安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

180度異なる判決

2007-11-09 22:49:34 | IT・PC・インターネット
リサイクル販売差し止め確定=インクカートリッジ訴訟-最高裁 (時事通信) - goo ニュース

カートリッジリサイクル販売訴訟、エプソンの敗訴が確定(読売新聞) - goo ニュース

キヤノンは勝訴、エプソンは敗訴。
同じ裁判なのに、180度正反対の判決が出た。やはりこのあたりが特許権裁判の難しさか。

私は以前のエントリで、特許権訴訟としてではなく商品経済の観点からキヤノン判決に疑問を呈したが、その姿勢は今でも変わっていない。

インクそのものではなくケースに穴を開けるから新たな製造になり、著作権侵害というのが腑に落ちないのだ。
それなら、例えば傘が差せないような暴風雨の日に眼鏡が雨で濡れて前が見えなくなるのを防ぐための「ワイパー付き眼鏡」とかを私が開発したら、それも特許として認めてくれるんだろうか? ジュースの空き缶を材料にしてつくった工作の作品にも「著作権」を認めてくれるんだろうか?
どうやらそうはならないような気がする。だとすれば、キヤノン判決はいったいなぜ?

このエントリに限り、コメント可としますので、詳しい人がいたら教えてください。
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