ぶりに「ボベ」をgetできて調理して大満足でした。