人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

すかがわ国際短編映画祭で加藤久仁生監督がトーク

2009-05-09 23:49:47 | 芸能・スポーツ
今日、福島県須賀川市で第21回「すかがわ国際短編映画祭」が開催されたので、見に行ってきた。今回の目玉は、なんと言っても加藤久仁生監督のトークイベントだろう。ご存じ、アカデミー短編アニメ部門を受賞した「つみきのいえ」の監督である。

加藤監督のトークショーは12時半から始まった。アカデミー賞の舞台はとても華やかで、受賞後は自分は全く変わっていないのにマスコミの扱いが大きく変わったおかげで「勘違いしそうになった」という。

「つみきのいえ」はすべての絵が鉛筆で描かれており、パソコンに絵を取り込んでからコンピューターで色をつけたそうだ。制作上、最も苦労した点は、鉛筆で1枚1枚、影をつけていく作業で、本当に終わるのかと思ったそうだ。

自身は鹿児島出身で、東北とは縁遠いように思われる加藤監督だが、意外にも父親が山形出身のため東北に縁が深いという。温厚な性格で、動物が好きなので子供の頃の夢は獣医になることだったが、子供の頃に猫アレルギーを発症したため、獣医の道は諦め、映画に携わることになったそうだ。

13時から、いよいよ「つみきのいえ」上映があった。12分の短い作品だが、主人公の自宅と、そこで過ごした家族への強い思いが感じられる作品だ。台詞がなく、絵だけで主人公の気持ちを見事に描ききっている。好感の持てる作品だった。

なお、すかがわ国際短編映画祭は明日10日も行われる。

(10日追記)
すかがわ国際短編映画祭の模様は、10日の福島民友新聞でも報道されている。(参考記事

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