人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

「鉄道開業150年記念東日本フリーきっぷ」の旅/こぼれ話

2022-10-29 22:03:55 | 日記
10月21日夕方から、24日まで3泊4日に及んだ「鉄道開業150年記念東日本フリーきっぷ」の旅。道中、いろいろなことがあるのが旅の醍醐味だが、今回の旅で経験した鉄道以外の出来事の中から、印象に残ったことをまとめておこう。

<2日目(10/22)>
上田電鉄別所線の完乗を終え、折り返し、上田駅に戻ってきたときのこと。改札口に向かっていると、前方を歩いている女性2人組が大きな声で話しているのが聞こえた(マスクをしているので別に迷惑とは感じないが)。年齢は30代後半か40歳代前半という感じ。

女性Aさん「私、この前○○くんとケンカしちゃって、今、思い出してもものすごくきつい言い方しちゃった。○○くん、落ち込んでないかなぁ」
女性Bさん「ああ見えても彼、昔から強い女子に囲まれてやってきてるから、大丈夫だと思うよ」

根拠なく言い切るBさんもすごいが、それですっかり根拠なく励まされているAさんもすごいと思う。というより、個人的には○○くんがどんなきつい言い方をAさんにされたのか、そちらの方が気になった。世の中を見渡すと、意外とこういうカップルのほうが夫婦になったらうまくいっている例が多いので、○○くんとAさんに幸あれと思う。

<3日目(10/23)~4日目(10/25)>
京急蒲田駅前のホテルのフロント、4日目にお世話になった東京駅八重洲口8階のパスタ店の従業員が外国人だったことに改めて驚かされた。観光業、旅行業界はコロナ禍で大量に従業員を解雇したが、その後、コロナからの急激な回復で人手不足に見舞われ、かつての従業員を呼び戻そうにも、他業界に転職してしまって呼び戻しもかなわず……というパターンが多いのだと思う。

当ブログは、すでに2015年10月24日付記事「急速に変貌するTOKYOに思うこと」で一度、この問題を取り上げている。すでにこの時点で飲食店やコンビニなどの業界では外国人労働者なくして営業ができないほどの事態になっており、意思疎通もろくにできない日本人のだらしない若い男性を雇うなら、外国人労働者のほうが雇用主にとっても優良な働き手である場合もある、との状況も報告した。働き手、雇用主、顧客いずれにも「三方良し」であるなら、別に外国人労働者でもまったくかまわないのである。

こういう事態を招いている背景には、不安定雇用の従業員を、雇用の調整弁としてコマのように扱ってきたことがある。賃金が上がらず、原材料費が高騰しても価格転嫁もできない「安いニッポン」も政府・自民党・財界に責任がある。金儲けのため、人をコストとみなして削ることしか頭にない彼らには、せいぜい反省してもらいたい。

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