はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

IDF SHOT' CAL D イスラエルセンチュリオン 1/35 #5 基本塗装1

2021-10-19 19:03:24 | 現用 イスラエル

ショット・カル Dの塗装作業をしていきます。

ショットとは、イスラエルが改造したイギリス製センチュリオンに対してつけられた戦車の名称です。
D(ダレット)は、A、B、Cと改造の段階ごとにつけられた名称の4番目の車両となります。
ショット・カル Dは1984年に改良型のリアクティブアーマーを装備した車両を指し、1980年代の終わり頃まで配備されていました。

▼エッチンパーツには、組み立てる前にタミヤのメタルプライマーの缶スプレーを吹いておきました。
でも組立中に何回も手で触れたりしたので、念のためクレオスのメタルプライマーを筆塗りしておきました。

▼基本塗装は以下の塗料を使いました。
左からサフ、シャドウとしてC-42マホガニー、基本色はクレオスから発売されているイスラエル国防軍用のC-529 IDFグレー2ゴラン、ハイライトとして同じくC-528 IDFグレー2シナイ、さらにより明るいハイライト色を作成するためにC-44タンを足して使おうと思います。

▼タミヤサーフェイサーを吹いていきます。

▼転輪を塗装するために両面テープを使って貼ってから、位置を修正しようと再度剥がしたら、ゴム製の転輪ゴムが剥がれてしまいました。
ゼリー状瞬間接着剤で再度接着となりました。

▼マホガニーをシャドウとしてエアブラシ。
転輪を含む足回りと車体下部は全面に吹いています。
その他の部分は奥まったところを中心に吹いています。

▼基本色のC-529 IDFグレー2を吹いています。
ちなみに瓶のラベルに記されている塗料名に1981年ゴラン高原とあります。
ショット・カル Dの活動年代とあっていますね。

今回はここまでです。次回はハイライトの塗装を行う予定です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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IDF SHOT' CAL D イスラエルセンチュリオン 1/35 #4 組立終了

2021-09-27 22:17:08 | 現用 イスラエル

イスラエル国防軍のセンチュリオンの組立が終わりました。
細くて弱い部品が多いのでキットを持つ時に気をつけないと部品が取れたり、破損したりしそうでちょっと怖いです。

▼砲塔もかなりのパーツ数がありました。
コマンダーハッチの白い部分はパーツを紛失して0.5mmプラ板で自作した部分です。

それでは作業を振り返っていきます。

▼牽引ロープは組説の指定通り13cmに切って取り付けましたが、ちょっと長いようです。

▼ゼリー状瞬間接着剤で接着していましたが、切り離した後1cm位切り詰め再度接着し直しました。

▼砲塔の組立に入る前に、組説の指示で削り取る部分があります。

▼なんとか削りました。結構高さがあって思ったより時間がかかってしまいました。

▼可動部分は、入るかどうか、動くかどうか仮組みをしていった方が無難です。
オスメス(矢印部分)のサイズが合わなかったのでオスの方を削って入るようにしておきました。
念のために砲塔を組み上げる前に確認しておいてラッキーでした。

▼砲塔上下を貼り合わせました。貼り合わせ部分に隙間ができたのでパテ埋めしています。

▼砲塔側面のパテ埋めやサイディングで鋳造モールドが削れてしまったので、ラッカーパテで鋳造表現をつけておきました。
どこまで部品をつけてからパテ盛りするか、ちょっと悩みました。
パテがはみ出した部分はラッカー溶剤で拭き取っておきます。

▼砲塔後部に付くバスケットを組んでいます。
パーツ割りのせいでしょうか、ちょっと組みにくかったです。

▼防盾につく塩ビ製のカバーですが、整形が悪くてちょっと欠けたりしている所があります。

▼天地方向の長さが少し短いようで、無理やり引っ張って接着しました。
後々剥がれないか、ちょっと心配です。

▼砲塔前面の両サイドにつくスモークディスチャージャー(多分)のボックスですが、砲塔の接着する部分が矢印の通り4箇所あります。
これが組説の指示の場所につかないのです。どうしても2箇所を合わすと2箇所がズレます。
仕方がないので、大体この辺かなと思うところで接着してしまいました。

▼こんな感じで接着してしまいました。
気がついたら矢印の部分ですが、パーツが割れていました😱

▼砲塔上面のエッチングパーツ内に収めるUZIを組み立てます。
2丁ありましたが、エッチングパーツの取り付け位置が悪かったのか1箇所は入らなくなってしまいました😅
こんなに小さいのに4pcsあります。タミヤだったら整形パーツで一つのような気がします。

