安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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冬への準備、そして・・・

2012-11-10 21:02:21 | 日記
白河で6シーズン目の冬を迎える今年、スタッドレスタイヤを買い換えた。

職場に社用車運転手の人がいるので、スタッドレスタイヤの寿命について聞いてみると「3~4年が限度。できれば3年履いたら交換が望ましい」というプロの意見だった。その運転手の人に、自分の車は5シーズンずっと同じスタッドレスタイヤを履いている、と言うと「そんなの、もうスタッドレスじゃないよ」と言われてしまった。確かに、昨年の冬は急ブレーキを踏むたびに雪上でタイヤが滑り、とてもじゃないが生きた心地がしなかった。

最近はスタッドレスタイヤもずいぶん安くなった。サイズ、またメーカーにもよるが、軽なら2~3万も出せばたいていのメーカーのものが手に入る。これで今年の冬は安心して走ることができる。

本当はもっと早く交換すべきだったが、ここまで延びてしまったのは、言うまでもなく、そのうち人事異動になるだろうと思っていたことが理由だ。しかし、本部勤務で仕事が厳しいことに加え、原発事故もあって相変わらずここでの勤務希望者は皆無という。私も、昨年までは異動希望を出していたが、なんだかだんだん虚しくなってきたので「提出が強制でないなら今年は出さない」と提出拒否の構えだった。

芸能人やスポーツ選手のような才能ある職業、医療職などの専門職、弁護士などの自由業、そのいずれにもなれない人が食べていくために仕方なく選ぶ職業がサラリーマンだと私は考えている。その職業を選んだ時点で自分に選択権はなく、与えられた環境の中でベストを尽くすのがサラリーマンのあり方だと私はずっと思ってきたから、そもそも希望を出すという発想もなかったし、人事異動に抵抗する人たちを横目に私自身は常に命じられる通りに異動してきた。

それだけに、放射線量の高いここでの生活が健康に良くないことは理解しながらも「どうすればここから異動できるか」考えたところで妙案など何も浮かばない。最近は、郷里の九州に近い場所で2年後に転職することをかなり真剣に考えていて、この職場での異動なんて、できないならできないでかまわない、と開き直りに近い気持ちも生まれていた。

そんな私を見て、10月に赴任してきた上司が危惧したのか、面談の場が持たれた。私は「強制でないなら出さない」と自分の考えを伝えたが、上司は昨年提出した私の希望内容を見て、書き方について私にいくつかのアドバイスをくれた。

この仕事を長く続けてきたが、普通の人は希望を書いて提出しろと言うだけ。「異動するためにはこう書けばいい」なんて助言をしてくれた人は初めてだ。

その助言内容は、正直なところ私にとって半信半疑という内容だが、自分にそれを凌駕するアイデアがあるわけでもなく、騙されたつもりで助言通りに書いてみようかと思い始めた。すでに人事異動に対する興味も薄れてきて(悟りを開いた?)、実現しなくてもおそらく落胆はしないと思う。2年後の転職に向けた準備と並行しながら、星占いかおまじないでも楽しむような感覚で希望を書けたらいいと思っている。

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