M42の続きです。
今回は足回りのウエザリングを行いました。
▼デカールの保護とこれから行うウエザリングのマテリアルが表面にスムーズに塗れるようサテンバーニッシュ(半ツヤ)でコートしておきます。
タミヤアクリルX-35セミグロスクリアーをアクリル溶剤で溶いてエアブラシしました。
▼足回りのウエザリングにかかります。
まずは泥の元を車体に付けていくことにします。
タミヤのウエザリングマスターでも良いのですが、より粒子の細かい方がやりやすいのでAKのドライマッドを使いました。
▼中身はこんな感じです。よく攪拌してから塗っていきます。
▼泥の溜まりそうなところへ重点的に塗っていきます。
自然な感じにするため、塗ったキワから水を湿らせた筆を使って伸ばしていきます。
アクリル系なので換装が速いですので、すぐに伸ばさないと面倒なことになってしまいます。
▼AKのDRY MUDは粒子が細かいので、より泥が付いているようにしたい部分にワイルダーのティクスチャーアースのレッドデザート(細)を付け足します。
▼こんな感じになりました。
この後にクレオスのウエザリングカラーを使って色付けするので、この段階でのマテリアルの色は気にすることはありません。
▼転輪類にも塗りつけました。
転輪ゴムにはみ出した部分は、水を湿らせた筆で素早く拭き取っておきます。
▼泥の色は気にすることはないと言いましたが、色は統一しておいた方が今後の作業はやりやすくなります。
なのでクレオスのウエザリングカラーを塗る前に、泥のベース色を塗装しておきました。
0.2mmエアブラシを使ってフワッとした感じに塗装しています。
▲▼デカールが思いっきりシルバリングを起こしていました😢
▼転輪類にも吹きました。
▼埃色はタミヤラッカーのバフとジャーマングレーを混ぜてエアブラシしました。
細吹きしたいのでリターダー入り溶剤を使っています。
今回はここまでです。次回はウエザリングカラーを使って泥色を付け、履帯はピグメントをベースにウエザリングしていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
自分なりのやり方ですが、ご参考になれば嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします😄
貴重な情報をありがとうございました<(_ _)>
ノウハウに加え商品情報も併せてご教示いただき、本当に参考になります。
頂いたリコメをしっかりコピーして、研究させて頂きますので、
お世話になりました。
確かに私も自衛隊車両=東映の怪獣映画とイメージしてしまう面があります。
1950年代生まれは、夢中になって観ていましたよね。
>足回りの汚し
お褒めいただき嬉しいです。
ただ足回りの汚しは塩梅が難しくて、私はやりすぎる傾向があります。
今回は転輪につけた泥が多すぎたかなと、少し不安になっています。
>塗料の混合率
クレオスの調色計量セットのスプーンを使っています。
1杯を10%換算にしていますので、80%と20%なら8杯と2杯。それでは量が多すぎる場合は4杯と1杯という感じです。
容量が小さいスプーンもあるので、若干足したい場合はそちらを使って調整しています。
溶剤の量もこのスプーンを使い、塗料と溶剤を50%:50%にしたい時は同数杯のシンナーを足してエアブラシで吹いています。
https://www.mr-hobby.com/ja/product3/category_5/170.html
AKのドライマッドは粒子が細かくて、タミヤのテクスチャーペイントよりとても塗りやすくて密着性も良いです。ただ細かすぎで泥の質感が弱い気がしたので、ワイルダーのテクスチャーアースを足しました。
クレオスのウエザリングペーストも良いですよね。国産の方が値段も安いし、在庫も安定しているのでよく使います。
今回は海外モデラーが使っていて良さそうだったので、購入していたのを使ってみました。
数種のピグメントをランダムに塗りつけてもOKですし、クレオスのウエザリングペースト、ウエザリングカラーでも表現できるし、ウエザリングはいろいろなマテリアルとやり方があって私も奥が深いと思います。
日の丸国旗の描かれた自衛隊AFVを見ると、
昭和の怪獣映画を連想してしまうのは、歳のせいでしょうか(笑)
hajime様十八番の足回り汚しは、いつ拝見しても素晴らしいですね
真似しようとしても到底無理なので、眼福気分を味わうだけで済ましています(^^;
最後の写真で、塗料の混合比率が書かれていましたが、
どのような道具を使われて、比率通りの分量を量っておられるのでしょうか?
宜しければ教えて頂けませんか、よろしくお願い致します。
AKのドライマッドというのは初めて知りましたが、クレオスのウェザリングペーストよりも土の粒感のある泥という感じでいい感じです。
ウェザリングは本当に奥が深いです。