安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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あの懐かしい「ラブひな」、8年半ぶりに読切に

2010-09-02 23:21:16 | 芸能・スポーツ
ラブひな :マガジンで読み切り復活 「魔法先生ネギま!」連載300回特別企画で(毎日新聞)

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 東大を目指す内気な浪人生と美少女たちの日常を描いた赤松健さんのラブコメ「ラブひな」が、1日発売の「週刊少年マガジン」40号で復活し、6ページの読み切りで掲載された。赤松さんが現在連載中のマンガ「魔法先生ネギま!」の連載300回に合わせた特別企画。

 「ラブひな」は、98~01年に同誌に連載、全14巻で約900万部を発行した人気マンガで、赤松さんの代表作の一つ。女子寮「ひなた荘」を舞台に、東大を目指す内気な浪人生の浦島景太郎と、景太郎にすぐちょっかいを出すちょっとドジな優等生・成瀬川なるらの個性派ぞろいの美少女たちの日常を描いたラブコメディー。テレビ東京系でアニメ化、舞台化もされている。

 読み切りは、ひなた荘の温泉で美少女たちがちょっとHなトークに花を咲かせているところに、景太郎が予備校から戻って来て……というショートストーリーが描かれている。(毎日新聞デジタル)
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これはもう、奇跡の復活と言わずしてなんと言えばいいのか。

1998年に「週刊少年マガジン」誌で連載が始まり、単行本は900万部も売り上げた、あの伝説のラブコメが読切の形で帰ってきた。私をオタク界に引きずり込んだ運命の作品、おそらく生涯忘れることのできない作品かもしれない。堀江由衣さんのファンになったのも、彼女がこの作品のヒロイン・成瀬川なるを演じたことがきっかけだ。

8年半ぶりに読むラブひなは、女子寮「ひなた荘」での各キャラの日常を描いたものとなった。読切とはいえ、わずか6ページとあっては手の込んだストーリーを仕立てるのは難しいだろうから、一話完結型のネタというのが無難なところだろう。本当は、成長した大人の各キャラを「その後のひなた荘と住人たち」という形で描いて欲しかったが、「魔法先生ネギま!」の連載を続けながら「ラブひな」についても新しいストーリーを考えるというのは、週刊連載を落とさずに続けていることが奇跡に近い遅筆(?)の赤松先生にとって、かなり酷に違いない。

それでも、久しぶりに読んだ「ラブひな」は、私たちほとんどのファンがもっとも熱狂的に支持していた頃の「ラブひな」のテイストを感じさせるもので、純粋に嬉しかった。この予定調和的で、くだらなくて、しかしその予定調和性とくだらなさこそが、個性的な各キャラの魅力を最大限に引き出したことにより、往時の「ラブひな」に最も近い形で再現された読切は、私にとって最大限に評価してよいものだ。

それより何より、最も嬉しかったのは、「ラブひな」の読切が掲載されるこの週の「マガジン」の発売日が待ち遠しくてたまらなかったことだ。思えば「ラブひな」連載当時は、毎週、水曜日が来るたびにこのワクワクするような躍動感を抑えられなかった。ラブひなの連載終了以来、マガジンを買うことすらなかった私だが、あのときと同じような、ワクワクする期待と躍動感を与えてくれる「ラブひな」が、終了から8年半経った今なお、自分にとって特別な作品であることを再確認できた。そのことが何より嬉しい。

(注:当記事は、わかる人にしかわからない内容になっていますが、お許しください。)

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