気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

御蓋山と若草山

2016-10-25 17:29:19 | 散策
鳥取中部の地震というと、まだ余震が続き、
「ナマズ」さんが一日でも早く大人しくなりますように。
今朝は秋らしい寒さに、でも空からは雨が
と思えば、晴れ間から陽の光が差し込んでおり、
変な天気の中を、先生宅へ11月の茶会に向け、
お道具などの最終の打ち合わせに伺っておりました。
なんとか、ここまでこぎつけることが出来ました。
後は、自己練習だけですね。

10/25
自宅からも見える若草山なのですが、
奈良に来るまで、三笠山=若草山(342m)と思っており、
混同されることがよくあるそうですね。
  
              若草山

先日、「一話完結!西山厚が読む春日権現験記」外伝
二年間で10回目の最終講座のなかで、西山先生が
)”御蓋山に出る月は日本一、いや世界一の月なんです”
と誉めたたえ終わられました。
エッーそうなんだと思いながら帰宅しましたが、
そういえば阿倍仲麻呂、古今和歌集、巻九に
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも
という有名な歌がありましたね。         
でも調べてみますと、三笠の山は諸説あるそうで、
奈良とは断定されておりません。

写真の中からどういう風に見えるのでしょうか。
飛火野
春日連峰(東の花山は498m)の前に御蓋山(283m)
写真の真ん中の三角山で、飛火野から見られる構図です。

春日の園地より
春日の園地の秋の風景も見てください
  11/24

平城京跡からはどう見えるのでしょう。

結果として、奈良の御蓋山の月は平成の時代、
飛火野から観るのが良いのでは想われませんか?