湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

梅沢温泉   青森県

2013-11-06 | 青森の温泉
青森に入り まず待望の「古遠部温泉」に入れ、初めての「寝湯」体験もした。
その心地よい感動を引きずりながら、今夜泊まる「鶴田の道の駅」を目指す。

しだいに天気が悪くなり、一気に日暮れになる。
青森県って、日没時間が早い~!!
小雨になり、視界がとても悪い状況・・
夕方6時過ぎ、あたりは真っ暗・・早い!!
道の駅「つるた」は、もう営業を終わっているのか??
灯りさえ付いてない。あたりは真っ暗い津軽平野が続く~どこまでも~
いったいどこに「道の駅」があるのか?見つけにくい。
もう少し 明るい内に「つるたの道の駅」についておけばよかった。後悔先に立たず。
雨脚はだんだんひどくなるし、気温も一気に下がり始めた夕刻。寒い~!!
道の駅の場所が、見つけにくいので・・
思い切って 明日の夜泊まる予定の「梅沢温泉」に行くことにした。
「梅沢」は、明日の宿泊予約のため、きょうの昼間に電話をしたが、つながらなかった施設。
結局、直接行くことになった。
そして、直接交渉の結果「今夜 二人素泊まり できる」ことになった。

体が冷え切っていたので、早速 最初に「梅沢温泉」に入った。
やや熱めの湯で、冷えた体が一気に温まった。あ~気持ちいい湯。

浴槽の壁には、梅沢温泉の湯について 大きな張り紙があり、びっくり。

梅沢温泉は 地域の人々が大切にしている温泉らしい。
夕方の7時~8時の時間 脱衣所もお風呂場も それは賑やか。
常連さんたちの嬉しそうな会話が飛び交い、大変活気がある。
「きょうも この幸せな湯」に入れる感謝の表情が一杯。
みんながいい笑顔だ。
常連さんの一人が、家で作った葡萄をたくさん持ってこられ
それを、宿の女将さんが、我々にも御すそ分けしてくださった。
おいしい~葡萄。


宿泊の部屋は、広い和室

こんな置物も

部屋の前の廊下には簡単なチッキン(流し場)があり
冷蔵庫やレンジ、ガスコンロの設備もある。

部屋も広いし、設備もいい。そして何よりもお風呂の泉質が、いい。 
もう一晩「梅沢」に泊まることになった。

幸いにも 翌朝、お天気は回復していた。
梅沢温泉の建物がよく撮影できた。






お風呂施設も落ち着いて見られた。

お風呂も、朝の光の中 明るかった。

脱衣所も 清潔にしてある。

大きな温泉の成分表もある。

細かい注意事項の紙もある。

朝の陽ざしの中 よく見ると 
脱衣所に行くまでの渡り廊下の隅っこに、常連さんたちの入浴セット置き場があった。


「梅沢温泉」の道を挟んだ向かいに、ちょっとしたリンゴ畑があった。





宿の裏には、もっと広いリンゴ畑が広がっている。
収穫期なので、早朝から、作業をする農家の主婦たちの姿が 網戸越しに見える。


それと「網戸」だが、二重構造になっていた。
これは、津軽地方はどこの家もそうらしい。
冬場の寒さが半端でないので、戸が二重になっているのだ。


★梅沢温泉は 素泊まり一泊(一人)1000円(24時間温泉付き)★
(夜9時過ぎから浴槽・浴室の掃除をする日があるが、朝には浴槽に並々と湯が溜まっている)
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古遠部温泉   (青森県)

2013-11-06 | 青森の温泉
大湯温泉郷を去り、いよいよ青森県に入る。
今回、青森で最初に入った湯は「古遠部(ふるとうべ)温泉」

昨年の5月に一度入った湯だ。
あの時は、雨が降っていて「古遠部温泉」へのダート道が特別に悪かった。
舗装されてない道の凸凹差が半端でない、今どきこんなダート道は なかなか ない~!!
雨が降っていたからよけいに、大きな落差の水たまりが恐怖だった。
新車なので 車底をこすって痛むのでは!!  危機を感じたものだ。

今回はお天気もいいし、あの道も少しはマシなのでは・・
見えてきた、目印の「青い鉄橋」 ここから左の脇道(ダート道)に入る。

いよいよ問題のダート道。 急に道幅が狭くなる。

天気がいいから、水たまりがないぶん走りやすい

道のアナボコが5月に比べて少ない。部分的に補修している気がする・・

やっと 着いた。やはり平日でも車がたくさん停まっている。

建物の入口

受け付けは

入浴料金が書いてある。


待望の浴室は・・

お~!!これこれ 浴槽の源泉が洗い場にザアザアと流れ うっとりするこの光景!!
これこそ「古遠部温泉」だ!! しみじみと感動が湧いてくる。

今回、私も待望の??「洗い場での寝湯」をやってみた。
ちょうど入浴客が自分を入れて二人になった時だ。
もう一人の入浴者は、すでに「ずっと寝湯モード」だ。
寝湯用の枕とバスタオルも持って、枕付で、バスタオルを体にかけて
本格的?に寝ている・・・あれあれ・・・すごい~!!

大湯温泉の共同湯「荒瀬の湯」とは違う。
「古遠部温泉」は宿泊施設を完備しているから「洗い場で寝るな!」など書いてない。

入浴者は、体を洗い終わり、浴槽にたっぷり入浴したら、そのあとは・・ルン~ルン~
洗い場に寝転がり、浴槽から溢れ出る湯で「寝湯タイム」が 公認の施設なのだ。

寝湯をしているうちに発見したが
今回、浴室にシャワー設備が洗い場の奥の端っこに 一組だけ出来ていた。
昨年は 一切なかったのに・・。少しずつ館内が整備されている。

浴槽の窓からは、溢れる排湯で芸術的?光景が見える。


館内のトイレを使ったら「ウォシュレットのトイレ」になっていた。
昨年の5月に来た時は、「ぼっとんトイレ」だったのに・・
そういえば、あの時、業者が入っていて館内を直している様子だったなあ~

湯上りに この施設が昨年の1月に表彰されたのを知った。

そんなこともあり、館内設備や 来る途中のダート道を 少しずつ直しているのかも・・
嬉しい話だ!!この表彰の通り「お湯については、文句の言いようのない施設」なので
トイレや洗い場のシャワー設備が整うと、一層利用しやすくなった。ありがたい!!

宿泊・休憩・湯治などの料金表




帰り道
再びあのダート道を行く



さようなら「古遠部温泉」、また必ず来ます!!
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