湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

母の初盆

2019-08-07 | 和のもの

今年2月に亡くなった母の初盆で帰省した。

初盆・法要の後、親族での昼食タイムも済む。~お茶タイム~

歌が好きだった母を偲んで、私は親族の前で「箏」を弾かせてもらった。「三味線」は、これまでに父親の初盆(4年前)の食後タイムに弾かせて貰っているが、箏は、今回が初めてだった。

まずは、平調子で「花かげ」(♪十五夜お月さまひとりぼっち、桜吹雪の花影に~花嫁姿のお姉さま~♪)から弾いた。この唄は、母親の妹のおばさんや親戚のおじさん達もよく知っていた。最初にゆっくりと筝で弾きながら歌の練習をした。2回目は前奏・間奏付きで1曲を通して弾き一緒に歌ってもらった。続いて平調子のまま、父母がよく歌っていた「船頭小唄」「祇園小唄」を歌いながら弾く。そののち、ついでにこの7月末の浴衣会でかなり苦労して弾いた「遠きぬた」(宮城道夫・作曲)の曲も?こっそり混ぜ込んで途中まで弾いた。

その後は、一部の弦を調弦しながら「夕焼け小焼け変奏曲」を弾き、最後には、全部の糸の調弦をして、これまた最近の浴衣会で弾いた「365日の紙飛行機」を弾き、終わった。

音楽が好きだった母。母の妹の叔母さんたちも音楽好きで、大正琴を習っている人が3人もいた(うち一人は師範免状持ち)そんなこともあってか?目の前で弾く筝(こと)の音色・楽譜・調弦の仕方にまでも?大変に興味を持ってくださり、聴いてくださり、唄ってくださった。ありがとうございました。

さらに嬉しいことに・・・・・!!!

来年2月・母の一周忌には、おばさん逹3人がそれぞれ自分の大正琴を持ち寄り、生前、母が好きだった歌謡曲・懐メロを数曲弾いて下さることになった!!やったー!!

コメント (2)
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