Pz. Kpfw. VI Ausf.E Sd. Kfz.181
TIGER I Mid Production
3/s.SS-Pz.Abt.101, Amiens, France, May, 1944
SS第101重戦車大隊 第3中隊第3小隊1号車
1944年5月中旬 フランス アミアン東方 集団機動訓練時
資料:ティーガー中期型図面集 グランドパワー2014年1月号別冊 ガリレオ出版 50ページより
虎、集団機動訓練中
サイバーホビー1/35のティーガー I 型の中期型が完成しました。
ダークイエローをベースにダークグリーンとレッドブラウンの3色迷彩です。
チッピングはスポンジで行い、油彩のバーントアンバーを使いました。
今回は浅い傷はつけずに深い傷だけです(これを手抜きという)
履帯のウエザリングはクレオスのウエザリングカラーをベースにピグメントを使い、
ピグメントフィクサーを垂らしてピグメントを固定させました。
それではフランスで訓練中の虎をご笑覧くださいませ。
▼▲師団マークがマーキングされている部分は、実車はツィンメリットコーティングはされていません。
うっかり削り落とすのを忘れて、そのままデカールを貼ってしまいました。
▼今回は履帯のウエザリングには、ピグメントも使ってみました。
接地面のシルバーはタミヤエナメルのペイントマーカーX-11シルバーをドライブラシしています。
▼予備履帯も含めて金属部分の錆は、アクリルのVic Hobbyのラスト色3色をランダムに塗って表現しました。
ラスト(錆色)には何の塗料を使うか悩んでいましたが、Vic Hobbyのラスト色は使い易く、色もぴったりな感じがします。
▼前期型と異なり、中期型の1943年8月生産車からは、ファイフェルフィルターが廃止。
前期型に比べて車体後方は、かなりすっきりとした外観となりました。
▼コマンダーハッチは、何故か開かなくなったしまった。
前期型の問題の多かった車長用の筒型キューポラの対策として、1943年7月生産車からキューポラ内部にペリスコープを取り付けて、ハッチを旋回式に改めた鋳造製の新型キューポラの導入を開始しました。
その他、ベンチレーターの形状、取り付け位置も変更されています。
▼奥が前期型。手前が今回完成した中期型です。
▼最後に後面から。奥が前期型。手前が中期型です。
ドラゴンの後期型の在庫もあるのでいずれ作って並べたいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ドラゴンのティーガーⅠ中期型の完成おめでとうございます。
このキットは造形も詳しく良いキットですね。
迷彩も良い感じで仕上がっていて流石です。
今回もいっぱい参考になりました。
私のタミヤ製は暗い色調になってしまい反省しています。
何時か再挑戦するかも?
ピグメント等のマテリアルの適切な選択、自然な感じの傷跡など、見ていて飽きません。
TIGERⅠは大好きな車体なので、堪能させていただきました。ありがとうございました。
そして、写真の背景の感じが、いつもまたそのモデルにぴったりなんで、凄いなと思っています。
今回の作品は、特に汚れや痛み具合が秀逸だと感じました。
特に履帯の汚れ、錆、泥のようなものが詰まっている様子が、本物ですね。
いや~、ホントにすごいです。
いつもながら仕上げの素晴らしさに惚れ惚れします。
基本的な組み立てや塗装、塗分けレベルが高くてしっかりしている上に、ウェザリングなどの仕上げが本当に凄くて、まるで本物のように見えます。
履帯やラジエター周りの錆びなんか見とれてしまいます。
前期型と中期型を並べて撮って頂いたのも違いが良く判って勉強になります。
TIGER I 中期型 サイバーホビー版、完成おめでとうございます
AFV製作の教科書に相応しい素晴らしい仕上がりですね、本当にAM誌いらずです(笑)
MG別冊のパンツァーズ・イン・ノルマンディを何故か持っているのですが、
こっちには同部隊の321号車の写真が載っていました。
砲塔番号はツイメリットの上から塗っているので、同じ部隊でも色々有ったのですね。
hajime様の完成作品を拝見する度に、AFVの世界が手の届かない、ますます遠くに行ってしまう様な気がします
と言う訳で、当分はhajime様の作品を拝ませて頂くだけ、にさせて頂きますので(^^)。
ドラゴンはパーツ数が多いですが、完成するとやはりタミヤとは精密度の違いがわかります。
不要パーツがたくさん残ります。特にOVMはタミヤのキットに流用できそうです。
ウォッシングを考慮すると、少し明るめに塗装すれば暗い色調を防げると思います。
タイガー1型は何台あっても良い気(?)がするので、ぜひ量産してみていただければと思います。
いろいろとお褒めいただき、ありがとうございます。
これからも励んで模型を作っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
少しでも参考になれば嬉しいです。
前期型の足回りのウエザリングは確か、クレオスのウエザリングカラー主体でした。色数があって便利なマテリアルなのですが、今回は少しパンチが欲しくてピグメントを足しました(笑)。
前期型よりチッピングは、良く言えば控え目にしました。かえってそれが自然な感じになったようです。
前期型と変えたところを見ていただき、大変嬉しいです。
TIGER I は私も好きな戦車なので、今後も作ると思いますので、よろしくお願いいたします。