気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

「田虫葉」の赤い実で

2016-10-19 17:05:43 | 季節の花々
嬉しいことに、不明だった草木の名前が判明しました。
16日の日曜日、出稽古の日ですが、もう少し寝させてと
6時35分からのNHK俳句を何気に見ておりますと、
鋭い批評で有名な選者の夏井いつきさんとゲストの紹介に。
愛媛県西条市?の自然観察ガイドの山本貴仁さんで、
机の上に、不格好な赤い実が置かれておりました。何?
お題「黄葉」と「黄落」にちなみ、黄葉のベストはカツラ、
黄落はコシアブラとお話の後、その実を手に取られ鼻まで。
赤い実を嗅ぎながら、さわやかな匂いがします、
早春にコブシによく似た花で「タムシバ」とのこと。
この赤い実の樹を公園で見たことがあり、
なんだろうとずっと思っておりましたが。 
1月19日撮影
  
3月下旬(早春に撮った写真があったはずなのですが・・・)
 ネットより借用
(8月に赤く色づいた鞘の写真もあったはずなのですが・・・)
10月18日撮影
 
この日、散歩の途中に立ちより、
本当に爽やかな香りが、葉からも醸し出しておりました。
秋風に香る赤き実は田虫葉よ
              愚句
玄関にも置かせていただきましょうか?

なお当初”たましば”と聞こえており、あわててパソコンを
立ち上げ、調べますが・・・ありません
”こぶしに似た花 赤い実”で検索
タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)は
 モクレン科モクレン属の落葉小高木。別名「ニオイコブシ」 
 花には芳香があり、早春に白い6弁花を葉に先立って咲く。
 他に「カムシバ」の別名をもち、「噛む柴」で、葉を噛むと
 キシリトールのような甘味がするためで、これが転じて
 「タムシバ」となったといわれる。