人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

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●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

「JR最難関路線」岩泉線乗りつぶしと小岩井農場の旅(2)

2009-05-05 23:09:39 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
「ねえ、起きて。快晴だよ」

妻の弾んだ声で目覚める。昨日見た天気予報は曇、ところによりにわか雨と告げていたが、見事に外れたようで、窓の外は快晴だった。

あわただしく朝食を摂り、ホテルを朝8時過ぎチェックアウト。車に乗り込み、一路、小岩井農場をめざす。国道をしばらく順調に走ったが、農場へ通じる県道に入ったあたりから渋滞にはまった。しかし、全く車が動かないような絶望的状況でなく、のろのろと動きながら、9時半過ぎ、小岩井農場の駐車場に滑り込む。折しも今日はこどもの日。子供は入場料無料となっていた。

小岩井農場では、羊が放し飼いになっており、そこかしこで子供たちが羊毛だらけの背中に手で触れていた。妻は、「羊毛館」でフェルト作りに挑戦した。

場内で販売していた牛乳は、もちろん場内で生産されたもので、ソフトクリームもその牛乳が原料。いずれも、とてもおいしかった。(小岩井農場で撮影した、放牧の羊と岩手山の写真

午前中いっぱい小岩井農場を楽しんだ私たちは、次なる目的地、田沢湖へ向かった。猪苗代湖を訪れたときにも思ったが、湖というのはなんだか神秘的だ。時ならぬ陽気のせいか、田沢湖に膝まで入り、水遊びをする家族連れも見られた。

田沢湖訪問により、私たちは1泊2日の旅の全目的を果たした。後はひたすら高速道路を帰るだけだが、その前にやり残したことがある。小岩井農場から田沢湖に向かう際、カーラジオのFM放送が、三陸鉄道の開業25年記念誌が製作され、岩手県内の書店で発売されていると伝えていたのを思い出したのである。岩手県内限定発売らしいから、この機会に入手しておきたいと思い、書店へ向かう。お目当ての記念誌はすぐに見つかった。

書店を出た私たちは盛岡ICから東北自動車道に乗る。Uターンのピークと1,000円効果が重なり、今日が一番の渋滞と聞いていたが、途中3カ所ほど渋滞が発生したものの、いずれも10分ほどですぐに解消した。交通量は増えても、東名や中央道の大渋滞にはほど遠かった。やはり不況の影響もあるようだ。また、昨年夏の燃料高騰でやむなく車を手放した人もおり、高速に乗りたくても車がない人が予想以上に多かったのかもしれない。

ちなみに、サムネイル写真は、田沢湖からの帰途、雫石~春木場で撮影した田沢湖線(秋田新幹線)である。動画はこちら

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