10月8日は薬師寺・天武忌での呈茶のご奉仕でした。
始まる9時過ぎ、金堂と大講堂から若草山を望みますが、
晴れ間ですがやや霞んでおり、蒸し暑くなりそうな予感
・・・本当にそうなり、大変でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/5f/e11a993e78e2497abdc9c0646f9df61c_s.jpg)
西回廊での野点席への案内が、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/c0/7d206b7bed12111cfe66e7a863917bdd_s.jpg)
大講堂へ僧侶さんたちが向かわれ、
天武天皇のご遺徳を偲ぶ法要が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/97/e7c097360ea1419a7292fdef34d1445e_s.jpg)
午前10時半 金堂前にて十二神将練供養(ピントが
)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/eb/c882378fd8bf5ee9f298891212cb2ba6_s.jpg)
午後0時 大講堂前にて、恵那農業高等学校から次米献納、
そして次米お田植おどり・抜き穂おどりが披露されており
(飛鳥池遺跡から天武天皇に岐阜県の「恵奈(恵那)」から
米が献上されたことを記した木簡が出土したことから)
万燈会の準備ももうすでに終わっておりました。
18時から点燈され幽玄の世界が始まるのですね。
⇒
HPより
呈茶の席に、こんな短冊が掲げられておりました。
『秋風の吹上に立てる白菊は
花かあらぬか浪の寄するか』
古今和歌集272 菅原道真
詞書によると、この歌は菊合に添えられた歌で、
”秋風が吹いている和歌山の吹上の浜に立っている
菊の花は、風に揺れて花なのか違うのか。
はたまた、寄せ来る波なんだろうか。”と
この歌から『吹上』を思い描いた先人たちの感性は
素晴らしく、二つの事を忘れてはいけませんね。
一つは、唐物文琳茶入、銘『吹上』で、
小堀遠州の命名になり、中興名物、
仕覆はしじら間道、白極緞子でしたね。
松平不昧公そして五島美術館へと渡っております。
そして二つ目は、この菊の花「浜菊」で別名は吹上菊とされ、
一説にはこの歌が由来だそうで、茶花でよく使われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/2f/7fb5814f992d7b542b00aea6b928ec8c.jpg)
このお話を明日のお稽古に、そして主菓子は
ゆり根きんとんに安穏芋をそえてみました。
「浜菊」では?、昨日の朝は雨が止み急に肌寒くなり、
『秋風』と名付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/36/443d7ed4972517600f67aa4141608b79_s.jpg)
今朝も、自宅稽古日ですので、準備しなくては!
余談)
今朝、寒さで5時前に目覚め、何気なくラジオを聴くと、
ラジオ深夜便の最後の今日の誕生花の件が・・・
まあーなんと『浜菊』で友愛だそうです。
始まる9時過ぎ、金堂と大講堂から若草山を望みますが、
晴れ間ですがやや霞んでおり、蒸し暑くなりそうな予感
・・・本当にそうなり、大変でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/5f/e11a993e78e2497abdc9c0646f9df61c_s.jpg)
西回廊での野点席への案内が、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3d/c0/7d206b7bed12111cfe66e7a863917bdd_s.jpg)
大講堂へ僧侶さんたちが向かわれ、
天武天皇のご遺徳を偲ぶ法要が始まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/5c/fdd855f5bd0f2d3cb973ebd8adc38ded_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/97/e7c097360ea1419a7292fdef34d1445e_s.jpg)
午前10時半 金堂前にて十二神将練供養(ピントが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/eb/c882378fd8bf5ee9f298891212cb2ba6_s.jpg)
午後0時 大講堂前にて、恵那農業高等学校から次米献納、
そして次米お田植おどり・抜き穂おどりが披露されており
(飛鳥池遺跡から天武天皇に岐阜県の「恵奈(恵那)」から
米が献上されたことを記した木簡が出土したことから)
万燈会の準備ももうすでに終わっておりました。
18時から点燈され幽玄の世界が始まるのですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/33/97174210596e1b92be6b1fc8177cc6da_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/c0/fcb2317d6a5e3d0724757fc45dde63b4_s.jpg)
呈茶の席に、こんな短冊が掲げられておりました。
『秋風の吹上に立てる白菊は
花かあらぬか浪の寄するか』
古今和歌集272 菅原道真
詞書によると、この歌は菊合に添えられた歌で、
”秋風が吹いている和歌山の吹上の浜に立っている
菊の花は、風に揺れて花なのか違うのか。
はたまた、寄せ来る波なんだろうか。”と
この歌から『吹上』を思い描いた先人たちの感性は
素晴らしく、二つの事を忘れてはいけませんね。
一つは、唐物文琳茶入、銘『吹上』で、
小堀遠州の命名になり、中興名物、
仕覆はしじら間道、白極緞子でしたね。
松平不昧公そして五島美術館へと渡っております。
そして二つ目は、この菊の花「浜菊」で別名は吹上菊とされ、
一説にはこの歌が由来だそうで、茶花でよく使われます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/2f/7fb5814f992d7b542b00aea6b928ec8c.jpg)
このお話を明日のお稽古に、そして主菓子は
ゆり根きんとんに安穏芋をそえてみました。
「浜菊」では?、昨日の朝は雨が止み急に肌寒くなり、
『秋風』と名付けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/df/a38471242d505fc6c8ac66b6146dfe84_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/36/443d7ed4972517600f67aa4141608b79_s.jpg)
今朝も、自宅稽古日ですので、準備しなくては!
余談)
今朝、寒さで5時前に目覚め、何気なくラジオを聴くと、
ラジオ深夜便の最後の今日の誕生花の件が・・・
まあーなんと『浜菊』で友愛だそうです。