▼組み上がりましたが、塗り分けできるかどうかちょっと不安です。

▼コマンダー用機銃、FN MAG 7.62mm、同じくローダー用、そして主砲同軸のM2を組立てました。
結構部品があって解像度は高いです。
塗装を経て完成時まで部品が取れないように注意するつもりですが、果たして果たしてちょっと不安。

▼コマンダーハッチに取り付ける銃架のE20の部品が見つかりません💦

▼E20って足回りで使っているんです。運の悪い事にEランナーは捨ててしまっています。
何度もパーツが残っていないか確認して捨てたのですが、完成するまではランナーは捨てない方が無難ですね。

▼仕方がないのであまりパーツで使えそうなP59をそれっぽく修正して代替えにしました。
ちょっとE20とは形状が違いますが、機銃を取り付けることを優先しました。
同軸のM2は塗装してから付けるつもりです。防盾に芋付けなんですよねえ。こういう所が海外製品?かな。

組立る途中で使用するエッチングパーツは全て使うことができました。
フンメルの時、パッションモデルズのP.E.は途中で投げ出しましたが、このキットのP.E.はP.E.通しの細かい接着がなく適度な大きさなのでやりやすかったです。

▼スカート、履帯、転輪は塗装の都合で以下の状態です。

組立モレがないかどうか確認した後、念のためP.E.にメタルプライマーを塗布して塗装にかかりたいと思います。

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IDF SHO'T CAL D イスラエルセンチュリオン 1/35 #3 車体の組立2

2021-09-08 20:52:01 | 現用 イスラエル

引き続き車体を組み立てています。

▼車体を組み上げるまで進みませんでした。今回はここまでです。

それでは今回の作業内容です。
▼フェンダー後部に二ヶ所牽引ワイヤー止め(黒丸内)がありますが、プラでは写真のようにちょっと触れただけで曲がったり倒れたりしてしまいます。
強度的にも不安があるので金属製パーツに置き換えたいと思いました。
それとリアクティブアーマーの取り付け(赤線内)が間違えていたので、剥がして再接着することにしました。

▼フンメルで使用したP.E.が余っていたので、それを利用してプラ部品の代替えにします。

▼切り出して折り曲げ、二ヶ所を代えました。これで強度は問題ないと思います。
ついでにフックの二ヶ所を真鍮線に代えておきました。

▼リアクティブアーマーの一つが接着する部分に段差があって、隙間が出来てしまいます。
仕方がないので、プラ板0.5mmを貼って調節します。

▼右側前照灯を組み立てました。ここだけで10個のパーツがあります。

▼右前照灯を車体に取り付けてみました。
赤線内は再接着した後です。ここは何気なく箱絵を見たとき箱絵と違っていたので気がつきました。

左前照灯は右と少し違います。でもパーツ数は右ぐらいはありそうです。

今回はここまでです。車体前面にハッチが一ヶ所ありますが、微妙な位置に押し出しピン跡が数カ所ありました。
最初は無視しようと思ったのですが、組立て見るとやはり気になります。
写真にはありませんが、修正するためにパテを盛って乾燥待ちとなっています。

次回は車体の組立が終わって、砲塔の組立に入れると思いますので、そのあたりをアップしたいと思います。

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IDF SHO'T CAL D イスラエルセンチュリオン 1/35 #2 車体の組立1

2021-09-06 23:33:17 | 現用 イスラエル

センチュリオンは、車体の組立に入りました。

▼その前に前回、ポリキャップを修正した転輪は何とか軸にはめることができました。
それでもちょっと軸に入れるのは力が要ります。車軸を折らないよう注意が必要です。

▼車体の組み立ては今回で、だいたい全体の半分くらいまで進みました。

それでは今回の組立で気になったところです。
▼車体上面だけで4つのパーツがありました。
左からエンジングリルを含む後面、砲塔をおさめる部分、前部ハッチ面、車体前面の4つです。
タミヤのように車体上下各1個で済んでしまうのに慣れてしまっていたので、久しぶりに海外キットを味わった気がしました。

▼AFVクラブのゲートが太いのは有名ですが、押し出しピン跡部分にもゲートのようなものが頻繁に付いています。
削り取らなくても組み立てられる部分はありますが、下の写真のように削らないと組立られないパーツもあります。

