安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

突然の宣告

2009-03-02 00:55:07 | 日記
2月25日、突然、人事異動(内部異動)を言い渡された。4月1日付けで、現在の部署から資産管理を担当する部署へ異動となる。

現在の部署でやり残した仕事は多々あるし、はっきり言ってしまえばここ1年ほどはトラブル処理に忙殺された感がある。私としても最善は尽くしたつもりであるものの、自分たちの組織に決定権が与えられず、決定を下すべき上部組織は優柔不断で何もしないという状況で、ほとんどのトラブルが解決しないまま後任者に持ち越しとなりそうな気配だ。私の職場はとある非営利団体だが、普通の営利企業なら、こんな決断が遅い組織は多分潰れるだろう。

私は、この状況で他人に引き継いでよいものか、トラブルを自分の手で全解決してから後任者に譲るべきではないかと少し迷ったものの、最終的に人事異動を受けることにした。

こんなことを言っては「逃げ」とか「無責任」等と思われるかもしれないが、仕事とは不思議なもので、今まで押しても引いても動かなかった状況が、人が代わるとすうっと動き始めたりすることがある。自分が担当していた頃がうそのように、解決を妨げていた困難な問題が勝手に消滅してくれたり、口うるさくて細かい取引先の担当者が交代していい人になったり、優柔不断だった上層部がうって変わって決断し始めたりするのである。

もちろん、強い責任感で「現在進行形の問題は私が解決してから行きます」と格好をつける方法もある。でも、サラリーマン組織では自分の代わりはいくらでもいると割り切り、困難な状況を変えるために自分が退くことも選択肢のひとつである。

麻雀を知っている人は理解できるかもしれないが、テンパっている時に限って変な牌しかツモらなかったり、自分のツモ順の前で他人がポンをして、後で山を崩してみると、こいつがポンをしなければ自分に上がり牌が来ていた、なんてことは往々にしてあるものだ。

私は元来、非科学的なことは信じない人間だが、自分の力では抗うことができない「流れ」というものが仕事には確実に存在する。このことは、サラリーマン生活を10年くらいやっていると見えてくる。今は私が交代することによって流れを変えるときだと判断したことも、人事異動に応じた理由のひとつである。

そうして流れを変えながら、後任者が困っているときには近いところから助言もできる「部内異動」というのは私にとっても後任者にとっても、そして仕事の流れの上からも一番いい方法かもしれない。

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