はじめの戦車模型づくり

老眼に悩みながらもとにかく完成させることを目指します! 2009年3月8日開設

M247 SGT YORK タミヤ 1/35 #14 完成

2024-12-06 20:55:47 | M247 SGT YORK タミヤ 1/35

M247 SGT YORK
1985年8月 開発プロジェクト中止
要求された性能を満たすことができず、M247は50両ほど生産された後、プロジェクトは中止されました。
生産されたサージェント・ヨークのほとんどは、空軍の爆撃演習場で標的にされてしまい、1台は同名の人物の出身地であるテネシー州ポールモールのサージェント・アルビン・C・ヨーク州立歴史公園に展示されています。
他にはアリゾナ州ユマ陸軍性能試験場のワーナー・E・ブルックス歴史展示場に1台、バージニア州ダンビルのAAF博物館に1台、ミネソタ州ミネアポリスのフォート・スネリング軍事博物館に1台、そして1台はアーカンソー州ノース・リトル・ロックのキャンプ・ロビンソンにあるアーカンソー州国家警備隊博物館に所蔵されています。
同時期に開発された西ドイツのゲパルト対空戦車は量産化されて実戦配備されました。
時代の流れによる対地ミサイルの発達によってゲパルトはその活躍の場を失い、現役を引退していた状態であったが、ロシアのウクライナ侵攻によるドローン攻撃に有効性が認められて現在はドイツからウクライナへ供与されている。

 

タミヤNo.35126、M247 ヨークが完成しました。
オリーブドラブ単体塗装を選んでタミヤのオリーブドラブで塗装しましたが、どうもイメージに合わないためクレオスのオリーブドラブに塗り直しました。
タミヤのオリーブドラブはロットによって色味が変わるそうですが、それは個人的にはあってはならないことだと思います。
製作中の最大のチョンボはクリアコートを吹くべきところを間違ってつや消しを吹いてしまったことでした。
車体の油彩作業でそれに気づき、砲塔だけクリアコートを吹き直してスミ入れ・ウォッシングをしています。
試作の単色車両として、それほど汚さずに小綺麗な仕上げにしようかなと思っていましたが、結局ある程度ダメージを感じる仕上げになってしまいました。
汚さないと気が済まない病に侵されているようですw
またもやデカールにシルバリングを発生させてしまいました。
実車は長期に渡って開発していたのに結局は失敗作となってしまったM247。
模型の方はチョンボもありましたが、なんとか日の目を見ることができました(笑)。
細部には甘い部分もありますが、何卒ご笑覧のほどよろしくお願いいたします。

 

 

▲▼対空自走砲はどうしても砲身を上方に向けたくなります。

 

▼B級SF映画に登場してきそうなスタイル。ドイツのゲパルト対空自走砲と比べると「垢抜けないなあ」と思えてしまいます。

 

▼最初は、試作車両として小綺麗に仕上げようと思っていたのに、結局チッピングやらなんやらで歴戦の車両っぽくなってしまいました。

 

▼車体は旧式のM48を流用したため、もし開発に成功したとしても運用上M1A1エイブラムスと随行するには困難が予想されていました。

▲▼砲塔を中心とした埃はスプレー技法で表現してみました。

完成写真は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

コメント (10)
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