▼削りとりました。ま、この面は接着する面なので平らになってさえあれば問題ありません。

▼小さいパーツで芋付があります。赤丸で囲った部分、後部灯火類です。
円形で接着面が狭いので、完成まで紛失しないかちょっと心配です。

▼同じく赤丸で囲った部分、丸い小さなパーツです。ここもとれて紛失しないか不安です。

まだまだパーツは沢山残っています。組み上げていく程、精密度が増してくるので楽しいです。
新たなトラップがないことを祈りつつ、進めて行きます。

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IDF SHO'T CAL D イスラエルセンチュリオン 1/35 #1 足回りの組立

2021-09-06 00:27:57 | 現用 イスラエル

ブルドーザーが完成して、35(t)の塗装をしようと思いましたが、ずっと雨空が続いているので塗装は断念しました。
そうなれば組立となります。あ、TIGER I 後期型はちょっと休止です😅

何を作るか色々と悩みましたが、通販・買い物カテゴリーを見直した結果、作りたいキットを決めました。

AFVクラブのイスラエル国防軍のショットカル D (ダレット)を選びました。

▼今回は足回りの組立まで進みました。
いやあ〜、久々のトラップに遭遇しました。
AFVクラブはドラあたりとは違ってトラップはないと思っていたのですが、甘かったです。

▼このキットはサスペンションが可動します。
久しぶりに焼き止めをしました。線で囲った部分です

▼スプリングにより可動します。
このサスペンションの形状は確か、チーフテンまで受け継がれていたような気がします。

▼忘れないうちにスプリング部分へメタルプライマーを塗っておきます。
写真左に転輪が写っていますが、転輪のゴム部分はゴム製の別部品をはめています。
このゴムは裏表があります。最初気にしないで接着したら、どうも接地面が平にならず、よ〜く見たらこのゴムはゴムだけでなく転輪の一部を兼ねていたんですねえ。転輪を表しているフチ部分を外側にして接着したら接地面が平らになりました。転輪はゴム部分を別部品なんかにしないでプラの一体型でいいと思うんですけどねえ。

▼このキットは、エッチングパーツが付いています。
スプリングと同じようにメタルプライマーをタミヤの缶スプレーを使って吹いておきました。

▼誘導輪の中に入るポリキャップR3の幅が広すぎて、E14とE15がぴったり接着できません。
幅を狭くするためにニッパーで切って処理しました。
写っているポリキャップは切った部分です。結構厚いでしょ。

▼サスペンション、誘導輪、起動輪の組立が終わったので、転輪をはめて作業終了の写真を撮るつもりでした。
ところが転輪が軸に入らないのです😱

▼転輪内に入れるポリキャップR1の内径が狭すぎて、車軸が入らないのが原因です💢

▼仕方がないので、接着していた転輪を全て剥がしました。

▼丸やすりでポリキャップの内径を広げます。

内径を広げたポリキャップを転輪にはめ、車軸に転輪が通るのを確認して再度接着しました。

一晩、時間を置いて改めて転輪を車軸にはめてみます。
まあ、ポリキャップを転輪内に組み込む時、ちょっと穴が狭いなあとは思いました。
でも、ポリなのでちょっときつくても車軸に入るだろうと思いましたが、甘かった。
次回は車体上部の組立に進みたいと思います。

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1/35 TIRAN 5 #11 完成

2020-02-13 19:18:56 | 現用 イスラエル

1/35 TIRAN 5
1980年代中頃 ネゲブ砂漠
Israel Defense Forces, The Negev, Mid-1980s

タミヤ1/35 TIRAN 5が完成しました。
車体色はイメージで調合した色ですのでアテになりませんが、自分としては納得の色となりました。
最後に、履帯にファレホのOILY STEELを軽くドライブラシし、個人装備品に軽くホコリのピグメントをかけて完成としました。
排気管のサビ、スス汚れがわざとらしくなってしまいました。フィギュアの目は入れておりません。
拡大すると色々とアラがわかってしまいますが、晒しました。ご笑覧下さいませ。

おまけ

マルシンの組立キット、UZIサブマシンガンとの2ショット。UZIはイスラエル製の短機関銃で砂漠で活動する際、チェンバーに砂が入り込まないよう配慮がなされています。1956年の中東戦争で使用されていますが、TIRAN 5とはおそらく時期はかぶりませんがイスラエルつながりということで。
写真でわかるようにグリップ部分のマガジンキャッチが壊れています。マガジンも多分これだと思って差し込んでいますが、40年近く前のものなので記憶が曖昧になっております。
本体は今はなき横浜の東神奈川にあった模型ラッキーで購入、カートリッジはこれも今はなき横浜ダイヤモンド地下街にあった横浜模型で仕入れました。プラグファイアーcapもありますが、多分火薬は時化ているでしょう。それより亜鉛ダイキャストが40年経っているのでブローバックはさせない(危ない)方が無難だと思います。

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1/35 TIRAN 5 #10 ウエザリング

2020-02-12 20:26:05 | 現用 イスラエル

TIRAN 5のウエザリングに入ります。まずは排気管から。
排気熱で焼けた状態と排気ガスによる汚れを油彩で表現しました。
もうちょっとサビっぽくしたかったけど......。ピグメントまぶしますか。

▼油彩は退色表現はネイプルスイエローとチタニウムホワイトを中心に使い、塗装の劣化はバーントシェンナ、セピア、ローアンバー、ウルトラマリンを使っています。

▼写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、前面装甲に退色表現、タンク口に劣化状態を表現したつもりですw

▼履帯はMigのドライマッドをベースにダークマッドとクレオスのラストオレンジをランダムに置いていきます。タミヤアクリル溶剤で定着させました。

▼転輪の砂汚れはクレオスのウエザリングカラー、サンディウォッシュを流し込み。

▼車体上部の砂埃は、飲料水タンクや予備履帯、くぼみにMigのP234にクレオスのライトブラウンを混ぜて控えめに置いていきます。

最終チェックをして次回完成としたいと思います。

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1/35 TIRAN 5 #9 ウォッシング

2020-02-11 18:55:51 | 現用 イスラエル

▼足回りのチッピングを忘れていました。ここは全てスポンジでやっています。
砂漠の砂で激しくこすられた状態をイメージしました。

▼油彩のローアンバーでウォッシングにかかります。最初は墨入れのようにくぼみや出っ張りのフチに置いていくように塗料を流し込んでいきます。

▼筆に綺麗なターペンタイン(薄め液)をつけてはみ出したローアンバーを薄めながら広げてウォッシングをしていきます。
車両前方のタンクがウォッシングを済ませた状態で後方のタンクやエンジングリル周りなどはその作業をこれからやる状態です。

▼ウォッシングが終わった状態です。

▼装備品とフィギュアもローアンバーでウォッシングを済ませました。
そのあとでドライブラシをタミヤエナメルでかけています。バッグ類はバフ、ジェリカンと銃弾ケースはカーキドラブにイエローグリーンを少し混ぜてかけてみました。
何故か牽引ロープが1本見つからなくなってしまいました。水タンクも1つ失くしているし。ボケてきてしまっているかも......、まずいです。

▼履帯は砂漠の砂でこすられてサビが出ている状態にしたいので油彩のバーントシェンナを濃いめにウォッシングしておきました。

次回はウエザリングをしてきたいと思います。

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1/35 TIRAN 5 #8 チッピング

2020-02-10 17:21:27 | 現用 イスラエル

TIRAN 5のチッピングを行います。
アクリル塗料のファレホを使いました。

▼まずは浅いキズの表現から。オフホワイトにブロンズグリーンを少し混ぜて描いていきます。筆はタミヤの面相筆・細を使いました。

▼こんな感じにしました。この上に深いキズを描き込んでいくので気持ち広めにしています。

▼浅いキズが終わりました。

▼次に深いキズに移ります。同じくファレホのブラックグレイにチョコレートブラウンを混ぜてサビ色を作りました。タミヤだとおなじみのジャーマングレイ+レッドブラウンになりますね。ちなみに浅いキズだとバフ+ホワイトあたりが合うと思います。
筆はタミヤの面相筆・超極細を使いました。

▼深いキズを浅いキズの上に描き込んだ後に、補足的にスポンジでもチッピングを行いました。
こんな感じでひとまず終わり。控えめにしようと思いながらやっぱりいつものながらのやり過ぎの感が......。

乾くのを待ってウォッシングにかかりたいと思います。

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1/35 TIRAN 5 #7 細部塗分け中

2020-02-02 22:41:16 | 現用 イスラエル

つや消しコートをかける前に細部の塗分けをすることにしました。

▲単調な塗装にメリハリがついてなかなか良い感じに思えます。

▼転輪ゴムと牽引ロープ、履帯がまだ手付かず。この際、フィギュアの塗分けもやってしまおうと思います。

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